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どうして電磁波(60Hz)の国際基準は833mGのままなの?
2つ質問させてください。 質問1 自分は高圧送電線の近くに住んでます。(西日本60Hzです) 電柱の高圧線も部屋から近い距離にあります。とても心配です。 様々な疫学研究から送電線など常時3mG以上(あるいは2mG以上)の磁界にさらされていると危険となっているのに、どうして電磁波(60Hz)の国際基準は833mGのままなんですか?50Hzの1000mG、またWHOの5G(50G?)の基準についても同様の疑問があります。 決定的科学的証拠がないから833mGのまま数値を下げないのでしょうか?それとも833mGは急性被爆基準値であり常時浴びる送電線のような慢性被爆基準値ではないからなのでしょうか? だれか詳しい方教えてください。宜しくおねがいします。例も挙げておきます。 例 世界保健機関(WHO)は18日、送電線などから出る電磁波について、新たな環境保健基準を公表した。各国での医学的調査を基に、平均3~4ミリガウス(ガウスは磁界の強さの単位)以上の磁界に日常的にさらされる子どもは、もっと弱い磁界で暮らす子どもに比べ、小児白血病にかかる確率が2倍程度に高まる可能性を認めた。 スウェーデンのカロリンスカ研究所によると 高圧線下では3ミリガウス以上では、小児白血病が3.8倍、2ミリガウスでは、2.7倍、小児脳腫瘍も1.5倍の発生率になる。 質問2 近くに送電線、電柱高圧線がある場合 何mG以下なら安全だと考えてよいのですか? 調べると下記にあげる様にいくつも例がでてきてどの値を信頼すべきか分からなくなります。 アドバイス宜しくおねがいします。 例1 ロバート・ベッカー博士は「極低周波で0.1mG説」をとっています。過敏症の人は「0.3mGから反応する」と言ってますから0.1mGは妥当な線です。 例2 科学的根拠はありませんが、生活環境研究所の見解では、 0.1μT(=1mG)以下が安全と考えます。 例3 高圧送電線・変電所から発生する周波数は、50Hzないし60Hz。この周波数において、電磁波の安全基準は、2ミリガウス以下といわれています(スウェーデンの規制もこれと同じ)
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- a-denji
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電磁波(60Hz)の国際基準は833mG は確定した科学的な論拠を 基にして定めています。 様々な研究結果がありますが、多くの科学者が合意できるレベルの論拠を基にしています。 様々な研究が進み、論拠が変われば、国際基準も変わります。 833mGという数値、この基準はICNIRPの基準でしょう。 ICNIRPは現在この基準の見直しの作業中で、ドラフトは公開されています。 このドラフトによれば、50-60Hzの磁界は数値には変化は ありません。 少し高い周波数で、IH調理器などの磁界は、これまでの基準値より 緩和される数値が提案されています。 これは過去10年間の研究結果から、論拠が変わり、周波数によっては 緩和されている帯域もあります。 電磁波の健康影響は、こうした掲示板で質疑応答できるほど簡単ではありません。 「電磁波健康影響」で検索してみてください。 規定によりURLは書き込めませんが、「電磁波健康影響講座」という膨大な情報のサイトが見つかるはずです。
- shou1
- ベストアンサー率32% (16/50)
>質問1 >様々な疫学研究から送電線など常時3mG以上(あるいは2mG以上)の >磁界にさらされていると危険となっているのに、どうして >電磁波(60Hz)の国際基準は833mGのままなんですか? 電磁波の国際基準を決める機関(ICNIRP)でも、本当に危険なのかどうか、結論が出ていないからです。 http://www.icnirp.de/WChildhoodLeukemiaSummary.htm http://translate.google.co.jp/translate?js=y&prev=_t&hl=ja&ie=UTF-8&layout=1&eotf=1&u=http%3A%2F%2Fwww.icnirp.de%2FWChildhoodLeukemiaSummary.htm&sl=en&tl=ja >決定的科学的証拠がないから833mGのまま数値を下げないのでしょうか? そうなるでしょうね。 >例 >世界保健機関(WHO)は18日、送電線などから出る電磁波に >ついて、新たな環境保健基準を公表した。各国での医学的調査を >基に、平均3~4ミリガウス(ガウスは磁界の強さの単位)以上の >磁界に日常的にさらされる子どもは、もっと弱い磁界で暮らす >子どもに比べ、小児白血病にかかる確率が2倍程度に高まる >可能性を認めた。 実際の環境保険基準は次の通りで、基準を変えるべき、とはなっていません。 http://www.who.int/entity/peh-emf/publications/Complet_DEC_2007.pdf http://www.who.int/entity/peh-emf/publications/Chapter%201.pdf http://www.who.int/entity/peh-emf/publications/Chapter1_jp.pdf >スウェーデンのカロリンスカ研究所によると >高圧線下では3ミリガウス以上では、小児白血病が3.8倍、 >2ミリガウスでは、2.7倍、小児脳腫瘍も1.5倍の発生率になる。 同研究所が過去にそういう研究結果を出したのも事実ですが、2006年時点では http://diss.kib.ki.se/2006/91-7140-819-3/thesis.pdf で述べているように、 ・小児白血病全体と磁界との間に相関は無かった ・5-9歳でのみリスクが上昇するが、不規則変動かもしれない ・より詳細な調査が必要 程度になっています。 なんと言うかトーンダウンしてますね。 >質問2 >近くに送電線、電柱高圧線がある場合 >何mG以下なら安全だと考えてよいのですか? 質問者さんが挙げられた例は、いずれも疑問符がつくものですが、3mGが危険、と考えておられるのであれば、安全基準の常識的な考え方からして、0.3、0.03mG以下が安全、と考えるべきでしょう。 ただ、そうなると、家電も一切使えなくなりますが。 >例1 >ロバート・ベッカー博士は「極低周波で0.1mG説」をとっています。 ロバート・ベッカー博士は、電磁気と生体が相互作用すると言う事実の発見者の一人ではありますが、その後の研究は、 鍼灸の電磁界解析とか、 かなり「?」な分野に進んでますし、 「ノーベル賞に二度もノミネートされた」など、 ノーベル財団が公表してないので誰にも知りようのない経歴を持ち出す(海外では、偽医者の見分け方、としてリストアップされているような「肩書き」です)など、更に変な方向に進んでしまった人です。 なので、この人の発言は、あんまり参考になりません。ていうか国際的にも参考にされてません。 WHOのサイトで検索してみれば、誰でも分かることではありますが。 >過敏症の人は「0.3mGから反応する」と言ってますから0.1mGは妥当な線です。 電磁波過敏症は、病名の発祥の地であるスウェーデンですら、電磁波との関係を認められていないので、これも参考にならないです。 http://www.stralsakerhetsmyndigheten.se/Fragor--svar/Magnetfalt--tradlos-teknik/Vad-sager-SSM-om-elkanslighet/ >例2 >科学的根拠はありませんが、生活環境研究所の見解では、 >0.1μT(=1mG)以下が安全と考えます。 科学的根拠云々以前の問題として、 「3~4mGが危険」 と考えている当人たちが、たかだかその数分の一程度の 「1mG以下が安全」 と考える、と言うのは理解できません。 安全基準というのは、桁で一桁、二桁以上落とす、と言うのが常識なのですが... >例3 >高圧送電線・変電所から発生する周波数は、50Hzないし60Hz。 >この周波数において、電磁波の安全基準は、2ミリガウス以下と >いわれています(スウェーデンの規制もこれと同じ) スウェーデンの規制は参考値で、50Hzでは100マイクロテスラですよ。 http://www.stralsakerhetsmyndigheten.se/Global/Publikationer/Broschyr/2009/Magnetfalt-och-halsorisker-low.pdf これとは別に、プレコーション的なアプローチで、 http://www.stralsakerhetsmyndigheten.se/Allmanhet/Magnetfalt--tradlos-teknik/Magnetfalt/ ・幼稚園などの近くへの送電線の新設を避ける ・既設線の電磁界の低減策を講じる 等が採られていますが...
お礼
レスありがとうございます。
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