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原発の停め方:なぜそんなに難しいのでしょう?
地震発生からもう48時間もたっているのに、まだ原発を停止できてません。 なぜ、そんなに難しいのか教えていただきたいです。 普通は停めるのは、スイッチ一つでできるように作るものでは? そもそも、冷却装置なぞ動かさなくてもいいように、停めてしまえばいいだけでは? 再起動しやすいように、完全には停めたくないのでしょうか? 大変不思議です。どなたか教えてください。
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発電用に限りませんが原子炉で 利用しているのはウランの分裂 による連鎖反応だけでは在りません。 ウランの分裂が起きた後でさらに 核分裂は進みます。これは連鎖反応 により生じた原子核が不安定であり 中性子無しでも分裂するからです。 この様な分裂反応は数十の種類に 及びます。大半の分裂反応は熱を 放出します。つまりウランは多段階 の核分裂反応の最初のものです。 玉突き状態での核反応を分裂サイクル と言います。通常言われている原子炉 の停止とはウランの連鎖反応の停止の 事です。連鎖反応が停止しても分裂 サイクルは停止できません。原子核の 種類で決まる半減期を参考にエネルギー を計算しても約一週間は高熱が発生する。 運転中に匹敵するほどの冷却が必要です。 どんな手段を講じても原子炉は急には 止められません。
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- aokii
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電気に頼りすぎたというのもありますが、単純にリスク管理の設計ミスです。 さらに、地震や津波による影響を軽く見ています。 このような設計は基本的な考え方に誤りがあるとしか言えませんが、何が起きても冷却できないようになっているのは設計上の問題です。非常用発電機や冷却水が動かないのは管理ミス及び設計ミスです。 安全設計は単純なアナログの機械方式による自動冷却が一番です。 原発は原爆をゆっくり爆発させていると考えるといいでしょう。
- usbus
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とっくに止まってます。 地震発生直後に自動停止する仕様。
- 植松 一三(@jf2kgu)
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原子炉自体は自動停止しています 現在余熱が下がらないために、苦労しています 普通は純水を使って少しずつ下げるのですが、 今回はkれが何らかの影響で水が足らなくなったので、このままでは原子炉融解などを起こして、最悪の場合には、燃料棒が露出してしまうために、今回は海水を入れました、≪水が足らなくなったので、最後の方法として海水を入れたようです≫ これは、今後この原子炉を使えないと言う意味をしていて、最後の方法です
いえ、炉心そのものは地震直後数分で自動で停止済みですよ。 今は「冷却ができていないだけ」の状態です。 元々火力・原子力発電ってのは燃料燃やした熱で水蒸気を発生させて発電させるわけですから、効率よく熱を使うためむしろ逃がさないような造りになっているわけで、それが今回はあだとなっているようです。
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お礼
なるほど、よく判りました。 どうも、ありがとうございました。 核分裂生成放射性物質の核分裂過程で熱が出続けるわけですね。 それは、知りませんでした。 1週間もかかるんですね。 しかし、そうだとすれば、原発というのは、根本的な難点を抱えている ということになりますね。 安全に停止させるのに、安定した電力の供給が1週間以上なければ ならないということになりますから。 しかも、爆発を起こし、放射性物質を撒き散らしかねないとなれば、 なおさらです。 困ったものですね。