- ベストアンサー
接着剤とうすい塩酸
建築現場の方に聞いたのですが、接着剤を塗る前に薄い塩酸を塗ってから接着剤を利用すると良いらしいのですが、なぜ良いのでしょうか。ちなみにその人は、発泡スチロールに何かをくっつける時に使用したと言っていました。 塩酸が揮発性の物質で、揮発しやすく乾きがはやくなるからなのでしょうか。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
発泡スチロール同士の接着の場合,塩酸は使わないと思いますよ. もしかしたら,多少の効果があるのかも知れませんけど(ないと思いますが),塩酸を使うコスト,手間,危険性,塩酸中に含まれるゴミなどによるデメリット・・・などを考えると,トータルで有利な点があるとは,ちょっと考えにくいです. たとえば,汚れの原因がよほど明確で,それが塩酸に可溶なものなら,使う可能性も否定できませんが,多少は塩酸が発泡PS内にしみ込むと思いますので,むしろ接着剤への悪影響の方が心配です. 発泡PSであれば,溶剤が使えませんので,表面のよごれをよく落とし(とても汚れているようなら,水洗いの後に乾燥,がいいと思います),酢酸ビニル系の接着剤を使うのが一般的ですね.接着力がもっと必要ならエポキシ樹脂がいいと思います.
その他の回答 (3)
- shota_TK
- ベストアンサー率43% (967/2200)
こんにちは,TEOSさん. 鉄系の材料の場合,表面の酸化膜を塩酸で除去し,水洗・アセトン洗浄後にプライマー処理してから接着剤を塗布するのは,一般的だと思います. アルミ系材料の場合は塩酸を使わずにクロム硫酸を使う場合が多いですね.(アルカリ処理するケースもあるみたいですね) 樹脂系材料の場合には,塩酸を使うことはないと思いますよ.ぼくはプラスチック屋なので,金属の方は自信ありませんが,樹脂の方は間違いないと思います.
お礼
teosさんshota_tkさんありがとうございます。よく聞いてみると、発泡スチロール同士の接着だそうです。でもやはり塩酸は使わないのでしょうか?もしよければどなたか教えて下さい。
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
鉄やSUSなどの表面処理で 濃い目の塩酸で表面処理してから水で洗浄し、アセトン等で洗浄することは有りますが特殊かな? 発泡スチロールで 塩酸は使わないと思いますが?? 薄い塩酸では 効果無いはず???? 薄い塩酸は 水がメインですので、揮発は少ない。 濃い塩酸でも35%が 最大濃度。これはモクモク。
- shota_TK
- ベストアンサー率43% (967/2200)
塩酸ですか・・・あまり聞かないですね. 接着剤の種類と,被接着材料によると思いますが,常にプラスの効果が得られるとは考えにくいですね. 一般的には,接着面に油がついているのが最大の問題になりますので,このオイル分をどうやって除去するか,というのが重要です.普通は,サンディングした後,アセトンなどでオイル分を除去しますね.しかし,塩酸ではオイル分は除去できないと思います. 例えば,炭酸カルシウムを主成分とする汚れが表面に付着しているようなケースなら,塩酸によってそれを除去することができますね.もしかしたら,その建築現場では,接着対象物に石灰などが付着していたため,塩酸で前処理したのではないでしょうか.あまり一般的な方法ではないと思いますよ.
お礼
ありがとうございます。建築現場のことが良く分かっていないので、参考になりました。塩酸を利用するのはあまり一般的ではないようですね。 もう少しその現場の状況を聞いてみないといけませんね。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 あまり塩酸を使用するメリットはないようですね。 わかりました。助かりました。