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精算表と試算表
日商簿記3級を勉強していて思う事なのですが、精算表や試算表って手書きだと結構時間かかりますよね? IT化がこれだけ進んだ昨今では、こんな面倒な作業やらなくても経理ソフトがさくさくっと計算してくれるのではないのでしょうか? だったら経理ソフトを勉強した方が良いって事ですか?
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一般企業で経理事務[税務申告書作成まで]を行なっている者です。 簿記は高校生の時に日簿2級・全商1級まで取得いたしましたが・・・ [回想] その頃は未だパソコンは普及しておらず、教わるコンピューター言語はコボルだし、起動させる度にパンチカードでプログラム読み込み。 電卓で計算するのも手抜きだと言われてソロバン(計算実務)の授業もありました。 流石に試験問題には精算表が印刷されていましたが、教えている先生方が日簿1級を受験していた頃は『帳簿・帳票関係はソロバンとボールペンで自作できないと受験が厳しかった』と、自慢なのか愚痴なのか、授業でよく言っていました。 隔世の感ですね。 [回想 終了] さて、確かにIT化により財務ソフトを使えば必要な帳簿等は自動作成されますし、簿記の知識が乏しくても簡単な仕訳であれば入力できてしまいます。オプションのソフトをインストールすれば税務申告書作成もやってくれますね。 偶々、私の回りに居る者が能力不足なのかもしれませんが、簿記はDVDで憶えました[試験は受けていない]とか、会計ソフトの操作講習は終了していますと言う者たちは、チョットした仕訳ミスも直せなかったり、出力した帳簿に間違いがあるのかどうかのチェックも疎かです。愚直に時代遅れな方法で主要簿・補助簿・8桁精算精算表などを作る事で貸借不一致だとかを経験し、その原因を自分で解決する事で帳簿の仕組みや誤仕訳の訂正方法を身に付けるのではないでしょうか? それに、今回の震災でパソコンが動かない事業所も有ると思われます。 私は人事関係の仕事も行なっているので、行く行くは人事評定の修正[各評定者の個人的な偏りの是正]を担当しなければなりませんが、財務ソフトの操作を憶えるのもスキルアップとしては良いのですが、自力である程度の所まで出来ないような人の上にあるガラスの天井は低いですね。
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- -9L9-
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確かにそうですが、その程度のことは今では誰でもできるので、パートタイマーレベルの能力ということになります。イレギュラーなことに対処できる能力があって初めて相応の給料がもらえます。レギュラーな事務しかできないなら、やはりパートタイマーや日替わりの派遣社員どまりでしょう。正社員としてパートタイマーを使う立場の人間は簿記会計を原理から理解し、いざとなれば手作業でもできるだけの能力がある人です。 経理事務の9割方は単純作業の繰り返し(パソコンの入力を含む)ですから、私の場合は試算表や精算表の事務はむしろ楽しい部類の仕事だと思っていますが、その作業の意味がわかってやっているのと分からずにやっているのでは、雲泥の差です。決算が出来上がってみて、この数値はおかしいんではないかというような問題が出たときにその原因を追跡して解明したりすることは、きちんとした実務能力と理論の知識がないとできません。そして、特に規模の小さな会社は別として、ある程度の規模の会社であればそういうことはしょっちゅう起こることです。 電卓があるから九九や四則演算を覚える必要はないとか、ワープロがあるから文字なんて書けなくていいとか言う人も確かにいますが、実際に機器がなければこれらのことすらできない人というのは、常識の欠如として一般的には社会人としては認められません。給与も最低レベルでしょう(自分が経営者としてやっていくなら別ですが)。
お礼
ありがとうございました。 なるほど…と思う事ばかりで、大変参考になりました。
わかります! 春から高2です。 私も全商の2級もってます。 精算表面倒くさいです。 貸借対照表もです(笑) 簿記の基礎は理解しておいた方が良いと思います。 手書きで鍛えた技術はパソコンの前でも無駄にはならないと思います。 簿記の基礎があればエラーが出た時にすぐ修正できます。 基礎はもっていて損はありません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 回答者様はまだ高校生なのに、簿記を勉強しているなんて素晴らしいですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かにそうですね。 大変参考になりました。