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自作エフェクターの電子部品について
最近趣味でエフェクターを作り始めました。 歪み系ならいいんですが、複雑な回路になってくると「レギュレータ」なるものが出てきます。 そこで質問なのですが、3端子トランジスタPNP型とどう違うんでしょうか? また、PNPとNPNの違いがいまいちわかりません。 レギュレータとは別物なのでしょうか? よろしくお願いします。
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エフェクタには詳しくありませんが... >> 3端子トランジスタPNP型とどう違うんでしょうか? // 「レギュレータ」といっても様々ですが、「3端子レギュレータ」の意味であれば、全然別物です。 参考に、代表的な3端子レギュレータとして、ナショナルセミコンダクタのLM317のデータシートを挙げます。 http://www.national.com/JPN/ds/LM/LM317.pdf その15ページの冒頭に「等価回路」という回路図があります。これが、「LM317の中身」です(実際にはさらに複雑でしょう)。トランジスタ、ダイオード、抵抗器、コンデンサの集合体であることが分かります。すなわち、3端子レギュレータとは、IC(集積回路)の1つです。 働きとしては、極めて単純に言えば、電圧変動を抑制して定電圧を確保します。たとえば、出力電圧を9Vと決めた場合、12V~13Vの間で変動(リップル)する電流を入力すると、その差分である3V~4Vの電圧に相当する電力を熱として消費し、9Vジャストで出力します。 3端子レギュレータは、確かに「回路が複雑だから使うもの=簡単にするために使うもの」ではありますが(等価回路を自分で組むのは大変です)、ふつうは「電圧が一定ではない電源を繋ぐことが想定されるとき」に使うものです。単純に言えば、「電池ではなくてACアダプタやコンセントから電源を取るとき」に使うICです。 トランジスタというのは、半導体の一種で、エミッタとコレクタの間に電圧をかけておき、ベースに電圧を与えてやると、エミッタ-コレクタ間に大きな電流が流れる、という性質があります。つまり、「微弱な電圧で大電流をコントロールできる半導体」と言えます。 PNP型とNPN型は、半導体の接合が違います。単純に言えば、電流の流れる向きが違います。 http://www.binzume.net/library/robo/e_tr.html
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- tsudagumi
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レギュレーターは電源部で定電圧回路を作るのに使われる。 入力電圧よりも低い出力電圧なら一定の電圧へ制御することができるもの。 多分3端子レギュレーター。 交流100Vをトランスで減圧してダイオードブリッジとコンデンサで直流に変換しているわけだが、あまり安定はしない(交流成分が残っている)。 そこにレギュレーターを入れてやれば安定して一定の電圧を供給できるようになる。 複雑な回路だから使うとかじゃなくて、パワーサプライやAC100V入力のエフェクタに使われる。 トランジスタは増幅素子、そのまま、信号を増幅するためのもの。 NPNはP型半導体をN型半導体で挟むようにしているのに対してPNPはN型半導体をP型半導体で挟むようにしている。 NPNは電源の極性をEを+、C・Bを-にしているのに対してPNPはその極性を逆にしてやればいい。 まぁ、レギュレーターとは別物。
お礼
なるほど。なんとなく解かりました。 素人な質問に答えていただきありがとうございます!!
お礼
電圧を安定させるために使うんですね。 大体解かってきました。ありがとうございます。