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塩ビの接着について
塩ビのパイプと塩ビのユニオンを接着材を使用し 接着する時ですが、どの位の範囲まで入っていればいいのでしょうか? 半分以上入っていればOKという人も入れば、奥まで(最後まで)入れなければ 駄目という人もおり、よくわかりません。 実際、作業をしてみて奥まで入らなっかたのもあり、接着をするのも ほぼ初めてで、適用範囲もよくわからないままなので、教えてほしいです
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- nabe710
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配管の目的は水漏れなどなく確実に接合することですので、「隙間なく」として密着位置まで差し込み、隙間を塞ぎつつ接着するための接着剤を併用するのが望ましいといえます。 で、ご質問についてですが、すでに経験されているように接着剤を使用せず仮接合で差し込んでみた場合と、接着剤を使用した場合とで部材同士の摩擦、パイプ切断口のバリや屑の有無などちょっとした条件の違いでその差し込みの深さが違うことが多いです。 厳密にはこの摩擦や屑などを初め、製品自体の部品ごとの寸法の誤差を含め、一律どれもが「○○mmまで挿入すべき、できる」ともいえません。 「半分以上入っていればOK」と言うご意見は、たまたま隙間なく接着剤が隙間を充填した結果でしかなく、言い換えると「たまたまうまくいかずに隙間ができ、水漏れが発生」することもありうるともなります。 より確実な方法としては、わずかなバリ、砂やホコリ一粒でも挟み込まれることでこの差し込み幅が異なり隙間発生のリスクが増えますので、切断面はきれいに仕上げ、異物や汚れを可能な限り取り去り、接着剤塗布後は速やかに可能な限り奥まで差し込み、接着剤硬化まで抜け出さないように固定保持する。です。 接着剤は硬化するまでは潤滑剤の役割もあり、塗布しない段階での仮差し込みより塗布後の方が深く差し入れられることも多いです。 また深く差し込んだあとも滑りやすいがために、ヌルヌルと抜け出してくることもまたあります。 一旦接着接合し、接着剤が硬化したああと水漏れが発見されても、やり直しがききませんので解決に向けての手間が増えるばかり。 可能な限り一カ所ごとに「確実に」接合するに越したことはありません。 「きれいにより深く」です。 私の場合、仮接合の段階で抜くのに手間取るほどまずはめいっぱい差し込み、その接合箇所にペンで線を書き込みます。 抜いた後の本接合時には、接着剤の潤滑作用によりに深く入ることを前提に、少なくともひいた線が入り込み隠れるまで一気に差し込み、数分はそのまま抜け出さないよう数十秒押さえています。 人によってはパイプを回しながらねじ込むように差し入れるという方もいるようですが、接着剤に空気を混ぜ込む行為にしかならないと考え、私はストレートに一気差しで行っています。 必ず接合するパイプとユニオン、両方に接着剤を塗ることを忘れずに。