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気分次第で怒る上司
会社に、気分次第でみんなの前で 怒鳴り散らす上司がいます。 何もそんな言い方しなくても・・というくらい すごい剣幕で怒られることがしょっちゅうです。 しかも、嫌いな人に限りそういう態度をとり、 自分のお気に入りには、絶対怒鳴り散らしません。 こういう上司は、どうあしらえば良いのでしょうか。
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会社あるあるですね。 こういう人でも上司になったということは、自分の会社の業務には一定の実績を上げて来たということ、キーパーソンは心得ていて、下げる頭はキチンと下げてきたという実績があります。 しかも、自分にはお気に入りの部下とそうでない部下がいて、あなたは残念ながら後者に入っているということでしょうね。前者はなぜお気に入りなのでしょうか。 容姿がいい、お世辞がうまい、縁故や学歴に恵まれているなどという、理由にならない理由でしょうか。 あなたは思っているかもしれないが、もしかすると仕事の筋がいい、仕事の本質を分かっている、上司である自分が気持ち良く仕事をしてくれるように配慮が行き届いているという素晴らしい理由でしょうか。（もしそうであれば、あなたはお気に入りーズを見直し、認め、見習うべき） それとも上司の弱みを握っている、上司に金銭や肉体の利益供与をしているといったドス黒い関係なのでしょうか。 さて、あなたはこれから上司との関係をどうしたいでしょうか。 それはあなたが今後会社でどう過ごしたいかによります。 順調に課長、部長と勤め上げて、満額の退職金を貰って定年退職し、悠々自適の生涯を送りたいでしょうか。 アメリカ人のように５年でデカイ仕事をボンボンまとめるとか画期的な商品開発をし、ヘッドハンティングされて転職してキャリアアップしたいでしょうか。 あるいはほそぼそと、目立たないように現状維持で勤め上げ、なんとなく今のままで過ごしたいでしょうか。（ピチピチした新入社員が入ってくる以上、それは無理だと思います） どれに目標を絞るとしても ・上司に自分の仕事の凄さを思い知らせて一目置かせる ・「上司語」を解読する技を身につけ、お気に入りーズに入る ・一貫性のない上司のデタラメ振りを上司の上司に思い知らせ、会社から追い出す ・いやだなあ～、こんな上司、いやだなあ～と思いながら、今まで通り現状維持（これは長くは続かない） ・上司の上司に泣きついて上司を変えてもらう のいずれかになります。 会社の利益、あなたの人生のキャリアプラン、あなたの仕事と会社での評価を天秤にかけて、プランを決めた方がいいです。 一つお耳に入れたいのは、流行のドラッガー的な考え方では、上司はあなたの「顧客」だということです。顧客は自分が欲しいものを十分理解しているかどうか分からない。でも満足を得たいと思っている。たとえばあなたがお客さんと直接取り引きの電話を掛けているとしたら、あなたの会社の責任ではないことで怒鳴り出したとします。 あなたは「いやだなあ～、このお客さんの電話、一刻も早く切ってしまいたい。この電話を＜うまくあしらう＞にはどうすればいいだろう」と自分の一時の感情を守ることを第一に考えますか？ それはダメだってわかりますよね。 あなたは「このお客さんをいい気持ちにしてもらって、この取り引きを成功に導き、リピーターになってもらって、継続的な利益を上げるかどうか、ここが勝負のしどころだ」と思って、がんばるんじゃないでしょうか。 普通はそうしますよね。 であれば、上司も人の子ですし、あなたが社会で羽ばたいて行くための、言ってはなんですが、重要な踏み台の一つです。 であれば「しょうがないなあ～」とは思うんですが、そうそう邪険には出来ないはずです。 以上が理論編で、以下が実践編です。 いくつかやり方があるんですが、私は「メモ魔方式」を採用するのがいいと思います。 何か言われたら、サッとメモします。日付を入れて、内容、対策、印象に残る言葉をメモします。 上司が何か言っている時にメモをするのは感心すべき立場ですから、これを怒るわけにはいかないと思います。 そんな中に作業指示が入っていたら、メールに起こします。 「部長、先ほどは口頭でご指示を賜り、ありがとうございます。何月何日までに、○○を完了させること、納得いたしました」 とメールします。 もし部長が気分次第で支離滅裂な指示を出している場合は、メモが効いてきます。 「部長、以前は○○とご指導いただきましたが、××とのことですね。どちらを優先いたしますか」 これを蓄積すると、部長は自分が言ったことは確実に進むから気分よくなるか、部下があまりにもちゃんとしているのでおいそれとは支離滅裂なことをいえなくなるか、いずれんしても状況を変化せざるを得なくなります。 本当に人格障害ででたらめなことを言っていたら、でたらめな記録が残りますから、窮地に追い込まれます。 もしあなたが上司をパワハラで訴え、配置転換か上司の異同を要求する場合も、この記録があるとないとで天と地です。 別に特定の上司を問題化するためにノートを付けるわけではなく、会社社会で命令や依頼をメモで記録して調整するのは基本的なことです。これを一歩押し進めて、今あなたを悩ませている問題を解決するためにはそれをどう使えるかということです。 最後に、とても今のあなたにはそうは思えないかもしれませんが、愛は愛を呼び、憎しみは憎しみを呼ぶと言います。 今の上司は部下に「気分次第で怒鳴り散らす上司」として認識されているわけですが、本人もそれは苦しいはずです。自己表現がうまくいかずにあがいているのですが、彼の口から出ているのは会社をよくしたい、部下を成長させたい、という言葉なのではないでしょうか。 それとも、彼は会社のことなんかどうでもよく、自分が気に入らない若手の社員なんか人生オシマイになればいいと思っていて、ひたすらストレス解消のために怒鳴り散らしているのでしょうか。（もし、本当にそうなら、問題化して上司の上司に訴え出て彼を追い出して、解放してあげるべき） いずれにしても、彼の言葉の真意を「理解」しようとつとめるべきです。 彼は本当に破滅するために意味のない言葉を言っているのか、表現は不器用だけど会社のためになろうとしている気持ちはあるのか。 翻ってあなたは、たまたま彼の前にいるから一方的に被害を受けているだけなのか、自分にも反省すべきところはないのか（彼以外の上司やお客さんから、文句を言われたことはありませんか？）。 「うるさい上司がガミガミ言っている」と言う言葉にまとめてしまえば、「ガミガミ」というひとつの言葉にまとめられてしまうのですが、彼の真意、会社における彼の意味、あなたの意味を考えるべき。そしてあなたは今後会社でどうしたいのか、そのために彼をどうしたいのかを考えるべき。そのためには記録、メモが役に立つというのが、私の考えです。
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- keirimas
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お礼
ご回答、ありがとうございます♪ 思わず、噴出しそうになりました（爆） シャレが利いてて良いですね♪ いつか実行できる日が来たら プレゼントしてみたいです（笑） ありがとうございました<m(__)m>
- obrigadissimo
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すべて（孫子の兵法の） 敵を知り、己を知れば百戦危からず。 で対応できます。 これまでの被害をすべて書き出して 四季のどの季節が多いのか、 月の中のいつごろに多いのか、どの曜日に多いのか、 午前が多いのか、午後が多いのか、八つ当たりはないか、 重要会議の前後とは無関係か、 彼の配偶者の生理の周期とは無関係か 彼の親族に難病、重病、障害者、中途障害者はいないかなどなど 広く情報収集して鋭く分析してみましょう。 人格障害 で検索して、どの人格障害に該当するか 研究してみましょう。複合的であるケースが多いので 謎解きゲームの感覚で進めてください。 いま人格障害の人が多々見られますので 勉強して損はありません。知識を良好な人間関係の構築に 活かしてください。 ベストは 対応法を知るに留まらず 彼を人格障害から救い出してあげることでしょう。 〈怒鳴る〉行為の背景というか心理学的な意味を 知ってみるのも参考になるでしょう。 ご成功を祈ってます。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 『敵を知り、己を知れば百戦危からず』 良い言葉ですね～。 心理的作戦とは、思いつきませんでした^^; ゲーム感覚で、観察すると 怒りよりも、興味が先に来て イライラも忘れられそうですね（笑） 人格障害、検索してみます♪ ご回答、ありがとうございました<m(__)m>
お礼
すばらしいご回答を、ありがとうございます。 まるで何かの教本のようで 思わず読みふけってしまいました・・。 もしかして、先生・あるいは講師の方でしょうか？ 文章のまとめ方がものすごく綺麗で 読んでいても少しも苦になりませんでした。 余りにもすばらしかったので ちょっと脱線してしまいましたが・・。 上司は学歴社会が好きなようで、高学歴の部下には 良い顔をしていますね～(苦笑) 上司の上司・・うちの場合は社長になってしまいますが 社長も、この上司に丸め込まれているので（笑） 頼りになりそうもありません^^; ）愛は愛を呼び、憎しみは憎しみを まさにそのとおりですね。 ムカつく・イライラすると思うと 本当にその人のことを、目の端に入れることすら 嫌になってしまいます。 メモは、有効手段ですね。 ぜひ活用させていただきます！ うまく表現できませんが、とても参考になりました。 本当にありがとうございました<m(__)m>