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憲法9条は変えるべきですか?

憲法9条は変えるべきですか? 北朝鮮が韓国艦を撃沈しました。 韓国には9条がないから「やられ損」することはありません。 軍事攻撃を受けたら軍事で対抗することができます。 しかし、日本には9条があるから北朝鮮から攻撃受けて自衛隊艦が撃沈・死者多数でても「やられ損」です。 日本は、国際世論に訴えるしか手がありません。 しかし中国が日本の訴えを拒否したら国連安保で採決とることすらできません。 北朝鮮はつけ上がって丸腰日本にやりたい放題することもありえます。 日本は憲法9条を変えたほうがいいですか? よろしくご教示を

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  • pri_tama
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回答No.6

日本国憲法 第9条 1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。  この手の議論だと、まるで日本国憲法の9条が世界に類を見ない画期的条項の様な幻想を抱いている方が多く居ますが、はっきり言って在り来たりな条文です。  (国際紛争を解決する手段として放棄を謳っている憲法は世界で124ヶ国にのぼります。)  韓国の憲法でも「国際平和に~」の条項が有りますし、昨今の軍備拡張が著しい中国ですらも、「人民軍は祖国を防衛する為にある」と言うだけで「国際紛争を解決する手段」として使用できるとは規定されていません。  (ちなみにフィリピンの憲法の第2条2項は、9条1項に極めて似ています。)  そもそも、第9条自体がパリ不戦条約を基にした物ですから、それを批准した国では日本と認識は同様です。  もし、日本の9条に問題が有るとすれば、第2項の「前項の目的を達するため」と言う部分で、前項の目的以外の部分(要は自国の安全保障に関する部分)に関する規定が無い事です。  (多くの国の憲法では、まさにその部分を重要視して条項を立てています。)  よって    >日本は憲法9条を変えたほうがいいですか?  と言う質問に対しては、変えなくても良いが、諸外国と比較して不明確と成る「前項の目的以外の部分」に対しての規定を、新たに設けるべきだと思います。  たとえば、    我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保する為、内閣総理大臣を最高指揮者とする自衛軍を保持する  と言った規定を憲法に追加すると言った具合です。  (条文は、自民党が党大会で決議した憲法改正草案を引用)

noname#117371
質問者

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ご回答ありがとうございます

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回答No.8

どう変えるかが問題なのですが、質問者さんの考えは?。 一つ言えるのは、9条が外交カードになるなどと言うのは単なる理想論であって、仮想敵国を喜ばせるだけです。そして、現状のままでは結局何かあったときにはアメリカに泣き付くほかに術が無く、対等な関係など夢のまた夢。

noname#117371
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます >どう変えるかが問題なのですが、質問者さんの考えは?。 武力行使ができるように

回答No.7

>日本には9条があるから北朝鮮から攻撃受けて自衛隊艦が撃沈・死者多数でても「やられ損」です。 日本国憲法は、自衛官とその組織の正当防衛・緊急避難の権利は否定していないので、上記のような状況においては反撃は可能です。  そもそも、9条があろうとなかろうと、撃沈・死者多数=やられ損 なお、日本国は、北朝鮮を国家承認していないのであって、憲法上の「国際紛争」に該当しない、と考えれば、反撃は違憲ではない。  ソマリア海賊に対する武力行使が違憲ではないのは、国際紛争に該当しないから 問題は、9条をどう変えるか?という問題でしょう 実は、9条改正論は戦後まもなく継続的に議論されてきましたが、一向に具体的なアクションもなく、草案すら提示されない時代が続きました。  2004年ごろに具体的、憲法改正草案が提示されましたが、2010/5/18から憲法改正が可能であるにも関わらずその審議さえできない現状があります。  上記が意味することは”9条を変えよう”の意見が具体性を持たない意見であることも暗示します。  ちなみに、9条ではなく諸外国と大差ない憲法を持ったとしても、北朝鮮はやりたい放題であって、9条が北朝鮮の現状を作り出したとは言い切れません。  9条害悪論は、憲法学者が行わないのは、それよりも問題になるべき自衛隊法・自衛隊法施行令・警察官職務執行法などの諸問題が指摘されることにありますが・・・・  さて、極めて立派な回答(pri_tamaさん)があるので、補足的に説明しますと 9条改正だけでは、日本の国防の法環境は全く整備しきれないことを示唆しておきます。法整備のためには最低限9条改正ではなく以下の4つが必要で、9条改正の必要性はこれらに劣ると言えます。  憲法前文の政治的拘束性能を鑑みて憲法改正  武力行使を正当化する一般国内法の改正(自衛隊法・警察官職務執行法)  軍法なしには軍事行為は不可能に近いので憲法76条「行政裁判所の排除」の改定  ROE(交戦規定)の新設と整備 さて、付随的に指摘しますと、9条改正論においては2項削除の指摘が支配的ですが、  98条問題から、必然的に自衛権の限界射程の問題が発生する。 簡単にいえば、現状の9条改正論には、国連憲章・戦時国際法射程を鑑みない内容が多く、国際法に即さない改憲が出来ないことを鑑みると、9条改正論の中身はあまり評価できるものではない。  最後に、具体的な9条改定条文を提示しておくが、これだけでは全く足りないことを付記しておく(あくまでも9条のみでは話にならないのである)    日本国は他国民の自由に対する攻撃の手段としての戦争及び国際紛争を解決する手段としての戦争を否認する。他国と同等の条件のもとで、国家間の平和と正義を保証する体制に必要ならば主権の制限に同意する。この目的を持つ国際組織を促進し支援する。 モデルはイタリア憲法11条

noname#117371
質問者

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ご回答ありがとうございます

  • 469437
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回答No.5

この手の質問によく見られることですが、 どのように変えるのかも言わずに、ただ変えるべきか?と言われても、 答えようがありません。

noname#117371
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます 「戦争放棄」を変える、と云うことは戦闘行為ができるように、ということではないでしょうか。

  • g151214
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回答No.4

デメリットばかりが喧伝されますが、 憲法9条は使いようによっては十分有効な外交カードになり得ます。 考えてみて下さい。 9条が存在してすら、日本の脅威を指摘し周辺諸国は絶賛軍拡中なのですよ? 変えてしまえば、それらの国々に無条件で 口実を与えてしまう事になるのは間違いないでしょう。 正当化の理由として、おそらく喜んで飛びつくと思います。 改憲が現実化を帯びてくるのは、 9条に変わる外交カードが用意できた時に限ります。 極論を言ってしまえば、 「手段としての先制攻撃を含む自国の安全保障戦略を確立できた時」ですね。 勿論、日本も極東の軍拡競争に乗るのは大前提です。 日本の政権与党にそれを行うだけの能力が無く、 また国民にそれだけの覚悟が無い現状では改憲はメリットよりも デメリットの方が大きいと考えます。 新法施行によって、自衛隊を活動しやすくするレベルに 留めるのが現実的ではないでしょうか。 (政権与党、とは、民主政権、自民政権全てを含みます。 自民党だから日本を守ってくれるはず、は 相当甘い見方だと言わざるを得ませんので。 無論、民主の安全保障に対する認識の甘さを擁護するものではありません。 また、少なくなってきた戦中派の一部を除いて、 戦争は遠い昔になってしまった我々日本国民、 平和ボケしていない人間など一般にはおそらく存在しません。 いるのは平和ボケしたタカ派、平和ボケしたハト派、どちらかだと思います。 平和ボケを非難する民族右派的な言動を目にする機会も多いですが、 客観的に見たら多分"どっちもどっち"ってところですね)

noname#117371
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます 「統治行為論」を主張することによって軍事行為をすれば、9条はあってもなくても同じです。 周辺国はその理論を既に承知済みです。 ですから、外交カードにはなってません。 軍事行為を行うにおいては、先に成文法できちんと整備しておくべきだと思います。

noname#117371
質問者

補足

訂正 ご回答ありがとうございます 「統治行為論」を主張することによって軍事行為をすれば、9条はあってもなくても同じです。 周辺国はその理論を既に承知済みです。 ですから、外交カードにはなってません。 軍事行為を行うにおいては、先に国民世論を得て、成文法できちんと整備しておくべきだと思います。 統治行為論を主張しての軍事行為より、民主主義的だからです。 また、他国から非難を受ける口実を作らないためでもあります

回答No.3

まず丸腰日本という考えは、的を得ていないと思います。 自衛隊の戦力は相当なものです。冷戦時代に2万回ぐらいのスクランブル発進実績のある自衛隊が、貧困にあえぐ北朝鮮軍に敗北するとは考えられません。ただ9条との関係で、日本には攻撃するための戦力がないだけですし、かりにミサイルが飛んできたとしても、有効な迎撃手段は強力なアメリカ軍をもってしても特に見当たらないと思います。ミサイル発射直前に攻撃できればよいですが、そんなの無理です。 憲法9条が日本にとって実は逆に抑止力になっていると言えるのではないかと思います。 かつてアジア諸地域でガンガンドンパチやってきた日本が、9条を捨てるとなると、アメリカを含めて近隣諸国が警戒を強め、対日本用に武力増強に努めるでしょうし、攻撃することを禁じられないとなれば、周辺諸国にとっては過去の悪夢の再現を想像するようになり、軍事的緊張が高まるでしょう。9条があるから、他の国もとりあえず過度の軍備増強はしないですんでいるという現実もあると感じます。 未だに周辺諸国が日本の戦争責任を追及し続けている以上(それが正当か不当かであるかは別として)、9条を廃止したら、一挙に緊張が高まるはずです。 冷戦期においては、アメリカの核の傘だけでなく、自衛隊と9条が抑止力をもたらしていたかもしれないと自分は思うのですが・・・。

noname#117371
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます 日本は世界有数の軍事大国であることは知っています。ただ、9条があって行使できないから「丸腰」と表現したに過ぎないです。 >未だに周辺諸国が日本の戦争責任を追及し続けている以上(それが正当か不当かであるかは別として)、9条を廃止したら、一挙に緊張が高まるはずです。 周辺諸国が日本の戦争責任を追及し続けているからと云って9条を廃止しても、一挙に緊張が高まるとは思いません。 逆に、9条があって日本が憲法の縛りを受けて何もできない状態にあるから、周辺諸国はそれを良いことに未だに言いたい放題言い放っている状況になってしまっている、と思います。 アメリカ軍が沖縄にあって抑止力になってくれています。しかし、それでも昨今の状況になっています。 日本が9条を改正してもしなくても結果は同じだと思います。

  • topy7014
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回答No.2

どうにも解釈できる、理念法です。 1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 >>逆読みすると、国際紛争を解決する「以外」の手段としては、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇、武力の行使は、放棄しなくてもいい。 >>>すなわち、国際紛争を解決する以外の手段、内乱などの時には武力は行使できます。 これを自衛戦争まで国際紛争というのかどうかは議論の分かれるところですが、相手国を国と認めないところから始めると、国際紛争までとはいえないです。 2前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 >>これも逆読み。 前項の目的を達する「以外」の手段としては陸海空軍その他の戦力はこれを保持することが出来る。 したがって、自衛隊は国際紛争にかかわらなければ、違憲とはいえません。だから自衛隊をなくせ、とか憲法を改正せよとかいう意見も9条に関してはナンセンスです。 ま、いろんな解釈が出来ますね

noname#117371
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます 憲法の逆読み解釈論、初めて目にしました。 日本国が「国」と認めていない地域以外の「国」と認めているところから武力攻撃を受けた場合、どのような解釈をしたら良いのでしょうか。 憲法を逆読みして解釈するより9条を改正しない前提であれば「統治行為の理論(統治行為論)」で憲法を解釈、運営する方がしっくりといきます。 ただ、国民に統治行為の理論を説明してもなかなか理解し易い理論ではないので、いっそ憲法を変えた方が国民には理解し易いと思っています。

回答No.1

やられたらやり返すというのは それだけ悲しい思いをする人が増えるという事です。 日本人としてではなく、 世界的な視野に立って考えれば 変えるべきではありません。

noname#117371
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます やられてもやり返さないことを前提として、 最初に北朝鮮がdardellさんの両親が住む故郷にテポドンを打ち込んで両親が死亡しても日本国はやりかえさないからdardellさんは悲しい思いをしませんか。 それでもやられてもやり返さないことを前提として、 北朝鮮が2発目のテポドンをdardellさんの叔父が住む町に打ち込んで叔父が死亡しても日本国はやりかえさないからdardellさんは悲しい思いをしませんか。 それでもやられてもやり返さないことを前提として、 北朝鮮が3発目のテポドンをdardellさんの叔母が住む町に打ち込んで叔母が死亡しても日本国はやりかえさないからdardellさんは悲しい思いをしませんか。 それでもやられてもやり返さないことを前提として、 北朝鮮が4発目のテポドンをdardellさんの祖父母が住む町に打ち込んで祖父母が死亡しても日本国はやりかえさないからdardellさんは悲しい思いをしませんか。 それでもやられてもやり返さないことを前提として、 北朝鮮が5発目のテポドンをdardellさんの兄弟が住む町に打ち込んで兄弟が死亡しても日本国はやりかえさないからdardellさんは悲しい思いをしませんか。 かくしてdardellさんの身内は全員死亡。dardellさんは悲しい思いをしませんか。 それでもやられてもやり返さないことを前提として、 北朝鮮が6発目のテポドンをdardellさんの恋人が住む町に打ち込んで恋人が死亡しても日本国はやりかえさないからdardellさんは悲しい思いをしませんか。 それでもやられてもやり返さないことを前提として、 北朝鮮が7発目のテポドンをdardellさんの親友が住む町に打ち込んで親友が死亡しても日本国はやりかえさないからdardellさんは悲しい思いをしませんか。 かくしてdardellさんの身内、恋人、親友は全員死亡。愛する人は誰一人としていなくなった。dardellさんは悲しい思いをしませんか。 それでもやられてもやり返さないことを前提として、 北朝鮮が8発目のテポドンをdardellさんの住む町に打ち込んでdardellさんが死亡しても日本国はやりかえさないからdardellさんは悲しい思いをしませんか。 一人の被害者も出なかった北朝鮮は、今度は日本を北朝鮮人民共和国の領土と宣言。 dardellさんは悲しい思いをしませんか。