今回の被曝は、労働災害？

質問

本日のニュースで福島原発での作業員お二人が作業中に被曝されたとの事ですが、このお二人は
労働基準法で労災に認定されるのでしょうか？それともなにかの国家補償でもうけられるのでしょうか、？あくまでも労働災害で労働基準法の範囲で処理される。

回答No.2

kenchin · ベストアンサー

まずは労災認定が優先してされます。
過去のJOC災害でも同様ですね。
考え方などは以下のURLをご参照ください。
http://www.remnet.jp.cache.yimg.jp/newsletter/23/page2.html

それで、ちょっと補足を。
休業した場合は収入に従った休業補償が出ます。
しかし、死亡災害でない限り、会社から特別な慰労金や見舞金は
電力社員でも出ないですね。
もちろん、職場有志のカンパや上司の個人的見舞いはありますが。
「出るで無いじゃない！額の違いだ！」と言われるかもしれませんが
あくまで方針としては公平であるという意味で。

で、実際問題として。
今回の下請けさんには電力の上から「個人的見舞い」として幾ばくか
行く可能性はあるでしょうね。
もしくは「それも公けとなると支障があるので、その後の運用で補う」
って、ある種社内規定破りに近いと云うか、現場の人情でというか
そういう物が出る可能性は高いです。（で、上も黙認すると。）

レベルは違いますが私が経験した例。
当時電力社員であった私の補助をしてくれていた下請けさんが
ある日帰宅途中にテンカンで倒れたんですね。

持病を持っているのを誰も知らなかったので、大慌てで対応して
そのあとナンダカンダ有ったんですが、下請け社長さんが「彼は
解雇して新しい社員を送ります。」と言いだした。
労災で何とかなっても、首を切られちゃ本人としては堪らない
だろうってことで、（彼が注意すれば業務を続けられる、本人も
ちゃんと薬を飲むということを確認したあとで）上司の賛成のもと
半年ほど助手なし＆委託費の支払いは継続をして、元請けの
圧力も使いつつ、解雇を撤回させたってことが有りました。

今回も幸いなことに生命には異常が無いようなので、程度は
違えど、こういう保護も働くと思いますよ。
（そういう面では結構ウェットな部分を持つ会社なので。）

回答No.4

KEN_2

今回の場合は、労働災害で労働基準法で労災に認定されるでしょう。
但し、後遺障害などの国家補償は過去に全て却下されて認められてません。

過去の実績ですが、被曝直後の外傷が伴った怪我については労災の適用が受けられますが、被曝による遺伝子傷害など後遺障害は認めない方向で全世界的な傾向となっています。
JCOの臨界事故で亡くなられた二人の大量被爆者には労災で認定されています。

先日厚労省から今回原発労働者の被爆限度量を100mSvから500mSvの5倍に引き上げられましたが、この基準変更で被曝による後遺障害の国家補償を避けているのです。
外国の基準は1000mSvで、日本の10倍の基準で5年・10年後に発症する癌などの後遺障害の賠償請求を避ける意味合いがあるのです。

下請け会社は、外傷が伴った怪我については労災の申請はするでしょうが、被爆限度量を超過しても労災の申請はしない方向で動いています。
被爆限度量を超えそうになると、被爆量検出バッジを外して作業を続けたり、あまりの暑さで防護マスクを外して放射性物質を吸引して、体内被曝する下請け会社作業員が多数存在するのが現実の原発作業者の労働環境なのです。

なお、業務上労災は本人の過失は問われません。
よって、業務上に関する外傷やX線画像診断で証明される労災に認定されます。

＊原発労働者などで、検索すると下請け会社作業員の被爆実態の一部分が取材されています。

回答No.3

qqq101

労災認定は？・・・阪神淡路大震災を参考にして下さい

回答No.1

mappy0213

どうなんでしょうねぇ　今回の被曝なんですが東電の説明を聞くと色々突っ込みどころが満載なんですよね（笑）
まず「警告音が鳴っているのにこんなに早くなるのは機械の故障だと3人とも思ってたこと」　コレに関してはそれならなぜなったまま作業していたのか　なぜ機械の交換をしなかったのか

足首にβ波熱傷ってことなんですが防護靴は？　なんで協力会社？（実際は下請けなんでしょうけど）社名は？なんで東電社員じゃないの？
ってなかんじで突っ込みどころ満載です。
補償ですがたぶん国がするでしょうね　もしかすると秘密裏に東電からもあったのかもしれませんけど