社会人を一度やめて大学(3年次編入)~大学院まで進学した者(理工系)です。
もう少し聞きたいことを絞ってもらえると答えやすいのですが・・・
・分野の選び方
・入試や入学後の勉強
・学生生活
・卒業後の就職
・費用や生活費
・周囲の人の説得
エピソードはいろいろありますが、どのあたりでしょうか??
私は、「大人になっても勉強したい」という意欲だけは
誰であってもどんな状況であっても応援したいと思います。
ただ、費用や就職などは実際かなり苦労した(している)ので
無条件で進学を勧める、というのは最近はちょっとためらわれます。
学んだことを活かして新たな仕事をつかむ、というのであれば
1)持続的な精神力 2)体力 3)金銭管理能力 4)戦略を練る冷静さ
の全部が必要だなと思いました。私自身は、大学に行ったことは正解だったと思うし
思い返しても楽しかったことや充実していた方の思い出がほとんどです。
念願の研究職にも就けました。それでも卒業時は本当に心身共にヘロヘロになってました。
通う期間が長くなると金銭管理との闘いと勉強や研究活動の両立は本当に大変です。
最終年度は入院して手術台に横たわるはめになりました。
個人的には、社会人がいつでも大学に戻れるような社会が来ることを願っています。
でも、まだまだ実際には社会は「大学に戻りました、がんばりました」
だけでは評価してくれないのも確かで、年齢社会ですし、
大学で「勉強」することと職場で「実務」を積むことは分けて考えないといけないです。
とにかく、大学の活用の仕方を誤ってはいけないな、とつくづく感じました。
大学進学がプラスになった人とそうでない人の差がわりとはっきり出るのも見てきました。
質問者さんは、まだ漠然と考えている段階なのではないかな?とお察しします。
(違ってたらすいません・・・)
まずはいろいろな大学の授業内容や研究室、学費、入試日程などを調べまくってはいかがでしょうか?
そうやってると自分の頭の中でも具体的に考えざるを得ないので
少しずつ「自分、どうしたいのかな?何しなきゃいけないのかな?」
というのが見えてきますよ。私は日米合わせて100校以上調べまくりました。
その結果、結局近くの国立大学に収まったんですが、それも
調べているうちに「費用的にここが限界!内容はピンポイントでここ!」
というのが見えてきたからです。
まずは自分の脳みそ(成績とかではなく意思とかそういうもの)に聞くのが大事ですね。
まわりの社会人編入生見ててもそう思いました。