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ラノベにおける引用
一般的に小説では他の著作物からの引用が当たり前になっていますが、ライトノベルでもそれは同様でしょうか?例えば作中で有名ミュージシャンの曲を導入したりすると著作権などの厄介な問題は発生しないのですか?
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おそらく問題は発生します。 例に挙げた音楽関連ですが、これはJASRACと言うクソのような団体が、著作権を管理してまして、 そのため漫画などでも歌詞を使用すると、著作権料を支払う必要があります。 よく漫画などの雑誌に歌詞がのっている場合、 [JASRAC(出)○○○○○○○‐○○○号]という番号を見たことがありませんか? これはこの歌詞はJASRACにお金を払って、使用してますよって言う証拠な訳ですね。 さて、ラノベの場合ですが、大抵他の著作物や歌詞などの引用は、自分が知らないだけだと思いまが、 そんなに多くないと思います。 そもそも、異世界ファンタジーの場合は、「似ていますが別物です」と言い張れますし、学園モノでもよっぽど音楽に特化した作品で無い限り、JASRACに引っかかるような歌を使用する例は多くないでしょう。 また、実在のゲーム会社名やWebサイト名を出すラノベもあったりしますが、そこは互いに宣伝になると言うことで、持ちつ持たれつの関係みたいですよ。 例)「俺の妹がこんなに可愛いわけが無い」ではアキバblog、カーズSPといった実在のblog名が出てますし、「ベン・トー」ではSEGAのゲームが異常なまでにプッシュされてます。 「終わりのクロニクル」では「清しこの夜」が作品の中で占める割合が大きいですが、これは著作権が切れているのでセーフですね。 (通常著作権は、作者が死亡してから50年経つとフリーになります。) 以上です。
お礼
ビジネス上の判断も多分に作用しているのでしょうね。ありがとうございました。