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基幹産業の国有化はどうしてしないんですか。
ご質問させていただきます。全く無知で申し訳ありません。基幹産業を国有化するには何か問題があるのでしょうか。諸外国では電力等は国有化されていますが、日本とは何が違い、日本では何故しないのか、教えてください。資本主義だからの一言でしょうか。分かりません。よろしくお願いします。
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- yonesuke35
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国有企業は皆競争意識が低いのです。 公務員が運営するのですから親方日の丸意識が強くなります。 そのため国際的競争力が低下します。 国家公務員はいかに考えが甘いか、発想力が無いか、 いかに努力しないかの証明です。 国家公務員試験は 全く意味をなさないという証明でも有ります。 ですから国営企業でも働かない者はどんどん降格するなどの 仕組みにすればいいのですがそれが官僚の抵抗で出来ないのです。 JALもそうですね。 給料はいいが赤字になった。
基幹産業というのはその国の国情や経済状態によって違うので一概に言えません。 国によっては農業が基幹産業というところもあります。 電力や鉄道等、初期投資に莫大な資金を投入しなくてはいけなくて 採算ベースに乗せるのに時間がかかる。けれど国民の生活に必要と判断される。 そういった業種については政府が公共投資で初期投資をおこなって、 採算が取れるようになってから民間企業に移行することが多いんですよ。 外国で国営の電力会社があるのはそのためです。民営化する前段階なんです。 市場原理が働くのであれば資本主義経済社会で無理に国有化する必要はありません。
- LEVELUP100
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国有化して意味があるのは国民の生活を国が責任を持って維持する意味もありますが、弊害もあります。 一般に国家公務員の給与は高い傾向があるとか、民間産業の新規事業の参入を阻害するとか競争原理が働かないなどの問題もあります。 昔の国鉄や電電公社や最近の事例だと郵便関連事業ですね。 国営だとコスト意識が鈍くなるようで、サービス料金が高止まりする傾向があるようです。