- ベストアンサー
15m2以下の物件に未来は無いのでしょうか?
不動産関連の本によく載っている 『部屋面積が15m2以下の物件には未来は無い』 ということについてどう思われますか? 地方や都内、駅距離によっても考え方はわかれるかと思うのですが、 よろしければ御意見お聞かせ下さい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
元業者営業です 『部屋面積が15m2以下の物件には未来は無い』 まぁ、「当たらずも遠からず」という感じでしょうか。私の感覚では。 15m2以下の物件という事はワンルームマンションかアパートですよね?つまり「賃貸用物件」。 あくまで東京都での話ですが、現在殆どの区・市では15m2物件の建築はできません。 地域協定や、条例で「最低でも20m2前後」とかでないと建築許可がおりないんです。 この時点で既に「未来は無い」ですよね?新たに建築出来ないんですから。 でも、実際は15m2以下の物件は都内近郊だけでも何千、何万戸と存在しています。 つまり「既存物件」として。 これらの「既存物件」は今でも立派に収益を上げています。 むしろ収益性で言えば新築の20m2以上の物件より高収益です。 15m2以下の物件は、その多くが十数年~の築年ですから買う時は数百万円。 それでいて家賃は都内23区であれば5万円~7万円といったところでしょうか。 すると利回りは実質で8%~10%前後の利回りになります。 これだけでも不動産以外の多くの金融商品に比べて抜群の利回りです。 当然、リスクはあります。 空室になれば収入ゼロですし、不良入居者による様々なトラブル等。 でも、金融商品にリスクは付き物。リスクゼロの金融商品なんて存在しません。 それに不動産は「必ず」値が付きます。ましてや築十数年~の物件ならほぼ「底値」ですから、売る時も大幅な価格の下落はありません。(事件・事故があれば別) これらの事を総合して私が思うに 「輝ける未来は期待できないが、当面は金融商品として十分価値はある」と思っています。 おそらく今後十数年~二十年くらいは。 それ以降になるとさすがに厳しいと思います。既存物件は軒並み築三十年~になりますし、ライバル?の多くが20m2以上の物件になりますから。 それにメインのお客様(学生、単身者)は少子化でどんどん減って行きますからね。 そのあたりを慎重に精査する必要はあるでしょう。
お礼
ご意見下さりありがとうございました。 そうなんですか、最近の区市では15m2の新築はは認められていないとは、 不勉強でした。ありがとうございました。 確かに未来はおっしゃる通りですね。 慎重な思考の元方向を決めねばなりません。 ありがとうございました。 追伸 この質問はアパート・マンションについてのことです。 申し遅れました。