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新型戦闘機より陸自の数を増やすべきでは

アメリカや中国や北朝鮮やロシアと比べて日本は陸軍の数が極端に少ないです。 諸外国が当たり前に持っている歩兵の数が日本にはないのはなぜですか? 憲法9条とどういう関係があるのでしょうか。

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  • mk57pvls
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回答No.12

こんにちは > アメリカや中国や北朝鮮やロシアと比べて日本は陸軍の数が極端 > に少ないです。 えっと、歩兵の絶対数が、という意味ですか? だとしたら、ちょっと比べる相手がその、特殊過ぎるかなぁ、と・・・。 アメリカも中国もロシアも、我が国の何倍も大きな国土を抱えていま すんで、やはりそれなりの頭数を揃えないと・・・、あと加えてアメリカ の場合は外征型の軍事組織、って事もありますし・・・。 北朝鮮は必要な国防力云々よりも、国家政策として"先軍政治"という 方針をとっている関係上、あぁなっちゃったんでしょう。 とは言え、我が国も まぁ確かに余裕ある、とは言えないでしょうねぇ。 高井センセ(元陸将)も -------------------------------------------------------- 日本列島は大小の島嶼から成り、敵側に面して左右に広がっているので、 地上戦力の主力を列島の中央に集結させておき、敵が来攻する正面に 対し迅速に集中するという内線作戦の原則を適用できない。 -------------------------------------------------------- と おっしゃっているように、いくら動的対処を可能とする、と頑張ってみても 地勢上のハンデは厳然として存在しますんで、ある程度の戦力(旅団規模) を分散配置しておく必要はありますからね。 > 諸外国が当たり前に持っている歩兵の数が日本にはないのはなぜ > ですか? 憲法9条とどういう関係があるのでしょうか。 いちばんの理由は(今でも国民の潜在意識下に痕跡が残る)我が国特有の 軍事アレルギーと、そこから派生した国防意識の低迷、じゃないでしょうか 9条は直接的にはからんでいないものの、軍事アレルギーの意識形成には 少なからず影響を与えたことでしょう。 実は冷戦初期の1950年代前半に、アメリカ側から(当時のソ連の軍事力に 対抗するには) 10個正規師団 32~35万人 程度の陸上兵力が必要では? と持ちかけられたみたいですが、前述のような理由から それも見送られ、 やがてそのうち経済的に大発展し、ようやく(国の)おサイフも潤ってきた、と 思っていたら、 今度は(米ソが)緊張緩和モードに入ってしまい(笑、戦力を増強しようにも その根拠が崩れてしまった、と・・・。 こんなところでしょうか。

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  • makocyan
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回答No.11

(1)憲法9条とのかかわり  ⇒憲法で侵略を否定していますので外征は考えなくても良く、戦力は守備に特化できます。基本的に陸戦時での守備側は攻撃側の数分の一の兵力で足りるとなっているので、諸外国の軍隊(侵略を肯定している国なんてないですけどね)と比較すれば兵員数を少なくできます。 (2)予算がない  ⇒国防予算で最も大きいのは人件費です。わが国の国防予算は年々縮小傾向にありますので、金のかかる兵員は増やせません。これは本来海空も一緒なのですが、こちらはあまり人を減らすと装備の稼働率や事故率にまともに響いてきます。したがって人を削るとすれば陸優先、しかも相対的に専門性の高くない普通科隊員となりがちです。  今回の大震災ではF2が多数失われましたし、災害派遣に関わる突然の出費もあった関係で、今後の予算はまた厳しくなると思います。なるべく現場にしわ寄せが来ないといいのですが。

回答No.10

A No.9 HALTWO です。 書き忘れました・・・というよりコピペし忘れました(笑)。 もっと昔、御巣鷹山 (本当は高天原山の尾根) 日本航空123便墜落事故の際は「夜間飛行できるヘリがないので帰りました」とか「NHK 報道で知った現場に向かってみましたが誤報で帰ってきました」の陸自のていたらくにはショックを覚えたものです。 あの時の米軍は北陸から東京 (厚木か立川) に向かって飛んでいた C130 輸送機のパイロットが「山に墜落した飛行機の炎上煙があるようだ」と報告していて、夜間でも飛べる SH60 ヘリの救難型 (現型番は HH60H かな?) がいつでも発進できるように待機していたのですが、政府は「米軍の助けは要らないから」と「米軍の援助」断ってしまい、その夜のうちに米軍の救難ヘリが日航機墜落地点を確定していれば生存者をもう 2・3 人救えた可能性があるものでした。 今では夜間飛行できる救難ヘリなど陸自では当たり前 (と言うか前述の HH60J を持っているので) なのですが、哨戒観測機や無人の観測機とリンクして直ちに救援機を向かわせるデータ・リンク・システムなどのハイテク技術はどんどん導入して欲しいものですね・・・その分、歩兵確保の予算が削られてしまうのは致し方ないのかもしれません。

回答No.9

ロンヤス時代にヤスさんこと中曽根首相はロンちゃんことレーガン大統領に会いに行った際、ワシントン・ポストの外交記者ドン・オーバードーファーさんの質問に「日本は浮沈空母みたいにするから・・・」と答えて「浮沈空母」という言葉がメディアで踊ったことがあります。 つまりはそういうことですね・・・空母にたくさんの陸軍兵を常時乗せておく必要はないでしょう(笑)。 ただし、浮沈空母と言っても山あり川ありの自然豊かな土地ですから地震や台風などの災害に対して「災害救助」要員が必要です。 これまた昔、どこかの議員 (民主党だったと記憶しますが) が「民間国際救助隊を結成して海外派遣すればいいじゃないか」と TV で言ったのを覚えていますが、今回の震災でも「一週間も風呂に入らず缶詰だけを食べてその辺でゴロ寝しながら御遺体を探して運ぶ」任務をもくもくとこなす陸自の人達には頭が下がりっ放しであり、民間組織では到底不可能な仕事でしょうね。 今回の震災ではアメリカ軍が「トモダチ作戦」で多数の海兵隊員を派遣してくれましたが、A No.3 rikukoro2 さんがおっしゃるように陸自の海兵隊化は興味深い案ですね。 「主力戦車は要らない」とまでは言わなくとも沖合に停泊させた輸送艦 (おおすみなど) から LCAC (エア・クッション型揚陸艇) や大型ヘリを使って短時間に大量の人員を被災地に送り込むと共に小型ヘリや哨戒観測機をブンブン飛ばして迅速な救援任務をこなせる陸自になってもらうためにも海兵隊の技術はどんどん導入すべきだと思います。 数は・・・浮沈空母なんですから、あまりたくさんは要らないのでは(笑)?

noname#252164
noname#252164
回答No.8

歩兵の機能は「占領する」ことですが日本の自衛隊は占領することは想定しません。9条があるからです。 占領されることも想定していません。大半を水際でたたき、あとは真正面からの衝突を避けながら反撃することを想定しています。島国であるという特殊性ですね。 この極端に歩兵(ライフル銃手)が少ない形は朝鮮戦争開戦時の米軍の構成と似ています。 で、結局のところ米軍は北朝鮮軍にこの構成では勝てませんでした。 自衛隊の充足率が低いのは予算がないからです。現在自衛隊に対する応募は結構多いので、雇用対策として自衛官の人数を定員の100%まで増やすことはすぐに可能なんですがやってないですよね…。 まあ、バブル期の自衛隊って言えばかなり悲惨だったらしいですが。

  • Shin1994
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回答No.7

国土面積をまず考えてください。我が国の国土面積は、中米露よりも格段に少なくその分守るべき領土が狭いので、自動的に陸自の数は少なくなります。 次に、じゃあ北のはどうなんだ?国土が狭いじゃないか。と思われる事と思います。この点に関しては、四方を海に囲まれた我が国と北朝鮮との違いがあります。北は、同盟国である中国と陸でつながっており、片側の黄海は中国軍の庭。守り必要はありません。中国人民解放軍がいざという時は守ってくれます。 はたや我が国は、日本海側には北はが居て太平洋側はほとんどが公海。北方領土にはロシアの極東部隊。そしてそれらの危険要素の間にあるのが、海です。海こそが我が国の砦。だからこそ、少ない領土に大量の人材をつぎ込むより砦である海と空を守ろうという事ではないでしょうか。 さらに、他国は我が国とは戦力に対する大きな見方の違いもあります。他国の軍は、侵略も考えています。人の土地にも派遣した上に自国も守れるだけの大量の人材が必要です。しかし我が国は、過去の戦火繰り返さぬべく定めた日本国憲法において、侵略を否定しました。自衛隊は自国を守る事のみに専念し、他国を責める事は一切考えていません。さらに、アメリカ軍も我が国を守るべく駐留してます。したがって、多くの人員は必要ないわけです。

  • wwo
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回答No.6

今の自衛隊が日常的に行っている国防活動は、主として小出しに来襲してきている敵軍の侵入や挑発を撃退するという任務だから、日本は島国の関係上、陸上兵員よりは航空機・船舶を用いての敵への迎撃体制を整える事に戦力配備の要点があります。 簡単に言えば、ロシア・中国から頻繁に飛んでくる戦闘機に対し、航空自衛隊がジェット戦闘機で緊急発進してスクランブルを掛けに行って、追い返す、、若しくはへばりつく。 または、中国が南西方面にてしきりに船舶を用いた越境準備活動や挑発行為を行っているのに対し、主権執行・法秩序の維持に努めるため、海上自衛隊の機動力が必要。 日本は憲法の関係上、変な自己制約があるので、敵を圧倒する装備を所持する必要がある。 敵が殴ってきてもコチラの指の一本を動かすだけで敵が壊滅するような… そういう軍隊を作ろうと自衛隊はしてきた。 これには装備が優秀でなければならない。 陸上兵員の数よりは陸海空の装備の配備に重点が置かれる。 陸上兵員は陸上での戦闘に必要ですが、それは敵軍が日本の陸上に上陸し、日本深部への侵攻、日本各地の占領を目指して行動するのを阻止するのが目的なので、この仮想敵が昔はソ連、今は中国。 日本の側の陸上兵員の数を増やしても、ちょっとやそっとの増員じゃ無意味かも? 日本は海で囲まれているので、敵の陸上部隊は海を越えてやってくる。 海上にてその敵部隊を叩ければそれに越した事はない。→ 空軍・海軍の増強の方が先だ、という話にもなる。 また、日本には海兵隊基地が有りますが、この海兵隊は世界最強の陸上部隊なので。 日米同盟があって海兵隊が日本の身近に居るか、即座にその援護を受けられる体勢であるならば、分を超える努力をしてまでの陸上自衛隊の兵員数の拡大は必ずしも必要ではない。 ですが、今、陸上自衛隊も兵員数が不足していて、まともに任務が出来ていない。 軍隊には何割要員が減少すると活動できなくなるかの目安がありますが、日本の陸上自衛隊、、、戦う前からその限度を割ってる。 少なくとも国が立ててる防衛態勢を充分充足する程度の陸上自衛隊員の「数」は必要ですね。 或いはその任務を減らしてあげるかしないと。

  • wiz0009
  • ベストアンサー率22% (107/474)
回答No.5

「やる人がいない」からです。 陸自の数が少ないと言いますが、今の数でも定員割れしてるんですよ? だからこれ以上増やそうとして応募しても人数は増えません。 やりたいと思う人がこれ以上はいないんですから。 北朝鮮は徴兵制により無理矢理軍に入れるシステムだし 中国やロシアも半強制というシステム アメリカも一時期は軍人不足に陥りかけたことがありますが、 戦争への関心を高めて待遇を良くすることで改善したという過去があります。

  • PeachMan
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回答No.4

少子化で新入りの数自体が減っていることに加えて、過酷な訓練に耐えられず脱落者が多いことで残らないのでしょう。 近頃の政治不信でますます募集が集まりにくくなっていることでしょう。 組織の頂点が『鳩山!?』『菅!?』 ふざけんなって感じかな。 「責任逃れに終始して自分のケツも拭けない奴の命令なんか知らんわ。」ってとこですよ。 拉致家族問題、領土問題、漁船問題、普天間問題、原発問題、結局なにも円満解決できないままで日本はナメられ放題。 これでは隊員様の士気は下がる一方だろう。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.3

そもそも戦争というのは 1.制空権 2.制海権 3.そして歩兵による都市占領  という順番です  日本の場合は土地的に非常に特殊で海に囲まれています。 なので極論をいえば陸上戦力なんて1,2が十分なら必用ありません。    憲法9条があるので日本は防衛戦闘専門ですからねw 逆に新型飛行機は少ないくらいです。  なにせ日本は縦にほそながーい形ですから、日本の空をカバーするのには数が足りません  もうひとつ言うなら、日本の主力戦車『90式』も実は必用ありません。 あれは元々対ソビエト戦を意識して北海道での戦闘に特化されすぎています。  大型すぎて、本州では使えません。 【蛇足】  個人的には陸自に要望出すなら・・・  まず陸自第二師団(北海道旭川)をはじめとする部隊の縮小  市街戦重視の第一、第三師団の縮小   その代わり  新しく海兵隊の新設  んで90式を早いとこ破棄して、小型・軽量化した第四世代戦車である(本州でも戦える)10式戦車の早期導入  なんかしてほしいです

  • LTCM1998
  • ベストアンサー率31% (238/746)
回答No.2

いくつか挙げられます。 戦後アメリカから再軍備を求められたときに,非常に大きい数を突き付けられました。 このとき経済復興だけでアップアップな日本は, 「いや日本は外へ攻め込むことはしないから,米軍に比べると総数は少なくて済む」 という理屈を展開して,これが現在に至っています。 これ憲法論議とは別に有効な議論でして,遠くまで攻め込むことを考慮するなら,補給(兵站)を考えなければならないので数が非常に多くなります。(旧日本軍はまったく無視したので悲惨なことになりました) アメリカ軍だと有名なところではコカコーラ補給部隊,洗濯部隊,冷凍部隊(戦死者は冷凍して本国に送り返す)なんてのがあります。世界中に出るつもりならそれだけ必要になるわけです。 第2に,四方を海に囲まれている日本では,陸上部隊はそんなにいらないのではないかという議論があります。 制空権がないところでは,いくら陸上部隊がいても,まったく勝ち目がないことは太平洋戦争で分かっているわけです。空爆・空襲で国力は干上がるわけですから。 もっとも,この議論を徹底してゆくと,本当に航空部隊で制空権を守りきれるのか,そもそも外交で味方を増やす以外に勝ち目はないのでは,ということにもなります。 とはいえ,F-16やF-15などの非常に高価な戦闘機を保有しているのは,イスラエルをはじめとする「負けると国がなくなる」国であるのも指摘できます。 第3に,日本の最大の弱点として,最初に挙げた補給を軽視する部分が関係しています。 たとえば戦車を10台買っても乗員が足りないなら,1台買うのをやめておいて人件費に回したほうが理にかなっているわけですが,最新兵器を欲しがってしまう。「槍の穂先しか考えない」傾向が日本人には見受けられます。(軍事に限らず。たとえば学校の建設は考えるが教員の待遇は後回しにする) 制服組のほうでも,最新兵器はいつでも買えるわけではないので,買えるうちに買っておこうと考える,人は後でいいやと思ってしまうところがあると指摘されています。

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