• ベストアンサー

地球科学

大阪平野の地盤の特徴を教えてください。 できたら、周辺山地の地盤の特徴も教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

簡単な特徴説明をしている会社があります 京都 http://www.jiban.co.jp/tips/kihon/ground/prefecture/kyoto.htm 滋賀 http://www.jiban.co.jp/tips/kihon/ground/prefecture/shiga.htm 奈良 http://www.pref.nara.jp/secure/26146/s_01_02.pdf 大阪 http://www.jiban.co.jp/tips/kihon/ground/prefecture/osaka.htm 兵庫 http://www.jiban.co.jp/tips/kihon/ground/prefecture/hyogo.htm   http://www.hp1039.jishin.go.jp/danso/OsakaFufrm.htm (項目をクリック) 大阪平野は、大阪湾に面し、北側を北摂山地や千里丘陵、東側を生駒山地・枚方丘陵、南側を泉北丘陵で囲まれた低平地帯である。 大阪平野周辺の段丘は丘陵上とその縁辺に平坦面をなして発達している。高位段丘は南部では信田山~狭山池の泉北丘陵北縁部、東部では寝屋丘陵の丘陵頂部などに発達する。中位段丘は南部では狭山池を扇頂部とし、北方に開いた扇状地上の平坦面をもち広範囲に発達している。その北側の一部は帯状に細長く大阪平野に突き出しており、上町台地を形成している。中位段丘は北側の枚方付近でも広い平坦面をなして発達している。低位段丘は伊丹・富田に広く発達していて、特に伊丹の段丘面南縁部は段丘崖を形成せずに沖積面下に没している。 北部調査地域は千里丘陵に位置する。丘陵は標高60~100m程度であり、南東に傾動して平野に没するが、丘陵の西側には段丘面が大規模に発達している。しかしながら、これらの地形は人工造成によってほとんど失われている。南部調査域は泉北丘陵北縁部にあたり、この地域の地形は南縁および東縁にある山地、その北西側山麓部に広がる丘陵、丘陵の北西側、あるいは丘陵周辺に発達する台地、これらを開析した低地に分けられる。丘陵面は250~数10mの標高を持ち、西から東へ次第にその分布を広げながら、東北東-西南西方向に約45km連なっている。この丘陵地は、北流する各河川によって、南北に伸びる多くの小丘陵に分割されている。 大阪周辺の山地のうち、北側の北摂山地は丹波帯中・古生層から構成され、東側の生駒山地は領家花崗岩類、南部の和泉山脈・金剛山地は北側が領家花崗岩類で南側に泉南流紋岩類・和泉層群が分布する。これらの基盤岩は、大阪平野においては600m~1500mの地下に分布する。山地の山麓部には、有馬-高槻構造線、生駒断層系など活断層が存在し、低地部との明瞭な境界をなしている。 平野部は大阪層群と呼ばれる鮮新・更新世(約500万年前~20万年前)の堆積層が厚く分布しており、周辺の丘陵部にはこの大阪層群が一般に露出している。これらの丘陵部は第四紀後半の六甲変動最盛期にそれまで沈降域であった部分が隆起域に転じた部分である。そのため丘陵の基部に存在する断層の変位によって大阪層群が部分的に急傾斜を示す構造(撓曲構造)がみられる。丘陵部で露出している大阪層群は、平野地下へと連続して分布している http://www.hp1039.jishin.go.jp/danso/OsakaFu/figures/f1-2.gif

関連するQ&A