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今回の二次補正予算について
- 二次補正予算の通過に自民党の邪魔はあるのか?
- 菅総理が補正予算を遅らせた理由とは?
- 客観的な視点で二次補正予算について考える
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今の内閣の大方針では、2次補正は1次の付加案というよりは、かなり大規模な予算になるわけです。 なので、編成に時間がかかる、まずは1次補正をしっかり執行してから等と言っています。 それには、野党自民党の意見等もしっかり入れないといけないと考えているようです。 要するに、菅さんが退陣すれば、自民は邪魔?はしないし協力する工夫があるという感じです。 予算は衆院優越で、自民党の協力がなくても良いわけですが、そこは両党、難しいところです。
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- wiz0621
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極言すれば、言葉がウソであれば問題になりますが、 そうでなければあまり問題になりません。 かといって、事実の一部のみを取り上げて事の全てとみなすのも やはり危険であるわけです。 『自民党が邪魔をしているから(二次補正が)通らない』という主張もある意味では 正しいといえますが全ての事象を表しているわけではありません。 対立を煽るためにこういったぶつ切りの意見を使う人もいますが、 簡略化されたこの種の意見表明が、どういう意味で発されたものなのか。 客観を心がけるなら、相手の意見も確認してみるべきであって、 その一つ一つの背景を改めて見直していくことで、 ご自分の判断の基準に合致するものも見えてくるのではないかなと思います。 批判対象の自民党の意見からみていくと、彼らはこんなの↓出してます。 http://www.jimin.jp/activity/colum/110987.html 一言で言ってしまうと『首相ヤメロ!』なんですが、 二次補正不成立の理由(もちろん自民党の見解)を書いてますね。 6月末の復興構想会議の議論を待ってという政府の方針で、 関係省庁や被災地の自治体が足止め状態~ これが自民党の主張です。 さっそく『自民党が邪魔をしているから通らない』とは違う意見ですね。 つまり、これが何故早く2次補正を出さないかの理由でもあります。 首相は国会答弁でも『6月末の復興構想会議の議論』を重視すると 度々発言しているので、結果としてはその後にならないと 予算を組めないわけです。加えて予算というのはこの会議ではなく 国会で決めなくてはいけないと法律で定めていますから、 6月末の議論(正確には一次提言)の後に予算編成が始まるのであれば、 結果として8月くらいになるでしょうね。 それでは遅い!という主張です。 では今度は自民党が批判している首相・政府の意見を考えてみます。 何故、復興構想会議の意見集約を待つのか。 そもそも日本国にはお金が無尽蔵にあるわけではないので、 ある程度使い道を絞らなければいけません。 とはいってもかなりの額の支出をし、被災者を応援する姿勢ですが。 具体的に何を話しているの?というと最終結論ではありませんがこちら。 http://www.cas.go.jp/jp/fukkou/pdf/kousou8/bukai.pdf これだけの項目に対して支出をしていかなければいけないので 見落としが無いように慎重に議論したいのではないでしょうか。 ・・・と、ここまでは参考資料のようなもので以下本題です。 遅いのは首相サイドの慎重な議論を行うという選択であって、 自民党は邪魔をしているわけではなく、遅さを批判している。 では『自民党が邪魔をしているから(二次補正が)通らない』はウソなのか? というと、そうでもありません。 それは先日の首相退陣表明(っぽいもの)の影響です。 これを引き出したのは紛れも無く自民党でもあり、その意味では自民党が原因でしょう。 そして、当然ながら発言の主体は首相その人であるわけですから責任があります。 復興構想会議も前述の通り、結構な量の議論をしてきたのですが、 辞める人にその結論を提言してもたな晒しにされてしまうかもしれない。 さらに予算を組むのに必要な政府の税制調査会(財源を議論するところです)も、 首相が変われば現行の制度上、組織自体がかわるので、またやり直しになってしまう。 まとめると・・・ 現在も困っている人がいるから早くやれと言った ↓ 慎重な議論を重視しますと言った ↓ そんなのは遅い、首相やめろと言った ↓ 首相が辞めますと言った ↓ いままで首相が進めていた計画が辞めるならやってもムダだと停止した ↓ 延期 これが現状ではないでしょうか。 誰が正しいのか、それは我々個人が判定して、 次の選挙に反映させればよいと思います。