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フローリグ下地合板の代用品にSPF材を使用は?
- キッチンのフローリングの修理を考えているが、下地合板の代用品としてSPF材を使用できるか疑問。
- SPF材をフローリングの下地として使用する際の問題や注意点について教えてほしい。
- また、古いフローリング板の上に直接新しいフローリングを貼る方法についても知りたい。
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おはようございます。お答えします。 >(1)フローリング用の41mmねじ式の釘を使用するのと、 >45mmのコーススレッドを使用するのは、どちらが良いでしょうか? これは、きちんと留めさえすればどちらでも良いです。 ご案内のように"実”(さね)の所に斜めに打ち込むわけですが、この時に釘なりビスの角度が立ちすぎ(起き過ぎ)ていると、最後の方でまずいことになります。ビス、釘の頭の部分で新しい床材の表面を引っかいてしまうわけです。ですから、適度に寝かしぎみで打ち込んでください。 そう考えますると、ビスの場合、コーススレッドよりは比較的頭の小さなスリムビス(造作ビス)の方が作業がラクだと思います。 コーススレッドでは頭が大きすぎて、よっぽど気をつけてやらないとビスの頭の部分で床材の表面を損傷させてしまいそうです。 あるいは、ハンマーを振るうのに慣れていらっしゃるのならば、釘留めでも全然構いません。この場合も、釘の頭をしっかり実の中に食い込ませてください。頭が残っていますと、次に連結させる床材がきちんと密着しないという状況を招きます。ハンマーだけでは打ち込みきれませんので、釘締めという道具を用います。(ご存知でしたら、ごめんなさい) 私は、フロアネイルを用いて手作業で留めていくか、あるいはコンプレッサーを回してエア釘を打ってしまうことが多いです。 >(2)その際もフローリングにはフローリング用のボンドを使ったほうが >良いかと思うのですが、いかがでしょうか? これは、私はボンド無でいきたいと思います。 接着しないと後に床鳴りをしたり、新しい床が上下運動をしたりしないか?と心配になる向きもございます。 一方で、床材は木であるからして、湿度変化によって微妙に伸び縮みをします。接着剤でベターっとくっ付けてしまっては良くないという考え方もあります。 そこで私は、釘をある程度細かく打つことと、実の所にボンドを塗って隣同士接着することを実施しております。 釘留めする間隔は1尺くらいで、長い実だけでなく短い実にも1、2発打ってください。 ボンドはフローリングの頭とお尻の実に塗ります。距離1尺の短い方の実です。長い実には塗りません。 連結後、はみ出たボンドは濡らして固く絞った雑巾で拭き取ります。 張り終えたものに次の新しい材料を連結させる際には、実に何か当て物をした上でハンマーで叩きまして、隙間無くしっかりと連結させてください。 何列か張っていってから「あ、ここ隙間になってる!」と気付いても、またそこまで剥がしてやり直すのは大変ですから。(^^; 端から端まで長手に一列張り終えましたら、床に這いつくばるようにして、方目をつぶってそのフローリングの実をにらんでみてください。一方の端から向こう端しまで、斜め上から片目でにらむのです。張り終えたフローリングの実はまっすぐ直線になっていなければいけませんので。(^^ あるいは、基準となる直線を墨つぼを用いて古い床の上に記しておくやり方もあります。 □↓スクロールさせると”釘締め”が出てきます。
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- 八王子の 智。(めろっぴ / ちーふぁむ 兼任)(@isuzu310)
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現在のフローリグがまだ乗っかって歩くに耐えうる強度がある(つまり、張り替えたいのは主に見栄えの問題による)と仮定してお答えします。 結論を申しますと、現在のフローリングの上に直に張り重ねてください。 現在のフローリングは根太によって支えられています。根太、それは太さ×高さが40ミリ×45ミリの木材(垂木)です。これが床下に1尺の間隔で部屋の端から端まで並んでいます。 つまり、フローリングの木目の向きと直交するように根太がたくさん並んでいるわけです。 新しいフローリングも、この根太をあてにしてください。つまり、新・旧二つのフローリングの施工向き(木目向き)は同じとします。 ただ、新・旧二段のフローリングの継ぎ手(短手方向では一尺ごとに、長手方向では6尺ごとに現れる連結部分)がまったく同じところに来るのと、少しでもづれているのとでは、仕上がった後の床の強度が違ってきます。やはり、少しでも継ぎ手がずれている方が丈夫です。 よって今度貼る床は、最初の一列目を長さ幅双方ともあらかじめ切り捨てて、現在の床と継ぎ手が同じところに来ないように調整してください。 下地の合板の変わりにSPFをお使いになろうとしたそうですが、お話を伺った限りでは、合板の代わりというよりは根太になさろうとしましたね。 一枚が6尺の長さのフローリング。それを、両端と中間とで支えようとしたとのことです。これでは、支える箇所数が少なすぎます。前述のように、現在の床を支えている”根太”は一尺(30.3センチ)間隔で走っているのです。 ですが、現在の床を剥がさないでその上に新しいフローリングを張り重ねるのでしたら、根太を取り付ける必要はありません。新・旧2段を直接重ねてください。 その際、前述のように、長手・短手共に新・旧2枚の床の継ぎ手がずれるように最初の一列目で調整してください。 張り重ねるわけですから、当然現在よりも12ミリ床の高さが上昇しますね。他の部屋(廊下)などとの兼ね合いは大丈夫でしょうか?出入り口、間仕切りの敷居のところで新しいフローリングの断面(木口)が露出してしまうことはございませんか? このような場合には、ホームセンターで床見切り材を探してください。断面がひらがなの”へ”の字に似たアルミ製(あるいはプラスチック製)の細長い部材です。これを用いて敷居と新しいフローリングの接続部分を覆ってしまうのです。 ご不明は点は、またお尋ねください。 追記・古いフローリングを剥がさないでその上に直に新しいフローリングを施工するということは、実際に行われています。 その場合でも、合板を捨て張りすることはしません。 前述のように、継ぎ手をずらしつつ張り重ねていただければ強度的には大丈夫です。(ただし、現在のフローリングが乗っかって歩くのに耐えうる強度を保っていることが条件です) 古いフローリングの上に木材で下地を組む必要はございませんし、ましてそれをnorimakiarareさんがお考えだったような粗い間隔で取り付けては、却って逆効果です。 また、現在はバリアフリーの時代です。このような”木材+新しい床”という施工では現在の床よりも5~6センチもかさ上げされることになり、隣室や廊下と行き来する際に毎度段差に気をつけなくてはならなくなりますから、時代に逆行するかたちとなります。
お礼
isuzu310様、早速のお知らせありがとうございました!! 夜も遅い時間にもかかわらず、大変素晴らしい、貴重な、ノウハウを教えていただき、感謝するばかりです。 特に、「長手・短手共に新・旧2枚の床の継ぎ手がずれるように最初の一列目で調整してください。」という所は大変参考になりました。 壁から順に張り込んで・・などと簡単に考えていました。 最初の一枚目を古いフローリングの半分の幅にカットして、長さも最初の板の半分の長さになるように張って見ます。 又、「合板を捨て張りすることはしません」という事も「目からウロコ」です。 いろいろ本などで見ても、重ね張りなどは出ていませんでした。 isuzu310様のご指摘のとうりに、SPF材を根太の代わりにしようかと、考えたのです。 古い根太は問題なく、フローリングの板が地震で容器が壊れ、サラダオイルと日本酒、洗剤などが一晩中床に落ちたままでしたので、すっかりブカブカ状態でした。 一つ質問ですが、新しいフローリングを張るときに (1)フローリング用の41mmねじ式の釘を使用するのと、45mmのコーススレッドを使用するのは、どちらが良いでしょうか? (2)その際もフローリングにはフローリング用のボンドを使ったほうが良いかと思うのですが、いかがでしょうか? もちろんボンドを使うときには、サンダーで汚れ落しを前面にする予定です。 よろしくお願いいたします。 早速に連休中に張り込んでゆきたいと思います。 ありがとうございました!!!!!
お礼
isuzu310様 こんにちは 朝早くお知らせいただきありがとうございます。 お返事を読んで行くうちに、納得できる事ばかりで、本当にためになりました。 釘に関しては同感です、 釘締めのポンチは用意してあります、釘もフロアー用の頭が凹みのある釘を用意しました。 安心して釘うちができます。 エアーツールの釘打ち機は良いな・・・と思うのですが、素人には手に余りますので、トオカン・トンカン気長に釘うちします。 ボンドにつきましては私の考えと同じなのですが「湿度変化によって微妙に伸び縮みをします」と言われまして、ヤッパリ!!!と言う気持ちです。 素人の悲しさでどうしても、雑誌などDIY関連のフローリング張替えの記事などではボンドをドンドン使ったりしてますので、果たして日本の風土に合っている工法かと、ずっと疑問でした。 ボンド使用を控えるためにとSPF材を根太代りに使用かと思っていたほどです。 雑誌などでボンドベタベタ貼り付けたり、やたらとコーススレッド打ち込んだり、の記事ばかり読んでいましたので、本当にisuzu310様のご解答はまさに「眼からウロコ」と言っても過言ではありませんでした。 本当にお世話になりました。 これで安心してフローリングの日曜大工に書かれます。 ありがとうございました!!!!!!!