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質問者が選んだベストアンサー
時節柄、やや不謹慎となるかもしれませんが、 今回の大震災は景気回復の起爆剤になります。 なぜならば、復興させるには資金も時間も 必要となりますが、人間の本能として、元の 姿に戻す努力を行います。 私は震源地からは遠く離れた大阪にいますが、 神戸での地震以来、大阪の経済的地盤沈下が 続きました。大阪支店の縮小、本社を東京に 移転する。これらの出来事が日常的に発生し ていましたが、今回の関東の混乱ぶりを見る 限り、やはり機能は分散させる必要があり、 その動きが徐々に表面化しています。 我々は震災で失ったものを回復させるだけの 能力と体力があります。失ったものが大きい だけにパニックになっていますが、必ず復興 します。 ちょっと感情的になっていますが、亡くなら れた方々は帰って来ませんが、日本は復興で 景気が回復します。
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- SPROCKETER
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過去の歴史を考察してみましょう。 １９７９年スリーマイル島原発事故が起こった後、米国の原子力政策は反原発運動の為に行き詰まり、現状への不満からレーガン政権の新自由主義政策に世論が傾く結果を招きました。原発事故は政治的には変革を招く起爆剤なのです。 同じ事は１９８６年のチェルノブイリ原発事故後のソ連でも起こっており、改革派が権力を握った結果、ソ連崩壊、冷戦終結へと結び付きました。 現在、２０１１年に起こっている福島第一原発事故後も同じ歴史の繰り返しになるはずです。今後は行き詰った政策に対する不満から変革を望む声が強まり、反原発運動だけではなく、政治や経済に置いても大きな変革を望む人が多数派になる時節だろうと思われます。 今後は官僚主義に凝り固まった閉塞的な政治、未来がない経済政策のどちらも打ち倒すような大きな政変を期待出来るだけに、政治の季節に入っていると考えて良いでしょう。 強いリーダーシップを持つ指導者、夢と希望を叶える政策を前面に押し出して来る政治家が圧倒的な支持を得るのは間違いないです。 米国新自由主義、ソ連のペレストロイカのような大変革が日本でも始まるはずで、何も起こらなければ絶望した民衆が暴動を始めて、中東情勢のような事態になりかねません。 強い指導者が望まれる時代が始まっているのは事実です。
- dai1000
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＞今回の東北・関東大震災が景気回復の起爆剤になると思いますか。 景気回復とまでは行かないと思います。 と、いうのも、この震災のおかげで海外資産を売却する動きが拡大すると、円高が誘導されてしまい、輸出の減少がこの震災復興による景気の押し上げ効果を相殺するからです。 現在、日銀が資金を潤沢に供給していますが、この日本企業による資金の引き上げによっては世界恐慌も引き出してしまう可能性さえあります。 また、政府には金があまりありませんから、たいした震災復興ができない可能性もあります。 ただし、この震災をきっかけとして国家の歳入（４０兆円以上）くらいの政府紙幣を出すなどして、被災地以外にも公共事業が行われれば、景気浮揚になりますし、副次効果として円安誘導も可能になりますから、起爆剤になると考えています。
