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筋に明るい
あるプロ棋士が、郷田九段の棋風について話した言葉。 正統派居飛車党で筋に明るく、指し手に強い信念を持っていると。 「筋に明るい」とはどういう意味ですか? いわゆる手筋をいっぱい知っているということですか? 本筋の手、などといいますが関係ありますか? よろしくお願いします。
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将棋倶楽部24で6級のものです。 この手の質問は一応「筋」という意味を知らないとまずいかなと思い、念のため将棋タウンの将棋用語集(参考URL)から引用しました。 筋 (すじ) 1.作戦のみちすじ。やりかた。効率的な指し方。 2.盤面の縦の列を筋と言い、右から1筋2筋と数えていき9筋まである。 ※筋が良いとか筋悪とか良く使うが、言葉で説明するのは難しい。将棋ガイドブックには、比較的分かりやすく載せられているので、それを引用させてもらい、説明の一助としたい。『将棋を大局的、理論的に判断した場合に、最も理にかなった指し手(手順)を筋と表現する。手筋の略語。筋がよい、と言えば大局観にすぐれていて感覚が鋭いこと。』 僕が思うには、筋が明るいというのは用語の意味からして 「作戦や攻め方の考え方、理にかなった考え方をたくさん持っている」 ということではないでしょうか。つまり、英語でいうボキャブラリー(語彙)の量だと思います。 単語が読めれば長文問題も解ける、そんな具合ではないでしょうか。 将棋と英語の勉強法は非常に似ていて、最近新しい棋書に「初段になるための勉強法」という本がありますが、 その本の将棋の勉強法は階段状に上がっています。 英語もまったく同じ上がり方だったり、「やるだけ伸びる」という性質は本当に英語と似ていると実感しています。 どちらかというと回答より考え方になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
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- QES
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最新、最先端の定跡を良く研究しているということです。 序盤重視の棋士に多く、研究会等で徹底的に指し手を掘り下げているため、序盤から中盤にかけて自信を持っています。 反面、研究から外れるともろいところがあります。 実際過去から長く頂点を極めた棋士は研究による序盤より中終盤重視です。 終盤が二度あると言われた二枚腰の大山康晴、他人が真似の出来ない定跡にない手を指す中原誠、終盤が泥沼流と呼ばれた米長邦雄、光速の寄せの谷川浩司、羽生マジックの羽生善治など皆中終盤が大変強く、定跡に長じた「筋に明るい」という評価は一流ではあるが超一流ではないともいえます。 なお手筋を一杯知っているというのはプロでは当然のことでしょう。
お礼
なるほど、真に強い棋士は中終盤が強いのですね。 わかりました、ありがとうございました。 なお、「いっぱい」。。。に関して。 名詞としての意味を持つ「いっぱい」は【 一杯 】ですが、 たくさんのという意味を持つ副詞・形容動詞としては【 いっぱい 】でしょう。
- toushika555
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指し手には2種類ある。 「直線的」;「曲線的」。 (代表的な棋士)「直線的」;郷田九段、佐藤(康)九段。 「曲線的」;羽生名人、森内九段。 「筋が明るい」=どちらかというと「直線的」かつ、粘るような手は指さない(潔い?投了)。 =「本筋」多数の将棋内容かナ。
お礼
多数の将棋内容とはよくわかりませんが、ありがとうございました。
お礼
筋の意味、よく理解できました。 ありがとうございました。