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射出、回転成型の特徴

「射出成型の短所としてテーパー角が必要。  回転成型の長所として逆テーパーでも可。」 というこの「テーパー角、逆テーパー」の意味が分かりません。 そもそも逆テーパーでも成型可能だと何が良いのでしょうか? 総合比較すると射出成型の方がかなり便利なようなのですが、 「回転成型の方が向いている」という具体例がありましたら 教えてください。

みんなの回答

  • keronyan
  • ベストアンサー率25% (31/122)
回答No.1

射出成型などでは、金型という物が必要です。 金型は製品の形を取る元になる物です。 たとえば成型したい物(たとえば人形)の周りに石膏でもまぶして固め、それを半分に割って人形を取り出すと 残った石膏にはその形が写っています。そこに粘度でもつめこめば同じ形の人形が得られると思います。 このときの石膏の役割をする物が金型です。 通常の射出成型では金型を金属で作りそこを掘って型を作ります。二つ合わせてその間に形を作ろうとする物が出来るように掘っています。 そこにプラスチックを溶かして流し込み、冷えたところで型を割って(元々割れているものを合わせています)成型品を取り出します。 型から成型品を取り出すのにうまく取り出せるように、型の奥より入り口を広げておくことをテーパーを付けると言います。 (プリンの様に広がっていると出てきやすいでしょう。) 射出成型ではこうなっていないと取り出しが難しくなります。もちろんこれが逆に奥の方が広がっていると(逆テーパー)全く出てこなくなります。 つまり奥より出口の方が大きくないと出来ないと言う制限が射出成型にあります。 (特殊な金型を作れば出来るんですけどね。) 回転成型について余り知らないのですが、HPとか見ると大型の物、パイプ状の物などが得意みたいですね。 中空の物で、逆テーパーのかかる大型成型品と言うところでしょう。

参考URL:
http://www.ogano.co.jp/se8.html
take_four
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「テーパー」、「逆テーパー」の意味がとても良くわかりました。 逆テーパーでも特殊な金型を作れば射出成型でも何とかなるみたいですね。 つまりほとんどの形は射出成型で可能だということになりますね。 実際いろいろな成型方法があるようですので、もう少しそれぞれの 特徴を調べてみます。ありがとうございました。

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