ANo.1のコメントについてです。
> p(Ai ∩ BjCk)
∩と積の表記を使い分けていらっしゃるけれども、p(Ai ∩ BjCk)ってのは「AiとBjCkが同時に生じる確率」という意味であり、それは「AiとBjとCkが同時に生じる確率」と同じ事、すなわち普通の書き方をすればp(Ai, Bj, Ck)のことでしょう。
p(Ai, Bj, Ck) = p(Ai | Bj, Ck) p(Bj, Ck) = p(Bj | Ck, Ai) p(Ck, Ai) = p(Ck | Ai, Bj) p(Ai, Bj)
= p(Ai, Bj | Ck) p(Ck) = p(Bj, Ck | Ai) p(Ai) = p(Ck, Ai | Bj) p(Bj)
何も難しいことはないんじゃ?
> p(Ai),p(Bj),p(Ck)とそれぞれの生起確率で上記の2つの値を算出できるのでしょうか?
2つ以上の系の結合エントロピーを考えているからには、系同士が独立ではないと仮定している。つまり、p(Ai),p(Bj),p(Ck)だけでは算出できないからこそ、結合エントロピーを求めているんじゃありませんかね。
> p(AilBjCk)
> p(BjCk)
> の値がでてきません。
> それともBiCkをひとつの事象系としてp(BiCk)を与えてあげないといけないのでしょうか?
ご質問で「解法」と仰ってるのが引っ掛かってました。えーとですね、p(Bj, Ck)を使って書くか、p(Bj | Ck)を使って書くか、p(Ai, Bj, Ck)を使って書くか…は、目的によります。「値がでてきません」という話じゃなくて、「どういうデータを持っていて、それを使って何をしたいか」に合わせて式を作るんです。
たとえば、H(A,B)を計算したい場合、H(A)とH(B|A)が幾らなのか分からないのなら
H(A,B) = H(A)+H(B|A)
という公式を知っていても意味ないですよね。その際に、もしp(Ai, Bj)が全部分かっているなら、単に
H(A,B) = -∑∑p(Ai, Bj) log(p(Ai, Bj))
を計算すりゃよくて、H(A)やH(B|A)なんざどうでも良いわけです。
という風に、どういう式を構成するかは、その目的によるのです。
で、ご質問の場合には、「H(A,B,C)やH(A,B|C)やH(A)その他いろいろ…の間に成り立つ様々な関係式を得たい」という漠然とした目的であろうかと思われますので、ならば様々な関係式を導いてみるとよろしいかと思います。
お礼
長文ありがとうございます。お手数かけます。 > 2つ以上の系の結合エントロピーを考えているからには、系同士が独立ではないと仮定している。つまり、p(Ai),p(Bj),p(Ck)だけでは算出できないからこそ、結合エントロピーを求めているんじゃありませんかね。 すいません、書き忘れてました。その3つだけでなくp(Ai|Bj),p(Ai|Ck),...と条件付確率も含めてです。 ほぼ独学なので、参考書の公式だよりに式を導いてるつもりなんですが、3つ以上の事象系での生起確率を導き出したことがありません。ですので p(Ai,Bj,Ck)=p(Ai | Bj, Ck) p(Bj, Ck) =・・・・ を知りませんでした。 >ご質問の場合には、「H(A,B,C)やH(A,B|C)やH(A)その他いろいろ…の間に成り立つ様々な関係式を得たい」という漠然とした目的であろうかと思われますので、ならば様々な関係式を導いてみるとよろしいかと思います。 漠然とした内容で申し訳ないです。文章を書くのが苦手なうえ、相手に物事を伝えるのが苦手でして。 ずばりいうと、求めたいのはp(Ai,Bj,Ck)です。 そして、書いてて気づいたのですが、書いていただいた p(Ai,Bj,Ck)=p(Ai | Bj, Ck) p(Bj, Ck)=・・・ が私のほしい式でした。 あとは自力で導いて見ます。ありがとうございました。