- 締切済み
向精神薬の等価換算
ソラナックス減薬のため長時間タイプのセルシンへの置き換えを検討しておりますが等価換算について日本と欧米ではあまりにも大きな開きがあるようでどちらが正しいのかを教えてください。 欧米の換算 グリーンフォレストの「ベンゾジアゼピン・抗鬱剤等価換算表」によりますと 2007年4月版の値として ザナックス(ソラナックス)0.5mgはセルシン10mgと 等価であると記述されており20倍の力価となります。 日本の換算 慶応大学の研究班が1999年に発表した抗不安薬・睡眠薬の等価換算表によりますと ソラナックス 0.8mgがセルシン5mgと等価であるとのことでしてこの場合は6.25倍の力価になります。 (グリーンフォレストのHPにも日本の値としてこの値が表示されています) 欧米と日本の違いのようなのですが一体どうしてこのような差が出てくるのでしょうか? 置き換えをする場合の錠剤の量が全く異なるのでどちらを信じて良いのか分からず困っております。 よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- pharmacy77
- ベストアンサー率65% (189/290)
欧米人(白色人種)と日本人(黄色人種)では、体格や薬物に対する感受性がまるで異なります。よって、海外の研究チームと本邦の研究チームがそれぞれ提示したデータは全く違っていても不思議ではありません。貴方は日本人ですから、当然日本の研究データに従うべきです。 但し、ベンゾジアゼピン系に限った話ではありませんが、等価換算はあくまで目安と捉えるべきです。薬学は数学とは違うのですから、計算どおりの結果になる事の方が珍しい位です。
6.25倍と20倍なら「大差ない」です。 日本と外国で逆の効果とされている物質だってあります。 別にどちらかが間違いであるわけではなく、精神科の薬は他の薬に比べて「測定がむつかしい」だけです。 他の薬でも二倍くらい違う値がぞろぞろ。
お礼
ご回答ありがとうございました。 精神科の薬の力価の測定方法を教えて頂けると幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 私も米国に赴任しておりましたので薬の分量については日本人の倍ぐらいが処方されるのを経験しておりますが、異なる薬間での効力の倍率はそれほど違わないのではと思っていました。 何故なら薬の力価というものは薬の成分を測定することにより決定されるので人種によらず比較することが可能なのではと考えておりましたが力価も感受性によって異なると言うことなのですね。