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なぜ外車は本国より高く売られている?

日本で売られている外国メーカーの車って本国より値段が高いですよね? ちょっと調べましたが、ベンツにしてもBMWにしても本国よりも数十万~百万円台も割高になっているようです。 船で日本に運んでくるにしてもこの差額はちょっと有り得ない気がするのですが、どこにこれだけの差額が出る原因があるのでしょうか?

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noname#12265
noname#12265
回答No.6

 クルマの設計屋です。 1.ザッと考えますと、台数の問題が大きいです。  右ハンドル仕様の仕向地は、世界的に見ますと非常に局地的です。更に日本では他国とは微妙に違う独特の保安基準があり、一方排ガス基準はEU規格とは全く違う、北米基準に近いところにあります。  斯様に日本向けは非常にレアな仕様となってしまっており、当然相対的に少量生産となって量産効果があまり見込めないので、車両本体価格を現地価格と比較する事自体にムリがあります。(尚、日本車の輸出用は、北米用とその他の一般輸出用の2種類だけで世界中のかなりの範囲をカバー出来るので、比較的安く仕立てられます。) 2.車両本体価格は、過去の販売実績と市場調査から慎重に決定されます。  元々販売台数が少ない輸入車では、いくら安く出来る余地があっても、アッサリ値下げするワケにはいきません。(安くしたらその分台数が出る、かどうかは予測出来ないので、そんな冒険は輸入車ディーラの規模ではなかなか出来ません。) 3.輸送コストも、日本のメーカが輸出するより高いでしょう。メルセデスやBMWは元々生産台数がそれほど多い会社では無く、海外への輸送コストも日本のメーカよりかなり高額になっていると予想されます。(例えばニッサンさんなどは世界中にクルマを売っているので、相当な規模の海上輸送手段をグループ企業内で保有しています。)

tricorn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 かなり詳しく分かりやすい説明をどうも。 他の方の回答などと合わせると、やはり1の理由が一番大きいようですね。 そうなってくると、世界中で自動車のルールが同じだったら日本でも世界の魅力的な車にリーズナブルな価格で乗れるのになぁと思います。

その他の回答 (7)

  • adjective
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回答No.8

まず、日本仕様である。これは右ハンドルやスピードメーターのkm/h表示、日本の保安基準に合わせるためにいろいろ変えてある。 高温多湿な気候にあわせて、ラジエターやエアコン容量の 大きな物に変えてあったりします。 オプション品も日本人向けによくゆうフル装備です。 海外の同じ仕様、同じオプション品なら価格差はもっと減るとおもいます。 排ガス検査は、初めの1台がかかるけどある程度の台数なら費用を割れるのでそんなに上がりません。 輸出船ですが専用チャーター便ではないです。日本車の輸出船の帰りの便に外車が乗ってきます。なので愛知県の豊橋市が陸あげNO.1です。台数が少ないのでも割高でしょうね。 値段がプラスになる理由の一番は、外車ディーラーの運営資金を稼ぐからでしょ。 正規ディーラーは補修パーツをたくさん抱えておかなければなりません。すぐに部品が入らないと、お客さん怒りますからね~。 そのぶん価格が上乗せされている事実はあると思います。 価格差が少ない車はそんなところでしょ。 ベンツやBMWはもともと値段が高めな戦略なんでしょう。昔に比べれば安くなった気はします。

tricorn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 となると日本仕様に仕立てるためというのに、パーツを日本国内に確保しておくためとかいった要素が加わっているということですね。 しかし、ベンツやBMWってやはりブランド料が入ってるんでしょうね。

回答No.7

BMWに限って言えば、日本では標準装備になっているのに、本国(ドイツ)ではオプションであるパワステ、エアコン、後部座席のパワーウィンドウなどが付いていないため、日本での価格が高いそうです。それに、輸送費も加われば、高くなるでしょうね。他に、為替の影響で価格が高くなったり、逆に安くなることもあるようです。蛇足ですが、スカイラインGT-Rは、排気ガスの問題で、輸出された国によっては、1000万円を超える国があるようです。

tricorn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはり、一番大きいのは日本仕様に仕立てるためのようですね。 しかし、GT-Rが1000万円超ですか。 逆にGT-Rなんて性能の割には値段が安いのが売りだと思うのでそこまで高くなっちゃうとちょっとって感じですね。

  • plussun
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回答No.5

以前テレビで見た事を書きますが。 外国の安全保安基準よりある意味日本の安全保安基準の方が厳しいため、輸入車は改造しないと公道を走れないそうです。例えば日本ではドアミラーが前方向に倒れなくては駄目だとか、ウインカーが前後以外にサイドにも必要な場合があるとか。 その番組では外車を日本のレギュレーションに合うように改造する費用が平均20万円位はかかると言ってました。 ですからそういう費用が輸入車の値段を高くしているのではないでしょうか。

tricorn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ある意味日本のほうが厳しいということは、本質的な所では甘いのに訳の分からない所が厳しいということですかね。 なんか日本ってそんなイメージですが(笑) となると、やっぱり日本仕様に仕立てるのが高コストということみたいですね。

回答No.4

今はガット貿易協定?とかで自動車関税は¥0になっています。 その本国との差額ですが多分仕向け地、つまり輸出先の仕様に合わせる為と船賃だと思います。 細かいことを言いますと気候の関係でパッキンゴム一本でも違いますから・・・・・

tricorn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはり、湿気の多い日本に合わせた仕様にするのに結構コストが掛かるんですかね。 しかし、パッキン1本でも違うとは驚きです。 なんとなく結論は日本仕様に仕立てるためのコストということみたいですね。

  • tds2a
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回答No.3

市場経済の日本、買う人がいる価格の設定です。 何処の国の人も外国製に興味があります。 現実的の日本人の外車は実用よりステータスで持っている人が多いと思います。 性能的に国産より高レベル車は、それほど多くは利用されていないようです。

tricorn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 つまり本国より高い分はすべて利益であると。 確かにVW、メルセデス、BMWなら売れているので殿様商売ということで説明がつきそうですね。(個人的には何らかのコストが掛かっているので値上がりしているんだと踏んでいますが) ただ売れてないメーカーって価格で攻めたりしないんですかね。 わざわざ日本に進出してきてるのに。

  • coba999
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回答No.2

輸入される商品には関税がかかってます。 また、日本の排出ガス規制に適合しているかどうかを調べる「ガス検」を受けますので、その受検費用、 日本の保安基準に適合させるためのパーツ代、 国内で販売するための人件費など。 輸送費も合わせると100万近くなりますね。

tricorn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確か日本に自動車関税は無いですよね。 人件費も日本でしか掛からないコストではないですし。 でも受験というのは知りませんでした。 どうやら20台につき1台受験しなければならないようですね。 しかしそれでも1台あたり3万円程度にしかならないみたいです。 あと輸送費は#1さんのところで答えた通りですし、となるとパーツ代というのが高いんですかね。 確かにこれはパーツを変える(場合によっては日本向けのためだけに新たに作るかもしれない)わけでかなりコスト掛かりそうですね。

noname#10263
noname#10263
回答No.1

運送費もありますが、整備などのメンテナンスのせいもあると思います。 運送費は数十万円はかかると思いますが?

tricorn
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに数週間も船の上に乗っていたんですからメンテナンスもするでしょうけど、それにしたってそんなたいそうな額にはならない気がするんですよね。 輸送費だってせいぜい10万円台だと思いますよ。 個人で地球の裏側まで輸送しても20万円前後のようなので。

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