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捨てコンを行う理由
捨てコンを行う理由を教えてください。 今まで、墨だしの為にするものだと思っていましたが、梁や柱の下だけでなく、基礎や耐圧版の下にもすると聞きました。墨だし以外の理由が、何かありましたら教えてください。
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突き固められた栗石の上に薄く水平に打設する 捨てコンの存在の意味は、墨だしの為というのが一番広く知られているようですが、その他に 型枠をコンクリート釘などで定位置に固定する。 鉄筋に泥などが付着するのを防ぐ。 サイコロスペーサーを敷くことで鉄筋のコンクリートかぶり寸法を正確に確保できる等の理由から。 このことは、捨てコンが無い場合つまり栗石の上で直接鉄筋や型枠を組み立てたらどうなるかを考えてみたら良く解ります。 1)鉄筋に泥やほこりが付着する。 2)型枠が不安定で固定するのが困難。 3)栗石(目潰し砂利)部分に喰い込む生コンが不 経済。必要数量の読みに狂いが生じる。 コンクリートは事前に図面上で計算して発注するので、現場の型枠寸法に正確さがもとめられる訳です。 以上の理由から捨てコン打設がなされているのです。