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信号がH/Lどちらでも動くPNP?

こんにちは、 PNPトランジスタを使ってモータを回転させる実験をしていたのですが動作がおかしい(と思う)のですがよく解らないので質問させてください PNPトランジスタのエミッタに電源電圧5Vを掛け、コレクタ側にモータをつないでそこからGNDにつながっている。ベースに5V/0Vの信号を送るという回路で、送った際、0Vで回転し、5Vで停止したのですが、電源電圧を上げ10Vにした瞬間どちらの信号でも回転するようになってしまいました。どうしてでしょうか??ためしに二石目にNPNトランジスタを付けた時には0Vと5Vでモータの回転はonとoffがきちんと出来ていたのでPNPが死んでいるとは思えないのですが…一石時だけタイトルの様になってしまいます。一様20KΩでプルアップしているのですが…

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  • inara1
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回答No.2

別にトランジスタが壊れているわけではありません。           Vcc(電源電圧)            │            e  Vin ─ R1 ─ b   PNPトランジスタ            c            ├──┐          モータ  △ ダイオード            ├──┘  GND ────┘     図1 この回路では、Vcc = 10V の場合、Vin = 0V でも、Vin = 5V でもモータが回転したままになります。モータが停止しないのは、Vin = 5V でもトランジスタのベースに電流が流れるからです。PNPトランジスタは ベース電圧がエミッタ電圧よりも小さくなるとベース電流が流れるので、Vin(5V) < Vcc (10V)だとベース電流が流れてしまいます。Vcc = 5V の場合には、Vin = 5Vとしたときベース-エミッタ間電圧が 0V となってベース電流が流れなくなるのでちゃんとモータが停止します。 以下のように、抵抗 R2 を追加すると、 Vcc = 10V の場合でも Vin = 5V でモータを停止させることができます。           Vcc(10V)         ┌─┤        R2  e  Vin ─ R1 ┴ b   PNPトランジスタ            c            ├──┐          モータ  △ ダイオード            ├──┘  GND ────┘  図2 図2の回路でのベース電流 Ib は    Ib = ( Vcc - Vin - Vbe )/R1 - Vbe/R2 で表わされます(Vbe = 0.6V)。これをゼロにするには    ( Vcc - Vin - Vbe )/R1 = Vbe/R2 となるように R1 と R2 の比を決めます。Vin = 5V で Ib = 0 とするには    R1/R2 = ( Vcc - Vin )/Vbe - 1 = ( 10 - 5 )/0.6 - 1 = 7.3 とすれば良いことになります。R1 = 1kΩのとき R2 = 136Ωになります(136Ωという抵抗はないので100Ωまたは150Ωとする)。図2の回路で注意しなければならないのは、R1 を流れる電流はいつも左向きになるので、Vin につながっている素子(ロジックIC、マイコン)にはある程度の電流吸い込み能力が必要になることです。R1 を流れる電流が最も大きくなるのは、Vin = 0V のときで、そのときの電流 i は    i = ( Vcc - Vbe )/R1 になります。Vcc = 10V、R1 = 1kΩのとき i = 9.4mA になりますので、これくらいの電流を吸い込む能力のある素子が必要になります。さらに図2の回路では、電源電圧によってR2の値を変えなければなりませんので、あまり実用的な回路ではありません。 複雑になりますが、図3のような回路にすれば、このような制限はなくなり、電源電圧が変わっても、Vin につながっている素子の電流駆動能力が小さくても、Vin = 0V でモータが回転し、Vin = 5V でモータが停止します。Vin =1V~1.5VのところでモータのON/OFFが切り替わります。抵抗 R は全て同じ値のものを使ってください。          Vcc           ├───┬────┐           │     R       e           │    ├─ R1 ─ b  PNPトランジスタ           R     c        c           ├─ b  NPN    ├──┐           c     e      モータ  △ ダイオード  Vin ─ R ┬ b  NPN │       ├──┘        R  e     │       │  R = 10kΩ~100kΩ  GND ─-┴─┴──-┴────-┘  図3 図3はモータ駆動用のトランジスタをPNPタイプとした場合で、合計3個のトランジスタが必要ですが、モータ駆動用のトランジスタがNPNタイプなら、NPNトランジスタ2個でできます。

am-etc
質問者

お礼

お返事ありがとうございます 遅くなって済みません >>この回路では、~モータが停止します。 なんだか動作の仕方を勘違いしていたようです。 詳しく書いて下さってあるので助かりました。   ありがとうございました

その他の回答 (1)

回答No.1

気になるのは、on/offの電圧が0V/5Vのままじゃありませんか? 5Vのままだと、10Vより低いので、ベース─エミッタ間に電流が 流れ、モータは回転します。

am-etc
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 最終的にはマイコン制御が目的なので入力電圧は5v/0vの2通りです GND接地でonと思いこんでました Vcc>Vbだと電流が流れてしまうんですね