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築25年木造住宅の土壁の修理について
25年前に地元工務店で、2階建ての木造軸組み注文住宅を建てました。 平成7年には阪神淡路大震災の激震地区にもかかわらず外見は軽傷で済んだのですが、和室3室の土壁がかなり傷んでいます。揺れが大きかったので、四隅は隙間が開き一部はひび、落ちているところもあります。素人の手作業で応急処置をしてなんとなく6年経ちました。土壁の修理としては、また全面を塗りなおすしかないのでしょうか?住みながら簡単に修理できる方法(ただビニールクロスは絶対に使いたくない)を教えてください。 それと、築25年なんて木造住宅はこの先何年くらい住めるものなのでしょうか?震災に遭っているだけに不安です。
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土壁は地震につよいんですよ! はっきり言って、20年以上前の住宅は耐震性に欠けます。ただ、土壁はそれ自身が耐力をもつため、土壁の部屋の多い住宅は地震に強いのです。さて、補修ですが、現在は土壁を塗れる左官職人も少ないでしょう。失礼な言い方になりますが、素人に簡単に補修できるような壁なら職人はいりません。きちんとした職人にまかせましょう。 それから築25年の住宅で、木造軸組で、どれくらい住めるか?状況にもよると思います。新しい建築基準に簡単に住宅の耐力壁を計算する方法があります。お近くの工務店にその旨相談し、耐力計算をしてもらうのがいちばんだと思います。また、良心的な工務店に頼めば細部に渡ってチェックしてくれると思います。 ちなみに、私は工務店の従業員ですが25年前でもきちんと施工してあればまだまだ大丈夫だと思います。その当時の住宅は(わたしの見る限り)ほとんどが立て替えた方が良いと感じますが、きちんとした工務店に頼んでいれば、木造軸組はぜったいに大丈夫です。
- 参考URL:
- http://www.mo-house.com
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- dotadota
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簡単の意味がひとさまざまで、判断の基準が別れるところです。かなりな補修まで住みながら行うことは可能です、一時移住は経費が掛かるのでできるだけ避けたいところです。修理内容、項目はそれを前提にして決めるべきでしょう。 土塗り壁はできれば専門の職人を入れてちゃんと補修したいものですね!費用はある程度掛かりますが、中塗り補修と上塗だけなので日数はあまり要りません。職人を動員して2,3日で済ます方法と、小人数で一部屋づつ仕上げる方法が考えられます。 木造のいわゆる在来軸組工法の住宅は手入さえしておれば何十年も住めます!手入とは改造です、衣類のりホーム(最近ははやりませんね!)と同じで年齢も家族数も変るわけですから、それに合せて小改造をすれば建物の傷んだところ、腐り始めているところが判り手入できます。要するに使い捨てが一番もったいないことだと思っております。
お礼
たびたびのご回答ありがとうございます。素人が口頭での説明自体に無理があるにもかかわらず、わかりやすくお返事くださりうれしいです。やはり一度専門的に見ていただくようになるべく早く考えてみます。その時点でまた疑問がわけばここで助けてもらえたらと思います。ありがとうございました。
補足
昨日は、ご回答ありがとうございました。専門的なご意見でとても参考になりました。 で、お聞きしたいのですが、「簡単に補修」と申しましたのは、その家には祖父母夫婦のみ住んでおり、左官屋さんに塗りなおしを依頼して乾くのを待つ時間など、つまり工程が長くかかるのではと心配があるからです。この壁の表面に板張りなどの補修の仕方の方がやりやすく、肯定的にも短くできないかなと素人考えですが、思いまして。 建物自体は、施工した工務店にははっきり言って不信感があり、同じところで相談・診断はするつもりはありません。他のところにしても見てもらうとすぐに直すようにいわれやしないかも心配です。 わかりにくい補足になりましたが、またご意見を是非聞かせてください。よろしくお願いいたします。