どうして、自国の偉大な歴史を自慢しないのですか?
私が長年、抱いている疑問について質問したいと思います。
私は、子供の頃から外国に興味があり、特に歴史、それも四大文明に興味がありました。
そして、大学時代には、私の大学の外国人の教授や留学生などと積極的に交際し、その人達から母国の歴史や遺跡の話しについてよく聞いていました。。
その時、よく話しを聞いたのが、ギリシャ人、イタリア人、トルコ人、インド人、中国人などです。
そこで、この人達と付き合って感じた疑問は、「誰も自国の偉大な歴史を自慢しない。」と言うことです。
私の方から積極的に聞けば、自国の歴史や遺跡の話しをしてくれていましたが、こちらから聞かなければ歴史の話しが話題になる事など、まったくありませんでした。
私は、最初、”偉大な歴史を持つ国の人達”は、「我が民族は、半万年の長い歴史を有し・・・」とか「我が民族があれもこれも発明し、惜しげもなく〇〇に教えてやった。」とか 「我が国は〇〇の兄です。」などと自慢するものだと思っていました。
そして、私の疑問はまだまだ続き、どうして、あの人達は、誰も興味も関心なく、そんな話し聞いてもいないのに 「オリンピックはギリシャ人が始めたんですよ!!」などと言ったり、私が「ネパールカレー美味ぇ~」と言ったりすると 「インド人がカレーをネパール人に教えてやったんですぅ!!」などと言ってみたり、「実は中国人が印刷技術を発明したんですけど、知っていましたか?」などと言ったりしないのでしょうか?
これらの疑問を抱いて、私なりにその理由を考えてみたんですけど、”偉大な歴史を持つ国々”には、その文明や遺跡を研究する学者などが世界中からやってきます。そして、旅行者も時間と費用をかけて世界中からやってきます。
これらの国では、観光産業は数千億円から一兆円くらいの巨大な産業です。
この事は、つまり、自国に世界中から多くの人達が歴史と遺跡を見に来るということは、その行動自体が、「あなたの国の歴史は文句なしにすばらしい!!」と言っているのと同じです。
世界中の人達が行動によって、その国の歴史のすばらしさを認めているという事です。
ですから、”偉大な歴史を持つ国の人達”は、一々、言葉にして、「我が国は悠久の歴史があり・・・」などと言う:必要はないと言う結論に達しました。
海外経験豊富なみなさん、一体どうなんでしょうか?
お礼
ありがとうございましたー!超参考になる^^