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気圧の差と強風。
今日も当方らの地域は、強風が吹き荒れています。まるで台風時のような天気になっています。台風でも無いのに、台風並の強風が吹くには、基本的に、どの程度の気圧差があれば、強風が吹き荒れるのでしょうか?素人+アホでして、等圧線?等天気予報を見ても、さっぱり理解出来ません。
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今朝の場合で説明しますね ヤフーの天気図 太平洋の高気圧が1018ヘクトパスカル 日本海から東北に抜けている梅雨前線上の低気圧はは994ヘクトパスカル 台湾手前の台風6号は990ヘクトパスカル 1気圧は1013ヘクトパスカルと云われています(全世界の平均気圧です」) 梅雨前線は 半丸と三角の線上に有りますのでこれを停滞前線と呼びます。 この上を低気圧が次々と通過します、 通過すると云う事に意味が有ります。 低気圧は左巻きの渦が出来ます 低気圧が通過する停滞前線の右側になる地点は 低気圧の進むスピードと その低気圧自体の風で じっと止まっている時の低気圧の風とは風の速度が違うことは理解できますでしょうか? 反対に左側に居る場合 低気圧の通過で風は起っているが 低気圧が遠退いて行くためにほとんど無風状態に近い場所も出てくる訳です。 救急車が近付いて来る時の音と 遠ざかって行く時の音が違って聞こえるのと同じ理由です 本題はここからです 太平洋の高気圧はさほど高いとは言えません が、高気圧は低気圧と違って右巻きです 台湾近くにある台風も低気圧ですから左巻きです。 弱い高気圧と云っても湿った重たい空気の塊です 二つの低気圧の渦に影響されて右回転する高気圧の風は普段よりもっともっと加速します コマ回しで ベーゴマを紐で叩けば加速するように 二本の紐で常時叩いて高気圧のコマを回しているのです そのせいで最近の異常高温 台風の進路が日本海側に抜けると予想されています。 お互いの気圧が干渉し合っているからそのまま梅雨前線に向かって台風は進まざるを得ないのです また 日本の上空付近には偏西風が吹いています 西から東に流れる地球の自転に伴って出来る風です この風のいたずらも加わってきます 船乗りは 台風の進路上にあるときは必ず左に逃げます 意味が解って頂けましたか? 結構謎解きも楽しいものですね。 元 船長でした。
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- nabe710
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単純に気圧差が大きいほど強風となる、ということではなく、例えば気圧の低い地点と高市点との距離も関係します。 斜面を転がるビー玉で例えましょうか。 30cmの高低差のある二箇所に平らな板を渡し、ビー玉を転がすとします。 板が50cmの短いものならば、ビー玉はストンと勢いよく落ちていきます。 が、仮に10mもの長い板を渡したとすると、ビー玉はゆっくりころころと転がっていきますね? このビー玉の転がる速度が風の強さと考えてください。 台風などは局地的な低気圧ですので等圧線も密集し、先の例えであれば地点の高低差も大きく坂の角度がきついわけです。 気圧の差(坂の高低差)と共に、等圧線の密集の度合い(坂の角度)との両方が風力に影響を与えることとなります。
お礼
ありがとうございます。
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