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人間の肉食は先天性なのか後天性なのか

初めて質問します。 人間の、生き物を殺してその肉を食べるという行為は、生まれた時から知っていることなのでしょうか、それとも、生まれてから学ぶことなのでしょうか。 私は、自分が生きている豚や牛を見て、「あれを殺して食べてみよう」とは思いつかないと思うのです。 この「あれを殺して食べてみよう」という感覚は、全くの無知の状態(まだ生き物の肉を食べるのが当たり前にはなっていない状態)でも誰もが当たり前のように抱く感覚なのでしょうか。

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  • raiden787
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回答No.4

ある意味で先天性でもあり、後天性でもあります。 まず、人間には肉体機能として肉を食べて消化し栄養を吸収する能力があります。 成長期には動物性のタンパク質は重要な栄養源です。 つまり肉体的には肉食に適応しています。 一方で、肉、さらに言えば他の動物を食べ物として認識するには学習が必要です。 牛や豚の肉を食べ物だと学習できなければそれを殺して肉を得ようとする衝動は生まれないでしょう。 欧米人は、一部の国を除いてタコを食べる文化がないので、タコを食べ物だと学習しません。なのでタコを見てもグロテスクな生き物だと思っても、美味しそうとは思わないでしょう。しかし、日本、あるいはギリシャなどのタコを食べる国へ旅行し、タコの料理を食べてみて、タコを食べ物だと学習し、味を気にいれば、彼はタコを見て美味しそうと感じるようになるでしょうね。 貴方が豚や牛を見て殺して食べてみようと思わないのは、そんなことをしなくてもいくらでも肉でもなんでも食べられる文化で生活してきましたから、生きた豚や牛=食べ物、という認識を貴方の脳が学習していないからです。 もし貴方が牧場経営者だったり、あるいは古代の狩猟民族の生まれだったりして、動物を殺してその肉を食べる経験をしていれば、状態のよさそうな牛豚を見て、「肉付きがいいから殺して食べてみたいな」と思うようになるでしょう。 私は小さいころイカが嫌いで、親にイカを捌くように言われても気持ち悪いだけで嫌でしたが、成長して味覚が変わったのか今はイカが好きです。 そのせいかイカを平気で捌けます。つまり私の脳が、イカを捌く気持ち悪さよりもイカを食べることで得られる満足感のほうが上だと学習した、ということでしょうね。

koukishinkun
質問者

お礼

回答ありがとうございます! なるほど! 同じ人間でも育った環境によって異なるようですね。 ふと気になったので調べてみたところ、やはり、肉食中心の西洋人に比べ、菜食中心の日本人は腸が長いという話を見かけました。 私が豚や牛を見て「あれを殺して食べてみよう」とは思いつかないと思ったのは、良くも悪くも、環境に適応した結果ということになるのですかね。

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その他の回答 (4)

  • itaitatk
  • ベストアンサー率38% (751/1976)
回答No.5

人間には犬歯と臼歯があることから考えて雑食であり、肉食(これはどちらかを食べるというわけではなく肉を食べるという行為に対して)は先天性のものでしょう。

koukishinkun
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 進化の過程で歯の変化などが見られるようですね。 また、その進化には環境が関係しているようで、生き物の環境適応力(?)の凄さが分かりました。

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  • Kunfu
  • ベストアンサー率38% (164/424)
回答No.3

あなたは日本に生まれたから草食系なのでしょう。 中国生まれだったら、椅子とテーブル以外の四つ足はことごとく食ってしまいます。 冗談ですが、だから後天性というのではなく先天性です。 ただし、肉食獣でも狩りの仕方は親から教えてもらうもので、そこは分けて考えるべきかと思います。 人類はビタミンCを食物から摂取する必要があります。 他の動物はビタミンCを自分の体の中で作ることができます。 ところが人類は進化の過程で、ビタミンCが豊富な食物を食べているうち自分で合成できなくなりました。 同様に、人類は動物性たんぱく質を摂取する必要があります。 それは、進化の過程で肉食を続けてきた証です。 また、歯を見れば動物が何をエサにしているかわかりますが、人類は雑食性です。 一説によると、人類が他のサルと分かれて知能を発達させたのは、魚肉を食うことでDHAやEPAといった脂肪酸を取るようになったからだといわれます(わりとマイナー説)。 いずれにしても、人類は体の構造からして肉を食うようにできています。 馬やラクダに豚や牛を「美味いぞ」と教えても食わないと思いますしね。

koukishinkun
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 「人類は進化の過程で、ビタミンCが豊富な食物を食べているうち自分で合成できなく」なり、「同様に、人類は動物性たんぱく質を摂取する必要が」あるということは、食に関する環境の影響を受けた進化(退化?)ということですよね。 私が豚や牛を見て「あれを殺して食べてみよう」とは思いつかないと思うのは、ある意味、今の日本における食に関する環境の影響を受けた進化(退化?)なのかもしれないですね。

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  • opechorse
  • ベストアンサー率23% (435/1855)
回答No.2

肉食を広域に魚、乳製品を含めるとすると 私は先天性だと考えています 人間は、必須アミノ酸を食料からたんぱく質として摂取しなければならないので 必ず、何らかの肉を食べないと生きてはいけないということになります われわれの先祖をさかのぼって、人類起源まで考えると そこで肉食しなければ、絶滅するのは必至となります とすると、先天的に肉食ができるから人類は発展してきたと考えることができると考えます

koukishinkun
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 「先天的に肉食ができるから人類は発展」できたとすると、やはり、生命に関わる程度の空腹にさらされた場合、私も生き物を殺してその肉を食べようと思うのですかね。 自分がそう考えられるのか疑問でしたが、環境の影響を受けた勘違いだったのかもしれませんね。

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回答No.1

後天性ですね。 赤ん坊は、煙草や刃物など害になるものでも 口に入れようとします。 つまり、食べられるものとそうでないものの 区別すらつきません。 親に食べ物を与えられることによって 食べられるものや味を学習していきます。

koukishinkun
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 「食べられるものとそうでないものの区別すら」つかない人間が現在まで生き続けられたということは奇跡的なことのように思います。 「あれを殺して食べてみよう」という感覚は、言語や火を思いついたような一種のひらめきで、それが世代から世代へと伝えられたということになるのですかね。

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