- ベストアンサー
震災による資材価格について
当方大阪で工務店による木造新築を予定していた者です。 今回の震災により建材が不足して着工は難しいとの状況になりました。 阪神の時は1年ほどで建材の価格は震災前より下がったらしいですが、今回はどれくらいの期間が予測されますでしょうか。 一応工務店の話によれば今回も1年程で落ち着くはずだと言っています。 状況が特殊ですので、その他アドバイス等も頂ければ幸いです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様にはこころからお見舞いを申し上げます。 今回の地震は、阪神大震災と比べて広範囲に影響がでています。 しかも、計画停電や原発等の問題、流通のためのガソリン不足等の問題が重なり合ってその影響は、各業種、各職種に広がっています。 住宅関連では、東北から関東に住宅関連倉庫や、工場が多数あり、その工場や倉庫の大部分が被災しました。 よって、建築関係の資材は、現在、納期未定がほとんどで、中には、注文を受け付けられないところもあります。 大変入りにくい住宅建材としては、合板、コンパネ等、各種断熱材、各種集成材、床材、配管部材、カラーベストなどの屋根材、ルーフィング材、窯業系サイデイング、金属サイディング、カバー工法用屋根材、アルミサッシ、システムキッチン などです。 これから入りにくくなる部材としては、ガルバリウム鋼鈑などの外壁、屋根材等になります。 被災を受けた規模があまりにも大きいため、震災前の状態にもどるには、3年~5年はかかると言われています。 建築関係だけではなくて、他の業種の片手も同じと思いますが、いままでは、仕事の量が少ないので、仕事の量を確保するのに躍起になっていましたが、これから当分の間、注文があっても資材がないために着工できない状態が続くと思います。 会社としては、人件費や固定費は払いつづけ、入金は、ほぼ計画的にできない状態となればどのようになるのかお察しはつくと思います。 この地震は、被災を直接受けていない方にも、のどもとにやいばをつきつけられていると同じ状態となっています。 決して楽観はできません。 ご参考までに。
お礼
ありがとうございます。 私もあれこれ調べましたが、かなり情報が交錯していますので気長に待つしかなさそうです。 たしかに被災された方々優先なのはもちろんとは思いますが、仕事をしたいのにできずに倒産してしまう工務店等の事を考えれば政府は視野を広く持ってしっかり調整してあげてほしいです。 ありがとうございました!