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台風のニュースを見ていて思ったことですが
アナウンサーは、「最大瞬間風速」と言っていますが、「瞬間最大風速」と言ってはだめなのですか? また、「住民の男性が流された」も「男性の住民が流された」でも良いような気がしますがどうなのでしょうか?
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> アナウンサーは、「最大瞬間風速」と言っていますが、「瞬間最大風速」と言ってはだめなのですか? 気象用語として最大瞬間風速しかないってのもありますが、意味的に言うと 最大瞬間風速:ある特定の瞬間瞬間の風の強さで、最大の値→つまり風の強さ 瞬間最大風速:最大の風速を記録した瞬間→つまり時間 と求めるもの自体が異なってきます。 大抵の場合いつ最大風速だったかより、どのくらいの風だったのかが問われますので、最大瞬間風速を使うのだと思われます。 その意味で瞬間最大風速に置き換えるのは適切ではないです。 >「住民の男性が流された」も「男性の住民が流された」でも良いような気がしますがどうなのでしょうか? こちらは同じ意味ですのでどちらでもかまいません。
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- hakobulu
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>「瞬間最大風速」と言ってはだめなのですか? : 文法的には問題無いと思います。 ただ、気象庁による「最大風速」「瞬間風速」の定義から考えると、この表現は適切とは言えなくなります。 以下、ウィキの解説を元にして述べます。 地上約10メートルの高さにおける10分間の風速の平均を「平均風速」と言うようです。 平均風速の最大値が「最大風速」。 一方、0.25秒ごとに更新される3秒(12サンプル)平均を「瞬間風速」と呼ぶらしい。 瞬間風速の最大値が「最大瞬間風速」。 本当に一瞬の風速を計測しているのであれば、「瞬間最大風速」と表現することもできると思いますが、このような計測方法による用語の定義をしているため、「瞬間最大風速」は誤用となるようです。 >また、「住民の男性が流された」も「男性の住民が流された」でも良いような気がしますがどうなのでしょうか? : 「男性の住民が流された」の場合、連体修飾語としての「の」です。 単なる住民ではなく男性の住民、といったニュアンスになってしまうため不自然な印象を与えるでしょう。 一方、 「住民の男性が流された」の場合は、同格の「の」です。 住民であって男性が~、というニュアンス。 情報の羅列にすぎないので、特に男性であることに拘っていません。 そのため自然な印象を与えます。
- cxe28284
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瞬間風速とは非常に短い時間に空気が動いた距離をその時間で割った値。 と辞書に載っていましたので、気象用語として専門に使わていると思います。 最大瞬間風速が正しいと思います。 瞬間最大風速は気象用語としては成り立たないと思います。 助詞がの前にくる言葉は強調ですので、住民の男性が流されたの方が自然だと思います。 住民の一人である男性が流された。 男性の住民と云うと住民のうち特に男性が流された様で不自然です。 高齢者の住民がと云うなら住民のうち特に逃げ足の遅い高齢者がと高齢者を強調しているので、 不自然ではないと思います。
「最大」も、「瞬間」も「風速」に掛かる形容詞の役目になっているので、「最大瞬間風速」でも「瞬間最大風速」でも(意味は大同小異で)“可”、が私の個人的な感想です。 【余談】 「防風林」って知ってますか?「風害を防止するために設けた林」のことです。 「風防林」てな言葉はありません。でも、 「防砂林」も「砂防林」も存在します。変だとは思いませんか?