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蚊の羽化のあと・・・
よろしくお願いします。 蚊の羽化を捕らえました。しばらく水面に表面張力で 動いていましたが。ほとんど飛ばず 死んでしまいました。 表面張力はどうして長く続かないのですか? 教えて下さい。
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蚊が羽化して飛び立てず死んでしまったシーンとかは見たことがないのですが、蚊に似た・・・ 名前が出てこないのですが、蚊に似た虫が大量に水面で羽化して飛んでいくのは、NHKの番組で見たことがあります。 表面張力は自然現象ですから、ずっと続いていると思います。表面張力がなくなった水(ふつうの水なら)、というのは聞いたことがありません。 もし、蚊が死んで、あるいは生きたまま(体の一部でも)水没してしまったということであれば、その原因は水にはなくて、蚊のほうにあるのではないでしょうか。 アメンボもそうですが、虫が水の上に浮いているのは、水と接触している体の部分が水をはじいているからです。水をはじくと、表面張力が大きく作用します。 水をはじく理由は、例えば足に脂がついていたり、細かい毛が生えていてその毛の間に空気が閉じ込められていたり、構造が「かんじき」を履いたような形になっていたりするなど、さまざまですが。 ※ かんじき・・・ 国語辞典に絵が出ていると思います 蚊が水面上でモゾモゾと動いている間に脂が剥がれたり、空気が離れて毛の間に水が染みこめば、水をはじかなくなりますから水没が始まります。 表面張力は水の表面にだけ働きますので、虫の体の一部でも沈没してしまえば、その部分に表面張力は働きません。 しかも、意外と水はサラサラしていなくて、べたべたとくっつきますので、一旦水没を始めるともう離れて飛び上がるのにはすごいエネルギーが必要になります。 虫は羽化にすごいエネルギーを使いますので、加えて足が水に没したら、足を水から抜いて飛び上がるのはほとんど不可能でしょう。死ぬしかありませんね。
お礼
ご丁寧で御親切な御回答ありがとうございました。 とてもよくわかり理解できました。 そしていい勉強になりました。 心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。