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ライトノベルは小説と呼ぶべきなのか?
自分はよくライトノベルを読むのですが、アニメ化された作品のラジオなどの告知で原作小説は・・・と紹介されるとなんか違和感を感じます 確かに挿絵があるものの実際は文字だけで表現されているわけで間違ってはいません。だけどなんだかモヤモヤしてしまいます 一般の小説と内容も表現方法も違うのに一概に小説と呼んでいいものでしょうか? そうなるとライトノベルの定義に行き着いてしまいますが回答よろしくお願いします
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ライトノベルは定義が曖昧でありますが、それは小説という範囲内でのことです。 ライトノベルは小説の作法を一通り守っていますし、間違いなく小説です。 『表現方法が違う』とおっしゃっていますが、実際のところ、小説の表現方法は人それぞれです。 一人称で心象を事細かに書く人もいれば、三人称で淡々と事象を書く人もいます。 恋愛を書く人もいれば、ファンタジーを書く人もいます。 表現方法は、ありとあらゆる面で違います。 また、ライトノベルの中にも、一般の大衆文学と区別がつかない作品もありますし、その逆もあります。 下はその例です。 十二国記(小野不由美):ライトノベルとして出版されるが、後に大衆文学としても出版。 クビキリサイクル(西尾維新):大衆文学として新人賞に応募するが、ライトノベルとして出版。 空の境界(奈須きのこ):ライトノベルであるが、難解な文章であるためにライトノベルなのかという議論が生まれる。 ブレイブ・ストーリー(宮部みゆき):大衆文学であったが、劇場アニメ化の後にライトノベルとしても出版。 スカイ・クロラ(森博嗣):大衆文学(むしろ純文学)であったが、劇場アニメ化の後に表紙をアニメ系イラストしたものが出版。 姑獲鳥の夏(京極夏彦):大衆文学であるが、キャラクター性の高さから、ライトノベル読者の人気も得て、表紙をアニメ系イラストにしたものが出版。 GOTH(乙一):ライトノベルのような文体でありながら、本格ミステリ大賞を受賞。 もちろん、ライトノベルというジャンルには、独特な表現が多いです。 しかし、それはどのジャンルでも同じです。 例えば、ミステリー小説では、ストーリーに必要ではない専門的知識を数ページに渡って説明することがよくあります。 これは小説の世界観を深く濃くするための表現方法なのですが、他の恋愛、ファンタジー、ライトノベルでは見られない独特な表現です。 また一般の大衆文学にも、小説とは呼びがたい作品があります。 その最たる例が、清涼院流水さんの作品です。 この人のデビュー作「コズミック」は小説ではないと大批判を受けましたが、現在は一定のファンを得ています。 (ちなみに清涼院流水さんが言うには、「自分が書くのは小説ではなく大説」ということなので、小説ではないという指摘は合っているようです) と、いろいろな例を出してみました。 でも、ライトノベルを小説と同じにしたくない気持ちは分からないでもありません。 私は「ケータイ小説」というものを小説と認めたくはないので……。 しかし、小説と言われている限りは小説なので、私は小説を下のように分類しています。 「古文の類」:平家物語や竹取物語など、学校以外では触れることはないだろう作品。 「純文学」:ストーリーの抑揚が少なく、テーマ性重視であり、分かりにくいものが多い。 「大衆文学」:安定した作品が多く、バラエティにあふれている。 「ライトノベル」:時にハズレの作品もあるが、漫画的な表現により若い人には親しみやすい。 「ケータイ小説」:小説を読まない女子高生などが読むもので、私は読みたくないもの。
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- mshr1962
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>ライトノベルは小説と呼ぶべきなのか? もともとのライトノベルの定義自体があいまい なのですから分類を定義するのは無理です。 ライトノベル自体、和製英語で日本独自の 呼び方ですしね。 >アニメ化された作品のラジオなどの告知で原作小説は まあ、アニメのキャラクターが挿絵を 元にしてる作品が多いからでしょうけど… 他の方も挙げている小野不由実の作品で 「ゴーストハント(いなだ詩穂)」「屍鬼(藤崎竜)」は 元々は小説でコミカライズされたものを アニメ化しています。同様の作品を揚げると 飯田譲治「ナイトヘッド・ジェネシス(氷栗優)」 山田風太郎「甲賀忍法帖(せがわまさき)」 >挿絵があるものの あなたのいうところの小説にも挿絵はあります。 ライトノベルのは、それが漫画風のものであり、 ページ数が多いということはありますけどね。 まあ、小説と絵本(児童書)の中間的な 存在といえるでしょう。 ただ最近、小説に漫画家が挿絵を描いた作品が 出てきたりして、その辺もさらにあいまいに なってますけどね。 >一般の小説と内容も表現方法も違うのに一概に小説と呼んでいいものでしょうか? 漫画をノベライズした作品もありますし、 読みやすいように口語体のものが多いですが 内容は大佐ないものも多く存在します。 逆にあなたが小説と読んでるものにラノベ的な 作品が増えてきてると思いますけどね。 結論としては小説(の一形態・ジャンル)と 呼んで構わないと思いますけどね。
- hnt
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小説は詩や劇文学と違って形態、内容ともに極度に自由な文学形式で正確な定義づけは不可能だそうです。 またラノベも何をもって定義付けられているか明確でなく、レーベルとも言えるしティーンズ文庫全般とも言えるし漫画的な挿絵がある物とも言えます。 そしてそのどれもが正解の様なので、あまりに広義で自由です。 定義など難しいことは考えず楽しんだ方が幸せですよ? 言葉の意味や定義は時代の移ろいで変化していきます。源氏物語は1000年前のラノベと言えるし、夏目漱石も当時は現代のラノベみたいな扱いだったそうですが今では学校の教科書に載ることもあります。100年も経てばラノベのターニングポイント的な作品のスレイヤーズ等も教科書に載ってるかもしれません。その頃には文学作品扱いですよ。きっと。 小説も数千年前の定義では、道を説く大説に対し、珍しい話やニュースと言った益体の無いものだったそうです。
- tukachann
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皆さんもご存じの小野不由美さんの『十二国記』が良い例じゃないですか http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%9B%BD%E8%A8%98 最初の番外編が小説扱い、その後のホワイトハート版がライトノベル、その後、再び小説扱い。 作品の質は同じだということは、読者や出版社の偏見の有無でカテゴリが左右されてるということですね。
- kaitaiya
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少なくとも外形的な定義では間違いなく『小説』以外の何者でもないでしょう ただ小説でも既にジャンルが細分化されていますから『他の小説と1くくりにする』というのには若干抵抗はあるでしょうが・・・・・ メディアの分類、という視点ではアニメーションやコミックに対しては『小説』ということに落ち着くと思います。 前述したように小説もジャンルが細分化されているので大抵は『〇〇小説』みたいに(SFとかミステリー、恋愛等)呼ばれると思いますが? ですので今回の違和感の正体としては『ライトノベルを小説に含む』というより 『ライトノベル以外の作品を一緒くたに『小説』として1くくりにしている』だと思います。 ぶっちゃけライトノベル以外の小説をどれぐらい知っているのか?という話になっちゃうのです。 ライトノベル以外にもいろいろ読んでいれば『ライトノベルは小説の1ジャンル』といわれてもワリと簡単に実感できると思いますが・・・・ (個人的なこだわりは別にして) 『よく知っている(読んでいる)ライトノベル』と『よくわからない(読んだことがない)それ以外の小説』 と無意識のうち?に分類していればライトノベルとそれ以外ではものすごい壁が出来ているはずです。(苦笑) つまり全然別のものにしか思えません。 ですので『小説』と表現されると「それは隣なんですが・・・・」となってしまうのです。(爆) それに付いては視点の違いなんで先方の立場で考えてあげてください。 例えるならピザやさんの屋根付バイクと軽トラックとラフタークレーンとフェラーリなどのスーパーカーを一緒にするようなものです。 乗っているほうから見れば運転方法とかサイズとか免許の種類とかいろいろ違うんですが、 道路管理者側(道路公団や警察)から見ればみんな『車両』です。 信号機も制限速度も一方通行もみんな一緒・・・・というあたりかな?(笑) なおコレはライトノベル以外の小説を読むことを強要するものではありません。 あくまでも読書は趣味なんで自分の気に入ったものを読めばいいわけなんで・・・・その辺は誤解なきようお願いします。 ライトノベル専門の人と読書から外れた人との感覚の違いはフォローしてあげてください、というだけです。
0代から20代の読者を想定した、娯楽性の高い小説。会話文を多用するなどして、気軽に読める内容のものが多い。ラノベ。 と辞書にはありますし、私も全く同じ様に思います。 一応「小説」ではあります。ただし、「軽い 小説」。 でもまぁ、確かに私も、あれを「小説」というには違和感を覚えます。 が、「原作ラノベの」と言うのと、「原作小説の」と言われるのは、 会社や番組等に依って言い方が違います。 ラノベ、と言っている処もありますね。 大分話が脱線しましたが、あれも「小説」と呼んでも間違いは無いでしょう。 「文字だけで表現されている訳ではない」というのは、何か違う様に思いますが。 確かに、絵の力を多量に借りている作品もありますが、 一般小説と同じ様なライトノベル、というのもあります。 全てをひとくくりにすることはできません。