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なぜビンラディンをその場で射殺したのですか?
射殺してしまえば彼の口から情報を得ることができません。 なぜ逮捕して正式に尋問、裁判という手続きを踏んでアルカイダの情報を得ようとしなかったんでしょうか? 殺害しなくても逮捕で充分オバマ政権にとっては得点になったと思うのですが、不思議です。 みなさんの考えをお聞かせ下さい。
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過去のテロ事件を調べると、以外と「捕まった仲間の釈放」が目的のテロが目立ちます。 ・ダッカ日航機ハイジャック事件(日本赤軍) ・ミュンヘンオリンピック事件(パレスチナ武装組織) ・ルフトハンザ航空181便ハイジャック事件(パレスチナ解放人民戦線(PFLP)) ・在ペルー日本大使公邸占拠事件(トゥパク・アマル革命運動(MRTA)) ・北オセチア・ベスラン学校占拠事件(チェチェン武装組織) ざっと調べて目立ったのをピックアップしましたが、他にもいろいろあると思います。 当然ながら、テロリストの中の大物中の大物であるウサーマ・ビン・ラーディンが捕まったとなったら、彼の影響下にあったアルカイーダ系列のテロ組織は、人質をとるテロ事件を起こして、ウサーマの釈放を要求することでしょう。 当然ながら、アメリカは突っぱねますので、武力解決となり、その過程で無辜の人質に多くの死傷者が出ることは必須です。 (例:2004年のベスラン学校占拠事件では、人質386人以上(うち子供が186人)死んでいます) 世界中のどんな国であれ、テロ事件を未然に防ぐことは極めて困難です。 逮捕して高確率で、人質をとられるテロ事件が起こるのがわかりきっているのですから、後腐れなくXXしてしまうのは、合理的な判断だと思います。 ちなみに、北オセチア・ベスラン学校占拠事件・2002年のモスクワ劇場占拠事件など、数多くのテロ事件の首謀者とみられるチェチェン人のシャミル・バサエフは、2006年にロシア軍の特殊部隊の作戦により殺害されました。 軍事大国に刃向かうテロリストは、似たような最後を遂げるものですね。
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- zebura23
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ビンラディンはこれまで何度殺されているでしょうか? 今回も彼の影武者のようです。 アメリカにとってある計画のために、 アメリカ対イスラムという構図がどうしても必要なのです。 ですからCIAがイスラムテロ組織を維持しているのです。
- simmetrix
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事情が何も分かっていない素人が口をだすことではないでしょう。 なぜ逮捕して正式に尋問というのなら、 逮捕できる、尋問できる、裁判できるということの根拠を持っているのですか? 相手がこそ泥ならいざしらず。
- Mokuzo100nenn
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世界の人類が、彼の口から情報を得ることを忌避したのでしょう。
忠臣蔵の赤穂浪士が、吉良上野介の首を即「討ち取った」のを真似したのです。 それしか考えられません。
- IDii24
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通常ならアメリカの犠牲者を最小限に抑える為に空爆とかなんでしょうが、今回は本人を必ず確認する必要があったため至近距離での戦闘は避けられず、しかも犠牲は出せない。この状況だと確認したら即殺す。これが一番兵士には安全だと考えたのでしょう。 アメリカの軍隊は驚くほど自らの犠牲を嫌がります。無人空爆や、誘導ミサイルなど人が介さない方法がまず第一ですから。今回の任務はかなり緊張したのでは?。 まあ、捕まえても解放をもくろんでテロや一般人拘束が繰り返されるのも確かだと思います。
- tabakichikun
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アメリカは正義の名のもとに平気で人を殺していい国なので そういう風にしたのではないでしょうか。 アメリカ人は殺害後、みんな大喜びでしたよ。NYの熱狂振りをTVでみたらわかると思います。 暴れん坊将軍のセイバイってやつです。 逮捕だと支持率はそんなに上がらなかったと思います。
- x530
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アルカイダという組織の特殊性にあると思います。 ウサマビンラディン氏は911アメリカ同時多発テロの首謀者ですが、ピラミット構造の頂点に立つ司令官的な人間ではありません。 なぜならば、アルカイダとはピラミット構造の組織構造ではないからです。 アルカイダは、世界中のイスラム原理主義を掲げる武闘派集団の「ブランド」で、日本では国際テロ組織と報道されていますが、その構造は編み目形態です。 アルカイダを名乗る、世界中のイスラム原理主義を掲げる武闘派集団は、皆、お互いに横連携をとりながらも、独自に行動しています。 ウサマビンラディン氏は、911以降は、反民主主義、反米の一部の武闘派たちの英雄ではありますが、国際指名手配により身柄を追われる立場のため、地域組織の首脳からはとっくに(引退)外されているため、彼の口から得られる情報は、ほとんど無いとアメリカは判断したモノと思われます。
その場で射殺しないと、アルカイダが解放しろと、世界中の人質をとってテロが起きるから。
- jasko
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フセイン大統領ですら裁判にかけた上での死刑執行をしたわけですので、 今回のビンラディンに関しては確かに腑に落ちませんね。 フセインの頃よりもウィキリークスやらジャスミン革命やらで情報は広まりやすくなっています。 つまりアメリカには一刻も早く彼の口を封じたい事情があったということでしょう。 9.11事件はアメリカの陰謀とする説なんかもあながちデマではないのかも知れませんね。