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ドスと言う刀

昔のヤクザ映画で出てきたヤクザが携行していた長さ30-40センチの刀は生産中止となっているのでしょうか?あれはどう見てもナイフのような利便性がなくて、武器、凶器そのものだと思いますがこれを生産継続する理由はありませんよね? ふと思いついた「そう言えば聞きたい問題」です。

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  • key00001
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回答No.3

ドスと言うのは、本格的に「生産」と言う形で行われるモノではないですね。 昔からアングラです。 ドスは、短刀に分類されますが、厳密な定義は有りません。 強いて申せば、白鞘,無鍔の刃渡り30cm強の刃物で、それが長尺化すれば長ドスと呼ばれます。 中の刃部は、何でも良いのです。 ヤクザが所持している概ねは、製法的には刀剣と言うよりは包丁に近いモノで、脇差とは全く異なります。 実際、包丁職人や刀鍛冶崩れが、片手間の小遣い稼ぎで作ったモノが殆どです。 立派な刺身包丁とでも考えて差し支え有りません。 当然、刀剣類所持法が整備された昨今では、公に生産されるものでは無いですが、過去も、刀剣職人からすれば、オモチャの様な刃物を、包丁職人が真似事で、影でコッソリ作ったニセ刀剣ですから、表立って「ドス作ります」なんて言う看板を上げていたワケでは有りません。 中には、特殊な包丁と偽って、刃部だけ注文され、後ほど鞘をつけドスにされたモノなどもあり、包丁職人さんは、「まさか自分がドスを作ってたなんて・・」と言う様な例も有ります。 更には軍刀を加工したものや、ソコソコしっかり作られた模造刀剣(現在は刃入れが可能な模造刀は違法)に刃を入れた様な、粗悪品も使用されていました。 その下には、金属加工業者で作られたモノまであったそうです。 正式な刀剣ではないし、所持や製作に違法性が有りますので、ヤクザが必死で何とか手に入れたシロモノなんですヨ。 一方、逆に正式に刀剣として製作されたモノを、無鍔の白鞘に収めても、ドス・長ドスと化しますので、工芸品として届け出すれば、製作・所持は可能と言う実情も有ります。 実際、ヤクザ映画の様なチャンバラをやったら・・・ポキポキ折れると思いますヨ。 何人もを殺傷出来るシロモノは、そうそうは無いでしょう。 腕っ節より、ホンモノの刀剣をベースにしたドスを持ってると言うだけで、かなり強いと思います。

agekoba
質問者

お礼

ありがとうございます。私の知りたかったことをすべて教えてもらった気がします。元々亜流の刀なんですね。

その他の回答 (2)

  • tpg0
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回答No.2

こんにちは。 ドスの語源は「脅す(オドス)」です。 江戸時代の任侠人(博徒など)は、武士のように日本刀を持つことは許されなかったので、鍔のない刀を白鞘に収めて脇差しにしてました。 このような、長い脇差しは「長ドス」と言いますが、鍔なしの「短刀をドス」と言ってた由来があります。 当然、ドスは武器や凶器になり得ますが、本来は「脅す目的」がドスの語源です。 但し、現在ではドスを所持携行すれば「銃刀法違反」になるので生産する事はないでしょうが、闇でドスを作ってる可能性は否定出来ません。

agekoba
質問者

お礼

ありがとうございます。そう言った歴史があるのですね。納得です。

回答No.1

刀の脇差ですね。刀剣は美術品ですので刃の美しさや形を「美」として楽しむものです。コレクター・マニアも多いので生産理由に当てはまります。作者により高価なものになるので商売としても成り立つのです。 それと何か誤解されてますが刃物は人を刺しませんし傷つけません。そのように使うのは「人」です。秋葉原の事件もそうですがナイフは人を刺さない。なので刃物事件の場合は事件があったから販売規制というのは全く意味の無い規制なのです。やるヤツは包丁でも金属バットでもやるわけですからね。

agekoba
質問者

お礼

コメントありがとうございます。はい、道具をどう使うかで便利なものと凶器に変わることは理解できるのですが、その脇差のような綺麗で高価なものではなくて、さやも柄のところも木刀のようなドスはどうでしょうか?あれは明らかに人を傷つける道具に思えてならないのです。私が子供の時に昔ながらのヤクザを見たときに明らかにそのような刃物を差して歩いている事を思い出したのです。それでここで聞いてみました。

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