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これからの発電
今、発電について調べています。 それに伴い、いくつか質問があります。 次の質問の中でひとつでもわかる答えがあれば教えてくださいッ!! 根拠となる資料やURLがあるとうれしいです。 (1)原発の利点、欠点 (2)日本が原発を推進していた理由・背景 (3)原発なしで日本の電気は足りなくなるという事態は起こるのか。(計画停電を実施した訳) (4)他の発電方法と利点・欠点 (5)原発撤廃した国々はどのようにして電気を供給しているのか。
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>(1)原発の利点、欠点 推進派の利点: ○儲かる。 ○「原子力は核の平和利用と、国民が信じている」。 ○事故が起こっても、放射線の特性、見えない、感じない、味がない、内部被曝して癌になっても、事故から5年、10年、30年と時間が経過していて、立証しにくく、加害者であっても、訴えられにくい。 ○些細な事故なら、外部に漏れにくく、特に日本はマスコミが推進派なので、スクープされにくい。 大学の研究者なども、原発に不利なことを言えない構造になっている。 IAEAやICRP、アメリカ、フランスは日本の原発に協力することで、国民の信頼を得やすい。 欠点: ●発電した2/3は捨て無くてはならず、それは、温水として海に捨てている。1秒間に70tの水を7度上昇させている。 地球温暖化の原因となっている。 ●原発の下請け、孫受け作業員は「原発ジプシー」や「原発奴隷」と呼ばれ、其の仲介役はやくざで、雇われる金の一部は其の組織に流れている。 また、其の作業員は殆どが癌に犯され、使い捨て状態で、人権問題である。 ●ウランをウラン鋼から掘る時点から原発を安全運転していても、廃棄燃料に至っても放射性物資(死の灰)の問題がいつも付きまとう。プルト二ウムの半減期は2万4千年、ウラン235の半減期は約7億年、廃棄燃料は重厚な施設を作り、最低300年人が安全を見守らなければならないが、コンクリートも劣化すし、廃棄燃料が爆発することも起こる。(例、3号機の爆発や、ウラル核惨事) http://blogs.yahoo.co.jp/kyomutekisonzairon/56994633.html http://www.youtube.com/watch?v=agXz5xSpQT8&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=RbU7KKxdsNA&feature=related ●原発はテロに狙われやすく、戦争時には劣化ウラン弾として毒として使わる。それは、今現在でもイラクやアフガニスタンで使用されていて、敵味方の兵士を問わず、住民、アメリカ軍やNATO軍の兵士の子供に奇形を及ぼす。 YouTubeで「deadly dust」と、検索すると出てきます。日本語や英語では「dirty bomb ダーティー・ボム」として知られています。 Wiki.で検索してみてください。 原子力発電所と乳児の甲状腺異常のグラフ(原発は健全に稼動していても微量の放射性物質を出しています。 子供や若い女性はそれに敏感なので、原発周辺の子供が甲状腺癌、白血病の比率が高いことは有名です。) 六ヶ所村からは普通の10倍の量で普段汚染されていたそうです。 http://www.youtube.com/user/seriousmoon2008?blend=21&ob=5#p/u/5/EEcUhB7F5pw >(2)日本が原発を推進していた理由・背景 以前、同じような回答をしました。こちらのNo.10をお読みください。 http://okwave.jp/qa/q6808085.html こちらの1~3が参考になります。 http://www.youtube.com/watch?v=DwCeud58B8w >(3)原発なしで日本の電気は足りなくなるという事態は起こるのか。(計画停電を実施した訳) 3.11前の段階で電気が足りなくなるのは、真夏日のピーク時の数日間だそうです。 もし、今までの生活を見直して、節電を心がければ、原発が無くても停電になるようなことはないようです。 http://www.nuketext.org/mondaiten_setsuden.html 【プロパガンダのための計画停電】 http://www47.atwiki.jp/ooeke/pages/44.html >(4)他の発電方法と利点・欠点 ガス・コンバインドサイクル発電 http://www.youtube.com/watch?v=LrYXGx5trgs 欠点と言えば、天然ガスを輸入しなければならないことだと思いますが、地球温暖化でシベリアでは永久凍土が溶けてガスが方々で噴出しているそうです。 もし、日本がロシアに経済協力をして、自然に放出しているガスを集めれば、CO2削減にもなります。 >(5)原発撤廃した国々はどのようにして電気を供給しているのか。 EUでは殆どの国が、電気の自由化により、電気会社と配電は別れています。【スマートグリッド (smart grid)】 ドイツにおいては、2022年までに原発を廃止することになりました。現在17基あるうち5基が稼動しています。それも古い順から廃炉にする予定です。 ドイツは10年前くらいに電力会社が自由化になり、誰でも電気をつくって売ることができる様になりました。 自然エネルギーの電力は国が定められた金額だ買われます。 現在ドイツには無数の電力会社があり、消費者は自分のコンセプトに合った電気会社をネットなどで選び、契約します。 契約=株式投資の様な形をとっています。電気会社は発電内容を原発何%、火力何%、自然エネルギー何%と、いつも開示します。 よく、「ドイツはフランスから電気を買っているから脱原発できる。」と、言われますが、ドイツはいつも電気が余っている状態で、ドイツは電気輸出国です。ただ、複雑な配電網のために、国境近くでは隣の電気も買ってしまうこともありえましたが、今回の原発廃炉の決定で、メルケル首相は其の矛盾についても対策をとることを断言しています。 また、フランスの原発には欠点があって、どうしてもドイツから電気を輸入しなければならないことがあります。 http://eplant.sblo.jp/article/44428909.html 去年の発電の割合、Kernenergieが原発、Steinkohleが石炭、Braunkohleが褐炭、Erdgasが天然ガス、Photovoltaikがソーラー、Biogasがバイオマス、Windenergieが風力、Wasserkraftが水力、Sonstigeその他、 http://de.wikipedia.org/w/index.php?title=Datei:Strommix-D-2010.svg&filetimestamp=20110323124037 ドイツ、イタリアはソビエト崩壊で、原発を隠れ蓑に核装備がいらなくなりました。 以前、ドイツの有名な観光地の一等地にはアメリカ軍キャンプがありましたが、ここ5年くらいで殆どなくなりました。 日本はまだ、アメリカ軍の基地問題などあり、アジア近隣が軍事費が増えれば、日本の原発を原発推進派の政党は減らしたく無いと思います。 ですから、菅氏が、浜岡原発を勝手に停めたり、1000万軒にソーラーパネル設置すると勝手に言ったり、 自然エネルギーにシフトし、原発を見直すなんてG8で誰にも相談せず勝手に発表されると、アメリカ寄りの原発推進派の議員はビビッてしまうのです。 石原伸晃氏なんて、大反対していますね。 イタリアが脱原発をしたことに対しても。「国民的ヒステリー」と、コメントしていました。 また、チェルノブイリ事故での放射性物質はドイツやフランス、ポーランド、フィンランドも汚染しました。 事故後、ドイツの医者達のグループがチェルノブイリの放射性物質での被害を5年ごとにレポート発表しています。http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_17.html 私は事故の時、ドイツに住んでいました。 ドイツの森は今でもきのこや猪がチェルノブイリのセシュウム137で汚染されています。 地域の人々にとって、森からの恵みは日本人の海からの恵みと同じことです。今のドイツは事故前のドイツに比べ、ダウン症の子供や大人の甲状腺癌が目に見えて増えました。 今回、脱原発ができた国の人々は原発事故での放射性物質は地球の何処かで事故が起これば、自分達の所まで放射性物質が飛んで来ることや一度汚染されると、それがなくならないで、堆積されることを知っているのです。
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- 藻黒 知恵蔵(@ameru1999)
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(1)原発の利点、欠点 利点 CO2の排出が抑えられる 欠点 事故が起こったときの放射能 (2)日本が原発を推進していた理由・背景 資源がない、おいしい思いができる人がいる (3)原発なしで日本の電気は足りなくなるという事態は起こるのか。(計画停電を実施した訳) 多分なる (4)他の発電方法と利点・欠点 ほかの発電方法にも欠点はある(説明が面倒) 欠点は、放射能 (5)原発撤廃した国々はどのようにして電気を供給しているのか。 他国が原発で作った電気を輸入(ヨーロッパは、陸続きですからフランスから輸入するんじゃない) ドイツ、イタリアも輸入ですよ 日本がお隣韓国から・・・ケーブル引っ張るのが大変なので無理 損失も多いしね
- my-hobby
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- 633777
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関西電力は原発全機停止では、夏場に計画停電もやむを得ない可能性があります。 つまり、これからの発電にも原子力を最低限は利用せざるをえない!!!
(1)原発の利点 他の化石燃料や自然エネルギーなどと比べて、圧倒的にエネルギー効率が良いということでしょう。 単位燃料(重量)あたりから100万倍からのエネルギーが得られるので、比較的小さな設備でも、燃料をちょっと入れておくだけで何年も巨大なエネルギーが搾り出せるのが最大の利点だと思い居ます。 でも、だからといって決して安い電力ではありません。彼ら推進派が提示していた 5・3¥/Kwh というような数字はでたらめです 。フクシマ以前でも、火力(9・9¥/Kwh)に比べて 10.68¥だった という大学の試算があります。 欠点 そんな莫大なエネルギーを秘めているので、それをコントロールするのが難しいということにもなります。現在のウラにウムを使った原発は、また放射能を一杯出す汚いエネルギーでもあり、これが最大の欠点のようにも言われますが、トリウム型の原発はこの放射性廃棄物が非常に少ないタイプなので、これからの原発はこの方向へ行くようです。 (2)やはり石油が払底するということもあって、多様なエネルギー資源を使う方がいざと言うときにダメージが少ないから、ということが大きかったと思います。ただ、今のウラン型原発を選択したのははアメリカのいいなりで、彼らの都合でしょう。増殖炉への期待もあったと思いますが。 3)トータルで原発のシェアは20%内外だと思います。民間の電力もフルに使えば足りなくなることはないと思います。また、電気代が高くなるというのも基本的にまやかしです。 ただ、今動かせる原発を廃炉にしてしまうのはばかげた選択です。一旦動き出した原発のランニングコストは火力などよりもよほど低いです。動かせる原発はそのまま使えるだけ使うべきだと思います。電力会社のためではなく国民のために。そのうちに次世代のエネルギーが置き換わるでしょう。 4)やはり究極の発電は自然エネルギーでしょう。しかしまだまだ改良の余地があると思います。 5)イタリアはいずれ困るだろうという噂があります。以下省略
- mekuriya
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(1)原発の利点、欠点 原発の利点は安価・安定していることです。欠点は一度事故が起こると甚大な被害が生じること放射能廃棄物の処理が課題であることです。 (2)日本が原発を推進していた理由・背景 明治維新以来、日本国内の家庭用・産業用のエネルギーは石炭に支えられてきました。蒸気機関車は石炭を燃やし、火力発電所は石炭を燃やし、家庭の暖房器具も石炭を燃やしてきた。ところが石炭鉱脈が深くなるばかりで、鉱山事故が頻発し、採掘コストも増大し、石炭産業の行き詰まりが誰の眼にも明らかになってきた。それがエネルギー源を多様化せざるを得なかった背景です。当初、原子力発電は多様なエネルギー資源の一つとして恐る恐る導入されただけであって決して一方的に推進された訳でもないのです。それが加速されたのはオイル・ショック以降です。日本では石油はほとんど産出せず海外からの輸入に頼らざるを得ない。そういう弱い立場ではどんな高値であっても相手の言い値を飲むしかありません。石油一辺倒では日本は立ち行かない。となればどうしても原子力発電に注力するしかなかったのです。 (3)原発なしで日本の電気は足りなくなるという事態は起こるのか。(計画停電を実施した訳) 確実に起こります。日本の電力需要は大雑把にいうと火力発電=6:原子力発電=3:水力発電=1に支えられています。30%のシェアを持つ原子力発電なしなら足りなくなるのは自明の理というほか無い。 (4)他の発電方法と利点・欠点 火力発電の利点は機動的・弾力的にコントロールしやすいことです。その利点を生かして、電力会社では時間的な電力需要の変動に対応することができます。 火力発電の欠点は燃料として石炭・石油・天然ガスを燃やすという本質的構造に起因します。日本ではほとんどを海外からの輸入に頼っている訳で、国際情勢の変化、為替レートの影響をダイレクトに受けます。これらの資源が枯渇すれば当然ですが、何らかの事情で必要な量を輸入できなくなればたちどころに日本は行き詰ってしまう。さらに化石資源を燃焼させれば地球温暖化・大気汚染・酸性雨の原因となるガスを排出してしまいます。 水力発電の利点は環境的にクリーンなことと化石資源の輸入が不要なことです。 欠点は、日本では開発できる水資源を開発し尽くしてしまって、これ以上開発する余地がほとんど残っていないこと。水利権者との利害調整が必要なこと。気象条件の変動で渇水状態になると機能しないこと。 (5)原発撤廃した国々はどのようにして電気を供給しているのか。 国々など存在しない。それはイタリア只一国しか存在しない。しかもイタリアは撤廃したといってもわずか4基しか存在せず、元々原発依存度が低かった。しかもイタリアの発電量は日本の1/3~1/4程度に過ぎません。イタリアは火力発電の依存度が高い国で電力料金は欧州ではトップクラスの高い国でもある。なおイタリアはフランス・スイスからの輸入にも頼っています。地球温暖化の深刻化と同時に欧州でも冷房需要が伸びて、夏場にはフランス・スイスからの電力供給に不安があり、イタリアでは深刻な電源不足に悩んでいるのが実態なのです。 ついでにいえば、電力問題は足りるか足りないかの二択問題ではありません。足りればよし、足りなければだめという単純な問題ではありません。日本はここ50年で電力消費量が6倍にも増大してきました。どうしてそんなに電気を遣うようになってしまったのか。人間の欲望は際限が無いが、資源は有限なのです。そういうことも考えていただきたいものです。
- my-hobby
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本来は日本はこれ http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?d=0505&f=business_0505_025.shtml&y=2011 只利権者が要らないので、話題に成らない 今度原子力不安院の変わり、太陽光、普及推進特殊法人作ります、又推進の裏で利権者が 税金でのうのう暮らすのです。
- hekiyu
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原発の利点は、安いことですね。 中東の石油に頼らなくて済む、CO2輩出が 少ない。 欠点は、もうお判りですね。 手に負えなくなります。 日本が原発を推進した直接のきっかけは オイルショックです。 あれで、もう石油に頼るのは危険だ、という ことで原発を押し進めたのです。 他の発電の利点欠点は原発の裏返しです。 ドイツなどはフランスから電気を輸入しています。 発電方法の違いの他に、集中発電と分散発電 の振り分け、というのがあります。 これは、大電力を使用する場合は集中発電でまかなうが、 小さな工場や店舗、家庭は、各自で自家発電しよう とするものです。 燃料電池が発達すれば可能になると思います。