日本の原発は、もう世界で売れなくなった？

質問

福島第一原発で、事故がありました。
このことで日本産の原発は世界で売れなくなるのではないかと考えています。

理由は、スリーマイル島原子力発電所事故があったとき、アメリカ産の原発は、それ以後まったく売れなくなったと聞いたからです。

このことから、同じように日本の原発はもう海外で売ることは、ほぼ不可能になったのでしょうか。
国内で新しい原発を作ることも、ほぼできないと思いますし、日本の原子力発電事業は、これで終了してしまったと考えていいのでしょうか？

是非詳しい方の、ご意見をいただければと思います。

回答No.1

kopanda116 · ベストアンサー

色々考えることができる議論だと思います．
国内で新しい原子力発電所を作ることができなくなったか？
という疑問にYESと簡単に言うことはできない状況だと思います．
そんなに簡単に言うことができるのであれば，原子力は廃れるべき技術です．

日本の原子力発電所は，
地震等の災害大国というイメージ上，最も安全な原発を作っていると考えられてきました．
そのため，世界中の国々では，その良いイメージが逆に，大きなイメージダウンに繋がっていることになります．
とくに，水素への引火が大きく報じられ，
いかにも原子力発電所が暴発したかのように世界中で報じられています．
私は，東京電力の原子炉の管理方法が悪いことが，今回，様々な事態が起きている原因だと考えております．

国として，どういう方向に向いていくかは，分かりませんが，
原子力発電なしで，電力をまかなっていくということは，
非現実的なような気がしてならないです．
現在，稼働中の原子炉を止めた場合，日本は慢性的な電力不足に陥ります．
というか，今現在の東京もそうでしょう．
他が我慢してくれているから，自由に使うことができるのです．
つまり，自由に電力を使用できなくなりますし，経済にも大きく影響を与えることになります．

回答No.10

sakg208

原発自体の受注が格段に落ち込みます。それによって海外販売は難しくなります。
ですが現在原発を造ることが出来るのは日米仏の６社の主要メーカーとロシアと韓国、中国ぐらいであり、また日本の会社は米仏と提携しています。
韓国や中国などは基本的な部品を国産で賄うことができず日本などから供給されており、安全性においてはその供給国に依存しています。
またロシアについてもチェルノブイリでの事故を起こしており、その頃からは変わっているとはいえ日本のメーカーよりも安全対策がとられていません。
受注があるとすれば主に日米仏の６社、３グループでありそのすべてに日本の会社が関わっているため不可能であるとはいえません。
今回の事故を教訓に原発の安全性をさらに高めていってもらいたいです。

回答No.9

k_kota

二つの意見がありますが、世界もそのように意見が一旦分かれると思います。

ただ、個人的には今回の問題はハードじゃなくて運用とか対応の面だと思います。
設置から実運用、非常時対応までをしっかり考えてやれば問題はなかったのではないでしょうか。

まだ少ししか情報はありませんが、どうも非常系の配置とかの設計がいけてなかったような気がします。

いずれにせよ、判断するのは海外の原発技術者です、そうだとすると日本製だけ売れないと言うのはあまり無さそうかなと思います。

回答No.8

nama777

「原発が」 売れなくなることはあるでしょう。
「日本製の原発が」 選択的に売れなくなることはないのでは？　水素爆発や停止後の冷却の問題などは、原発自身がもつ構造的問題だから。　「うちの原発なら日本製と違って安全です」 といえる国はないはず。つまり今回の事故で打撃を受けているのは世界の原子力業界でしょう。

とはいえ原発の代替となる発電ソースは簡単に見つからないので、短期的には電力料金が上がる形で世界の電力消費が抑えられるでしょう。それで結果的にＣＯ２排出は抑制されるだろうが、景気は確実に今より悪くなって１９３０年代みたいな状況になる。昨日からの世界同時株安はそれを見込んだ動きだったと思います。
長期的には、世界的に電気料金が上がることによって、これまではペイせずにお蔵入りになっていた代替エネルギーが再開発されるメリットはあろうかと思います。

＞日本製の原発はもう売れない
原発もそうだが、今回の事故でサザンの tsunami は永遠に歌えなくなったという声もあります。

回答No.7

masaaki509

日本製だからこそ、この程度で済んでると思えないのでしょうか？

しかも、耐用年数を大場にオーバーしてるにも関わらずにですよ。

ただ、今後次第に関わってくるでしょう、こののまま安定状態を維持できるか？最悪は爆発させてしまうかで、天と地の差が有るでしょうね。

回答No.6

ww0

これから世界的に反原発の時代になりますから、日本の受注も減少しますが、それに加えて仏評価レベル６の大事故を手もなく起こしてしまった日本製の原発技術は大きく評価が落ちてます。
各国の原発担当者が日本製を導入したくとも、各国国民・民衆が納得しないのではないですかね。
各国の一般国民の日本製原発に対する評価は地に落ちましたよ。

原発だけでなくその他一般の商品、、Made in Japan の製品に対する危険感も大きくなるのではないでしょうか。
政府バカ菅と東京電力は原発事故の対処に手間取っており、今後もより一層の核物質の拡散も予想されます。
関東地方一円に核物質が拡散しましたし、福島や関東地方からの人や物資や野生動物の移動によって日本全国にその核物質は広がって行きますから、たとえその放射能濃度は低くとも、各国国民の意識は Made in Japan は核汚染されているとの認識に成ります。
Made in Japan は世界市場で売れなくなります。

原発よりはむしろ、ソッチの影響の方が大きいのではないでしょうかね。
日本人よりは外国での方が福島原発事故を危険視してますよ。

回答No.5

kokubosino

逆ですよ

マグニチュード９で壊れなかった原発として、よく売れますよ。

他国なら地震の当日に崩壊してメルトダウンしてますから
それぐらい安全ということで　(^_^)v

回答No.4

nacam

>日本の原発は、もう世界で売れなくなった？
これには、二つの解釈が可能です。
ひとつは、日本以外の国の原発は売れるが、日本のものだけが売れないのか、世界的に原発の危険性が知られ、世界中の原発が売れなくなるのかです。
どうも世界の状況は、後者になりそうです。
ドイツなどは、原発の増設を延期し、再検討するようです。
インドやフィリピン、インドネシアなど地震の多い国では、原発を安全に管理できそうもないという事で、原発の設置の再検討に入ったようです。
「温室効果ガスを出さない、クリーンエネルギー」という売りが、「放射能を撒き散らす危険な物」となってしまい、原発の売りが無くなったことにより、世界的に原発市場の縮小が起きることは間違いないでしょう。
そういった意味で、原発が売れなくなるということは起きるとおもいます。

回答No.3

ogawa_sora

今晩は。
質問者さんは何か勘違いしていませんか。
地震で壊れたのではなく、二次災害の津波が原因で冷却ポンプのモーターに水がかかり運転不能になったのですよ。
地震の時は、ちゃんと自動停止し核反応は制御しています。
スリーマイル島は、通常運転中の事故なので問題が大きくなりました。（地震とかの外的障害なし）
つまり、津波の影響さえなければ、今回の未曾有の地震でも安全に停止できる最高技術の原発です。
その証拠に、女川の原発は何の問題もなく停止しています。（震度は女川の方が大きかったのでは）
今日の静岡の地震でも、浜岡の原発は問題なく稼働しています。
確かに、日本国内の原発建設は地元の人から反対されるので、かなり難しいかも知れませんが、化石燃料は枯渇するし、水力発電、風力発電、太陽光発電では大容量の電力は作れないので、結局は原発になってしまいます。
今回の事を教訓に、新たな基準を設定しより安全は原発が出来るのでは。

回答No.2

ultraCS

実際には現在国内で稼働中の原子炉のほとんどが一昔前の技術に基づいています。それでも、現時点では余談は許さないとはいえ、破壊的な状況には陥っていないと言えるでしょう。

実際には(語弊はありますが)今回の震災は原子力技術にとって大変貴重な実地での実験をしている状況です。これが成功するかしないかに世界が注目している状況です。曲がりなりにもこの事態を収めることが出来たなら、原子力の安全設計に対しての寄与は計り知れないものでしょう(逆に言えば失敗すれば壊滅的ですが)。

そういう意味では、現時点で簡単な結論を出すのはどちら側にしても軽挙妄動の誹りは免れないでしょう。
運転員や保安員が現地に踏みとどまって事態の収拾に精力を傾けて居ることこそ、最も雄弁な事態の説明だと思いますけどね。