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芥川龍之介の作品「河童」についての質問です。
芥川龍之介の作品「河童」についての質問です。 十六章に「僕はこの答を聞いた時になぜか身の毛がよだちました。」 という文がありますが、 何故身の毛がよだつのか分かりません。 理由を教えてください。 よろしくお願いします。
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- dddmmgrru
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この個所のやりとりは 「…どうか僕にこの国から出て行かれる路を教へて下さい。」 「出て行かれる路は一つしかない。」 「と云ふのは?」 「それはお前さんのここへ来た路だ。」 とあり、次にご質問の主人公の述懐になります。 このあとには「なぜか身の毛がよだ」ったかの記述がありませんから、ご質問にお応えするには推測か作品全体の丁寧な読み取りしかありません。 手掛かりとして、一の最後に、主人公が河童の国に来る時の描写があります。少し引用します。 「…。するとそこに僕の知らない穴でもあいてゐたのでせう。(略)…、忽ち深い闇の中へ逆さまに転げ落ちました。(略)…。それから、ーーそれから先のことは覚えてゐません。僕は唯目の前に稲妻に似たものを感じたぎり、いつのまにか正気を失ってゐました。」 人間の恐怖心は根源的な感情の一つです。意識の表面には出なくても、「恐怖体験」はこころの奥底にあるのではないでしょうか。河童の気にへ来る時の「暗い闇の中へ逆さまに転げ落ち」た体験は強い衝撃となって心に強い印象を与えたのでしょう。 だから、帰り道がその「ここへ来たのと同じ路」を辿るしかないと教えられたとき、あのときの恐怖体験が蘇ってきて、思わず「なぜか身の毛がよだ」ったと解釈することができるのではないでしょうか。 この程度の理由しか思いつきませんでした。ご参考になればいいのですが、トンチンカンな回答であればお許しください。
何だか試験の問題か、課題見たいな質問ですね。 教科書に掲載されているのなら、授業で質問され、且つ解説がなされるでしょう。 教科書にも読書感想文にも関係無いのなら、国語の先生だけでなく、他の先生でも友人知人、家族に聞いてみても、すぐに「こういう事だから、身の毛がよだつんじゃないのかな」と教えてくれるでしょう。 因みに、「身の毛がよだつ」とはどういう意味か、お分かりですか。 「恐ろしさの為に、全身の毛が逆立つ」という意味で、何かをひどく恐ろしく思ったり、大変恐ろしい目に遭ったりした時に、用いられるのです。
お礼
丁寧に回答していただき、ありがとうございます。 家族には聞いてみたのですが、「ちょっとよくわからないなー」 と言われてしまいました。 やはり新学期が始まってから先生に聞いてみることにします。 ありがとうございました。