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コード進行

コード理論初心者です。 ある曲で VIIm7-5 → III7 という流れが出てきたのですが、 この2つはどういう関係にあるのでしょうか、詳しい方教えてください。

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noname#233059
noname#233059
回答No.4

構成音を書き出すと、 VIIm7(-5): VII、II、IV、VI III7: III、#V、VII、II となるはずです。 VIIm7(-5)は、V9からV音を抜いたコードであり、 Iに解決したくなる不安定なVIIと、IIIに解決したくなる不安定なIVを含んでいますから、 ドミナントと解釈することができ、 一般には、V7の代理コードと言われます。 つぎに、III7ですが、一言で言うと、平行調である短調におけるドミナントですね。 もしかすると転調前のドミナントモーションなのかもしれません。転調したい調のドミナントを先取すれば、スムーズな転調が可能です。 あるいは、臨時転調なだけか。 Vが半音上がっているのは、対象となる短調が、自然短音階ではないからです。 それで両者の関係ですが、 VIIからIIIは4度なので、いわゆるツーファイブと同じ流れです。 ツーファイブは通常はサブドミナントからドミナントに移るコード進行なのですが、 III7は転調後のドミナントなので、転調後のキーの関係では、VII音をルートにするコードを前に置くことで、 ドミナントへの4度上行になります。 しかも、VIIm7(-5)はドミナント、つまり、きわめて不安定なコードなので、たいがいのコードには進行可能であるという性質をもっています。 またもしも、III7ではなくIIIm7だったら、I9からIを抜いたトニック代理だと一般的に理解されていますから、ドミナントからトニックへの解決になっていたはずです。 ですから、前のコードと、後ろのIII7をつなぐのに使いやすいわけです。 ところが、IIIm7ではなくて、III7に進行するという、裏切りをやるわけです(笑)。 V音だけ半音上がっているので、自然なようで少し違う。 そんなわけですからもしかすると、 ツーファイブ→転調というコード進行なのかもしれません。

その他の回答 (3)

  • trgovec
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回答No.3

ハ長調なら Bm7-5 - E7 という流れでしょうか。 これはイ短調なら IIm7-5 - V7(II - V ツーファイブの一種?)ですから平行調への(一時的な)転調への足がかりと考えられます。 ドッペルドミナントとなる B7 - E7 に比べると B7 - E7 : A → G#, D# → E という解決、F# → G# という旋律的短音階の流れがある Bm7-5 - E7 : D# → E, F# → G# はないが F → E がある 進む感じは弱いですが D#, F# という変化音を含まないためやわらかく感じられ、メロディが作りやすい(乗りやすい)特徴があります。 同じ進行はト長調・ホ短調でも ~ G - Bm7-5(onF) - E7 - Am ~(ベース音を順に下ろすため on が付くことが多い) Am への一時的転調の足がかりとして使われるなど(IIIm7-5 - VI7, Vm7-5 - I7)定番となっています。

  • cruelman
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回答No.2

No.1 です。 IIm7 と書きましたが、正確にはIIm と書くべきでした。訂正します。

akiyama7
質問者

補足

回答ありがとうございます。 VIIはVの代理だと思っていましたが、IIの代理にもなるということですね?

  • cruelman
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回答No.1

VIIm7-5 はIIm7 の代理コードと考えられます。 平行調へ一時的に転調していてサブドミナント → ドミナント と進行している、と理解することが 可能でしょう。 他の解釈もありかも知れませんが、この進行だけを見てすぐに思いつくのは上記の通りです。

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