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電力供給力の週変動の理由
- 電力供給力の週変動の理由について疑問を持ちました。
- 東京電力と東北電力のページを見ると、供給力が週に7日周期で土日に低くなっていることに気付きました。
- 一部の発電機を土日に停止して点検する理由や実施可能性について考えました。
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質問者が選んだベストアンサー
1.火力発電機は定期点検の他にも1~2日で停止作業を行う場合があります。 復水器の清掃とか、石炭灰の回収とか。停止せずとも可能出力を下げる(可能落ち運転)場合もあり、このときも供給力は減ります。外気温により出力上限が制限されるガスタービン機とかも少しは影響します。 2.水力発電所も供給力に含まれます ダムの水を貯めて平日に使いたい場合がありますが、この場合も供給力から水力発電所の分が減らされます。 3.潮流制約的な理由 送電線や変電所などの作業で十分な電力を送ることができない場合、その発電所からの電力は送れないので供給力から除外されます。作業は発電所だけではないですからね。
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- wiz0009
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需要にあわせて供給量を変えるのは当たり前のことです。 電気は溜めておけないのでたくさん供給すれば余剰電力はすべて無駄になるんですからね。 原発以外の発電はオンオフの切替がそう難しくないので、 状況に応じて停止・稼働の切替を行っています。
発電所は、いつもフルパワーで発電して居たのでは、燃料代ばかり掛かって、もったいないのです。 電気は発電所の出力以上は取りだす事は出来ませんので、発電所の出力に対して消費されるのが90%位が一番良いのです。 これを保つように、曜日だけではなく、時間毎に細かく調整をしています。 (電力会社の一日の供給と消費の変動グラフを公開して居ますのでそれを見れば判ります。)
- ooi_ocha
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一般の方が「供給力の分母が変わるのがおかしい」と言いますが、 専門誌などによれば電力会社では翌日なり翌週の最大需要電力を 予測し、それに基づき最適な発電所を稼働させているようです。 また、最も効率が良いパターンを追求して日々稼働する発電所を 選択している可能性もあります。
- watch-lot
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電力供給は常に最大で発電しているのではありません。 翌日、あるいは数時間後という具合に、需要予測の的中率を常に上げるよう電力会社は努力しています。 無駄な発電とならぬように、火力発電の発電量をコントロールしているのです。 土日の供給量が少ないのはこの需要予測に基づいて発電しているからに他なりません。
お礼
ありがとうございます。 せっかく回答いただきましたが、実際の供給電力ではなく、毎日設定されているその日の最大供給能力が、7日で変動する理由が質問ポイントでした。
- RTO
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点検整備には 短時間で終わる軽度の点検整備もありますし 数か月かかる重整備もあるというだけの話です 現在電力事情がひっ迫していますので 軽度の点検を土日や深夜にまわし、重たい点検を 夏前に繰り上げたり秋まで延期したりといった窮余の策を行っているところです。
お礼
ありがとうございます。 やはり各種点検やメンテナンスを土日中心に行なっているわけですね。
お礼
ありがとうございます。 石炭火力の灰の処理ですか、なるほど火力だからこそ必要な作業もあるわけですね。 変電や送電施設の点検・メンテは考えが至りませんでしたが、考えて見れば当然のことでした。 大変参考になりました。