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平衡状態図
Fe-C系状態図を勉強しています。 ふと疑問に思ったのですが平衡状態図とはどうやって作るのですか?Fe-C系状態図をみると、オーステナイトの固溶体は723℃から1493℃までしかあらわれませんよね。とするとこの間の高温で相を見るのって難しいと思うんです。どなたか平衡状態図を作るときにどうやって相を決めているのか教えてください。
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Fe-C系で説明します。 まずただ1点が決まるところ(純Feの同素変態点、共晶点)は熱力学的に計算から求まります。(同素変態点はオーステナイト(γ)とフェライト(α)の自由エネルギーが等しくなる点、共晶点はγとαとFe3Cの自由エネルギーが等しくなる点。)G=H-TS その他ですが、γは水冷するとマルテンサイト(α')組織になります。即ち、いろんな組成の試料をいろんな温度から水冷すると、高温での組成によって室温での組成が決まります。 高温…γ単相 → 室温…α'単相 高温…α+γ → 室温…α+α' 高温…α → 室温…α 高温…γ+Fe3C → 室温…α'+Fe3C ちなみに室温での相比、組織比から高温での相比もてこの法則より求まります。
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>オーステナイとの相が出てくるんですか? どの部分が「オーステナイト」か覚えていないので.回答不能です。
お礼
2回も回答どうもありがとうございました。
>を見るのって難しい そんなに難しい事はないです。 適当に暖めて.特定の温度一定でしばらく放置して. たとえば.水のような低温物の中に流し込んで. できた塊を切断.顕微鏡観察.X線を当てて元素分析 ですから。
補足
回答ありがとうございました。 補足の質問なんですけどオーステナイとの状態でそのまましばらく放置すると常温にしたときにオーステナイとの相が出てくるんですか?
お礼
お礼が遅くなってすみません。 詳しい回答ありがとうございました。