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ガラパリは年間自然放射線が平均10ミリシーベルト
あるそうですが、ここにずっと住んでいる住民は、ヨウ素、セシウム、ストロンチウムなどの「放射性物質」を取り込んで「体内被曝」しているのですか?それとも体内被曝はほとんどないのですか?
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読み返してみたら結構書き間違いしてますので、書き直しておきますわ。 チトうるさい感じの書き間違いなので。 -------------- ガラパリその他、自然放射線量が比較的高い場所が世界には各所ありますが、その原因はその地の土壌中に含まれる自然放射性物質(主としてトリウム)の為ですね。 このトリウムは、 1.土壌中(砂や岩石の中)に土壌成分として含まれている。 2.水に溶けにくい。 一方、原発から出て来た人工放射性物質、例えばヨウ素・セシウム・ストロンチウムは、 1.地面(その他環境全般)の上に乗ってる。付着している。(ただし時間が経ったり耕作によって土壌深部に移動していきます) 2.水に溶けやすい。 3.環境内に均一に分布している訳ではなく、場合によっては著しい偏在性がある。 よって自然放射性物質であるトリウムは体内への取り込み量が比較的少なくなるが、人工放射性物質であるヨウ素・セシウム・ストロンチウムは体内に取り込みやすい。 それらの人工放射性物質は原発や核爆発によって発生し、それがチリやガスになって大気中に飛散し、広範囲に拡散して大地の上に降り積もります。 よってそれらの人工放射性物質は、大地(その他、環境一般)の上に乗っています。こびり付かないうちは風が吹けば舞い上がり、指で擦れば指に付きます。 なので体内被曝しやすいです。 しかも水に溶けやすいため、作物が根から吸収しやすく、それを食べれば体内被曝します。 また、水に溶ける為に水の移動に乗って広範囲に広がります。 その上、人工放射性物質は「偏在性が高い」為、用心しないと著しい被曝が発生する場合もあります。 更にトリウムの半減期は140億年ほどですので物質量あたりの放射能量が小さい。 半減期8日~30年程度の人工放射性物質に比較すれば、トリウムは同じ量を人体内に摂取しても受ける放射能量は少ない。(被曝量はまた少し別の話に成りますが) という訳で、ガラパリ等で人は環境内のトリウム及びそれから発生する自然放射性物質を体内に取り入れ、体内被曝を起こしていますが、日本の原発事故による人工放射能の体内被曝の状況よりはよほど良い条件下で生活が営まれている… と言えると思いますよ。 ただし現地が資源採掘の対象に成っていれば、粉塵の吸入によって著しい健康被害が発生しますね。(← 中国の採掘現場) α線を出しますし。
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- yespanyong
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ウランやトリウムが産出される場所は、それらの核崩壊生成物であるラジウムやラドンなども検出される傾向にあります。そして、ウラン、トリウムだけでなくラジウムやラドンにも放射性があります。 これらの放射性元素の中でラドンは常温で気体なので、生成すれば岩石中に閉じ込められない限り大気中に放出されることになります。ラドンによる内部被曝が起こっている可能性は大いに考えられると思います。 なお、ラドンという物質そのものはわりとあちこちで発生しており、ラドン温泉などむしろそれがセールスポイントになっているところもあります。
- ww8
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ガラパリその他、自然放射線量が比較的高い場所が世界には各所ありますが、その原因はその地の土壌中に含まれる自然放射性物質(主としてトリウム)の為ですね。 このトリウムは、 1.土壌中(砂や岩石の中)に土壌成分として含まれている。 2.水に溶けにくい。 一方、原発から出て来た人口放射性物質、例えばヨウ素・セシウム・ストロンチウムは、 1.地面(その他環境全般)の上に乗ってる。付着している。(ただし時間が経ったり耕作によって土壌深部に移動していきます) 2.水に溶けやすい。 3.環境内に均一に分布している訳ではなく、場合によっては著しい偏在性がある。 よって自然放射性物質であるトリウムは体内への取り込み量が比較的少なくなるが、人口放射性物質であるヨウ素・セシウム・ストロンチウムは体内に取り込みやすい。 それらの人口放射性物質は原発や核爆発によって発生し、それがチリやガスになって大気中に飛散し、広範囲に拡散して大地の上に降り積もります。 よってそれらの人口放射性物質は、大地(その他、環境一般)の上に乗っています。こびり付かないうちは風が吹けば舞い上がり、指で擦れば指に付きます。 なので体内被曝しやすいです。 しかも水に溶けやすいため、作物が根から吸収しやすく、それを食べれば体内被曝します。 また、水に溶ける為に水の移動に乗って広範囲に広がります。 その上、人口補者性物質は「偏在性が高い」為、用心しないと著しい被曝が発生する場合もあります。 更にトリウムの半減期は150億年ほどですので重量あたりの放射能量が小さい。 なので半減期8日~30年程度の人口放射性物質に比較すれば、同じ量を人体内に摂取しても受ける放射能量は少ない。(被曝量はまた少し別の話に成りますが) という訳で、ガラパリ等で人は環境内のトリウム及びそれから発生する自然放射性物質を体内に取り入れ、体内被曝を起こしていますが、日本の原発事故による人口放射能の体内被曝の状況よりはよほど良い条件下で生活が営まれている… と言えると思いますよ。
- 4490180
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ネットで調べてみました。ブラジルのガラバリには、モナザイト鉱山があり、天然のトリウムやウランにより被曝してしまうようです。ヨウ素、セシウム、ストロンチウムは関係ないでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%82%BA%E7%9F%B3 http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-02-07-03 ガラパリでの一年間の自然放射線量は癌の発生率を0.05%上げる量に相当するようです。 http://web.me.com/emiyoshi3/JSA_Fukuoka/Nuclear/entries/2011/4/17_symposium4_17_files/honjoppt.pdf (10,被曝線量と障害)