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一億倍
基準値の一億倍の放射線を含んだ水が出ているというのは本当ですか? 原発の内部に入って修理出来なければ放射能駄々漏れ状態は終息しません
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東京電力のデータによれば、正確には、1億3500万倍です。 http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110405w.pdf 海水で薄められた時点で、これが、750万倍となります。つまり、放射性ヨウ素の濃度が1億倍の液体は、海水に混ざる前の原液とでも考えればいいと思います。 単純に1億倍と考えても、この高レベル廃液は、たった10リットルだけで、昨日放水した低レベル廃液1万トン分に相当します。したがって、昨日、意図的に行った、低レベル廃液1万トンの放出など、全体の汚染からすれば、微々たるものと言えるでしょう。 2号機などから、どんどん高レベル廃液が出てきているので、背に腹は変えられず、低レベル廃液の放水に至ったようです。
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- Saturn5
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2号炉のたまり水に1mLあたり29億ベクレルのヨウ素131が検出された、 というニュースとトレンチ(立て抗)の水からは1200万ベクレルのセシウム137 が検出されたというニュースがありました。 前記のニュース通りならば基準のほぼ1億倍の放射性物質を含むことになります。 水面からの放射線が毎時1シーベルト以上(ほぼ3~5時間で死亡)を計測したのも うなずけるデータです。 このように高濃度の放射性物質は核燃料棒を化kの宇してあったプールの水でも 考えられません。核燃料はジルコニウムの合金にしてあり、容易に溶けないからです。 ではなぜこのような濃度になっているかと言えば、冷却が遅れて炉無いの温度が 400℃前後まで上がり、水が臨界状態(高温・高圧の気体)になり、燃料棒を 溶かしたことが考えられます。そして、その圧力が容器の設計耐圧(ほぼ90気圧) を超えて、破損したところから微細の燃料棒の混ざった水が流れ出したのでしょう。 また、トレンチは外洋とつながっていて、この高濃度に汚染された水が少しずつ ですが外洋に出ています。海には希釈作用があるとはいえ、一億倍に薄めても 基準値を超えるのです。ですから、30km離れた地点でも海水中から基準値以上の 放射性物質が検出されています。これは海流により拡散が不十分だっただけでなく、 元の濃度が高すぎるということも重要な事実だと思います。 質問者様の言われるように原子炉自体を遮蔽するしか無いのですが、現在は人間が 近づくのも危険な状況です。さらに、1号炉の温度が冷却にもかかわらず200℃を 超えているのも不気味です。燃料がコントロールできない形状に溶けて、新たな 反応が始まっているのかも知れません。
お礼
ご丁寧に有難うございます心より御礼申し上げます
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