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ダブル選挙。橋下さんをどう思われますか。
正直、政治にはうとい方です。 少し前に大阪に引っ越してきました。 橋下さんのダブル選挙があるようですね。 実際、この方どうなのでしょうか。 大阪の赤字を失くしたと聞いて、行動力はあるのだろうなと思いました。 泣いたニュースを見て、一生懸命やっているから泣くのだろうな、と共感はしましたが、 でも一方で仕事の上で泣くのは社会人としてどうか、とも思ってしまいます。 wikiはひととおり読んでみましたが、大阪独特な問題などはよく理解できていません。 バラエティ番組をあまり見ないもので、タレント時代のこともわかりません。 この方がダブル選挙に勝つと大阪はどこに向かうのでしょうか。
- 政治
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> この方がダブル選挙に勝つと大阪はどこに向かうのでしょうか。 方向性は、大阪都構想ですね。 具体的には大阪府と大阪市の合併です。 橋下さんの政治的野心は、最終的には地方分権です。 大阪都構想，副首都化，大阪府と大阪市の合併など、全てその素地作りです。 地方分権と言うのは、政体改革です。 江戸時代の幕藩体制を、明治維新により中央集権化しましたが、これを再び地方ブロック化しようと言う維新です。 それゆえ、橋下さんの会派は「維新の会」なんですヨ。 ただ橋下さんは、日本に革命を起こしたいワケではありません。 中央権能の解体や弱体化で・・・とにかく官僚嫌いな人です。 官僚がこの国の諸悪の根源と言う考え方です。 戦前の政体は、官僚に対抗出来る権力として、軍隊が存在しましたが、第二次世界大戦敗戦後、平和憲法が制定され、軍隊と言う権力が事実上消失しました。 その結果、官僚は政治家に取り入って祭り上げ、中央省庁の官僚の権能を肥大化させると共に、政財官の癒着構造を官制し、官僚国家を築き上げています。 橋下さんは、まず中央官僚の権能を地方に取り上げ、弱体化することでしか、この国は改革出来ないと言う発想で、そのためにはなりふり構わない考え方・やり方なんです。 電力会社などは、利権構造の最たるモノですから、いち早く脱原発をブチ上げ、孫さんと手を組んで自然エネルギー利用に意欲を見せたり、関電の節電要請を拒否するなどのパフォーマンスを行うんですよ。 大阪と言うよりは、実は国政を視野に入れたナショナリストです。 その手法がとにかく「脱官僚」で、橋下さんが国政に参画してソレをやるよりは、まずは強力な大阪国・近畿同盟を作って、中央と決別すると言う狙いです。
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- k_k13
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橋下氏へのイメージは 無責任でファシストで権力亡者。 権力掌握(選挙)のためならいくらでも嘘をつくし、扇動したり前言を翻しても気にしない人物。 電力問題、普天間移設、ワールドトレーディングセンタービル問題、大阪都発言、臨時国会誘致発言、鳥取県侮蔑発言、公用車の私物化などなど、ぱっと思いつくだけでも問題発言問題行動てんこ盛りなのに、マスコミが何故に橋下氏を批判しないのかが理解できません。 今更橋下氏にキャラクター的なんかないはずなんですが、やはり同和問題での恫喝が怖いんでしょうかね？ 法律というものは確かに政治に必要でしょうが、使い方では刃物よりも強力な武器となるのですよ。 橋下氏の行動を客観的かつ時系列に見てみると面白いですよ。 政治方針のブレも凄まじいです。
お礼
時系列で見るというのはわかりやすそうでいいですね。 回答ありがとうございました。
- 633777
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橋下さんの府知事の任期は来年2月迄です。 ダブル選挙は政局的だという批判もありますが、 来年1月の選挙を今年11月に2か月前倒すだけで、税金コスト削減で良いですよね。 大阪市長に鞍替えするしない/辛抱氏を擁立するしないは置いといて・・
お礼
コスト削減になるのですか。 それはちょっと意外でした。 回答ありがとうございました。
- 8823mujin
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少なくとも「無色透明・無味無臭」で「毒にも薬にもならない」タイプでは無いので、タレント時代も彼独自の理論で大勢の賛同者を得る代わりに大勢の敵も作っていたように思います。 また大阪府知事になってからもそれは変わらず、何かにつけて物議を醸しています。 ただ私が思うのは、橋下知事はどこかの国のぼんくら総理と違い、成すべき目標と成す為の戦略が同時に描ける稀有の政治家で、それが彼独自のあの発言に繋がっているのではないかと言う事です。 詰まりどう言う事かというと、知事には常時「所詮、足して２で割った所が落とし所」と言う割りきりがあり、それが自分の目標と合致すれば良し。言い換えると、大阪府労組の言い分が分かっているのであればそれより遥かに高いハードルを吹っ掛け、結局双方折り合った点は元から知事が考えていた目標である的な手法を常々用いていると言う事です。 だから知事のコメントは一見過激そうに聞こえますが、恐らくはこの要望が通れば良し、又通らなくても４割落ちの決着なら十分と言った含みのある言葉として私は聞いております。 そして今回のダブル選挙、橋下さんが勝てば大坂は絶対良くなると思います。何故なら何かを変えようとして行動し、あのような過激な言葉を発しているなら、その落とし所も当然今より高い所に設定されている筈で、その分だけでも、当たり障りの無い真っ当な事を言いつつ実態は現状の維持しか出来ていない市長より遥かにマシだと考えているからです。 ただ心配な点が１つあります。今のところ橋下知事のこの手法は、様々な敵を作りながらも多くの府民に支持されています。しかしそれは、歴代の知事が真っ当な手法で改革を試み成し得なかった事を、荒療治の非難覚悟で推し進めてくれている、詰まり病気を治すために劇薬を用いている様なものです。しかし劇薬は健康体となれば毒に変わります。今は未だ病気なのだから劇薬は必要としても、その当たりの所が今後どうなるのか・・・。注意深く見て行く必要があると考えます。
お礼
回答ありがとうございます。 色々考えている方なのかも…とちょっと見方がかわりました。 感情的なのかな？とも思っていたので。 とてもまとまっていてわかりやすい文章で、 大変参考になりました。
- 7kugino
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弁護士三流 政治家二流 子作り一流 人口は毎年10万人が流出しています。 漫才師 おんな そして橋本 これではね。 府民が有名人を選ぶのですから、しかたない。
お礼
弁護士としてより政治家としてのほうが 向いているのでしょうか。 有名人かどうかで選ぶより、 その道に明るい方を選びたいのですが難しいです。 政治の専門家ってよくわからなくて。 やはり弁護士とか税理士とか士業の人は、 法律に関する知識があるのでいいかなと思うのですが…。
- rikukoro2
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そうですね、色々な意味で話題性に欠かない人です。 政治の世界の業績というのは全て結果で判断されるものです。 選挙前 どんなに耳障りのいい公約を出しても実現しなかったり、逆のことをして悪化すれば後世になれば批判されるでしょう 橋下氏は万年財政赤字の脱却など（無論失策もありますが）総合でいえば優秀な人だと思います。 質問者はどうも『泣く』という部分を否定しているよううですが、それも1つの武器だと思います。 ナチスドイツの初代国民啓蒙・宣伝大臣「プロパガンダの天才」と呼ばれたゲッベルスの言葉にこんな言葉があります 『演説とは内容ではない。いかに聴衆の感性に訴えるかだ』 泣くことにより人々の関心を得る、これを計算でやっているなら、政治家として凄い才能だと思います >この方がダブル選挙に勝つと大阪はどこに向かうのでしょうか。 少なくとも財政再建は進むでしょう
お礼
泣くことにより関心…というより、 個人的にはちょっと引いてしまった感がありますが、 そういう方法もありなのですね。 財政再建は是非おねがいしたいです。 生活保護受給数とか問題あるようですし…。 ブログも拝見しました。 ニュースがわかりやすくかみくだかれていて、 とても参考になり面白かったです。 回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 （私には）難しいかなという内容をわかるように書いていただいて、 きっと頭の良い方なのだろうなと思いました。 とても参考になります。 とっても広い範囲と長いスパンで物事をみている方なんだなと感じました。 官僚嫌いということは、「みんなの党」にちょっと近い？のでしょうか。 色々勉強になりました。