「メルトダウン」の責任

質問

あえて、お尋ねします。　「メルトダウン」は、誰の責任なんですか?　この際、責任の所在を明らかにしてください。
　(　日本は、地震多発国です。それを前提にして、原発は建設されたはずです。どうか、地震の所為にはしないで下さい。)

回答No.1

mekuriya

東電の責任です。外部電源が機能不全になれば、何もなくても冷却が不可能になってメルトダウンに至ることは常識でした。東電は何年も前からその危険性を指摘されていたにもかかわらず、わずかな費用を惜しんで何も処置を講じなかった。外部の指摘に耳を貸さずに外部電源を喪失してしまった。馬を川に連れて行くことはできても馬に水を飲ませることはできなかった。すべての責任は東電の馬鹿経営者にあるのです。東電は事故後、手持ちの全ての電源車を現地に集結させたが、一台も使い物にならなかった。その原因は明らかにされていませんが、東電は事前に非常時のテストも訓練も何もしていなかったことは明白です。それも東電の馬鹿経営者の責任です。また東電は事故後にポンプ車を発注しました。これはどういうことかというと火事になってから消火器を購入するぐらい馬鹿な話です。事故後に買う金があるなら事故前にも買えたはずです。要は東電は事故前に何もしていないのです。東電がしたことは心配ないと強弁していただけです。いうだけなら只ですから。では東電の責任を追及する責任は誰にあるのでしょうか。それは東電を監督する経済産業省ではないのでしょうか。経済産業省は電力行政を管轄しています。反原発派は、国民の意識を原発に向けさせるために、意図的に東電の不作為犯罪を追及しようとはしません。しかし、事故の本質は原発そのものではない。東電の不作為犯罪が外部電源の喪失という、あってはならない事態を招いた原因なのです。外部電源そのものは原子力技術とは関係ありません。原子力発電所は原子力発電に依存しない、別ルートの電力供給を必要とします。原子力発電所の運転を停止させても、冷却を続ける必要があるからです。これは専門家でなくても理解できる話だろうと思います。

お礼

ご回答感謝します。