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入院中の痴呆老人が、なぜ突然静かになったのか?
痴呆で摂食障害のため、実母が札幌東区のとある総合病院に入院中です。 2日ほど前から、突然、おとなしく従順になってしまいました。 ほとんどしゃべらず、体も動かしません。 ただベッドに横になり、テレビを眺めています。 まばたきもあまりしていないようで、涙が出ていますが、 手でぬぐおうともしません。 意識はハッキリあり、手を貸せば起き上がれますし、歩いて トイレにも行けます。 でも、問い掛けなどに対する反応は鈍く、首を立てに振るだけです。 「意識は有っても、心、ここにあらず」って感じです。 また、常に小刻みに震えています。 看護婦さんに見てもらっても、 「いいえ、震えてないと思いますよ?」との答え。 我が家では4人で交代に付き添いしていますが、全員 が震えているとの認識で一致してます。 どんな目でみたら、震えてなく見えるのか不思議なほどです。 前の晩までは、同じ事を何度も繰り返し延々としゃべり続けたり、 言うことを聞かずに点滴用の針を勝手に抜いてしまったり、 夜中になっても眠らずに家に帰ると言い張りベッドから起き上がろう としたり。 かなり、同室の患者さんや看護婦さんには迷惑を掛けたようです。 それが、突然前述の状態になってしまったのです。 看護婦さんに「鎮静剤でも使って下さったんですか?」と聞いた所、 3秒くらい私の顔をみたまま言葉に詰まった後、 「いいえ、お薬はなにも変わってませんよ。いつもと同じです」 との答え。 実はその日の昼間、見慣れない点滴をしたのを父が覚えていました。 その事を看護婦さんに投げかけてみたところ、タンパク質不足のため それを補う点滴だとの答え。 答えの真偽はともかく、やはり「いつもと同じ」ではなかったのです。 どなたか、母がおとなしく従順になり、小刻みに震えている理由を 教えてください。可能性でも結構です。
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それも痴呆の症状だと思われます。 家の祖母もそういう症状がありました。 動と静を繰り返すものでした。 鎮静剤を打たれたのではとの疑問ですが それによるものではないと思われます。 鎮静剤では痙攣はたしかよほどの量でないかぎり でないと記憶しております。
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- kurione
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痴呆には色々なタイプと色々な経過があります。 脳のある部分が変性していくのが痴呆ですが、場所と進行の程度により皆違います。 大変失礼かとは存じますが、少し誤解があるようなので訂正させていただきます。痴呆患者さんが病院に入院する場合は痴呆の治療でと言うことではありません。この痴呆は、薬では抑えられません。そしてこの痴呆を悪化させるもの、急速に症状を変化させるものが、入院です。入院という状況は刺激(目、耳、鼻、舌)が極端に少ない状況でどうしても昼夜逆転してしまいます。訳が分からなくなって、暴れるて点滴を抜いたりする様になります。私は外科医でしたが、痴呆患者の手術に関して、1週間で痴呆がかなり進行する可能性が高いと家族に言っておきました。 お母様の場合、摂食障害と低栄養に対しての治療をするための入院なのです。低栄養状態は肺炎などを起こしやすくするので、改善できればしたほうがよいのです。従って病院においては、まず自分の口から可能な限り摂食させ、不十分な場合はアルブミンとかアミノ酸の点滴をします。処置としては一般的なものです。かたや、痴呆そのものに対してアプローチしているのが老人養護施設です。ここでは集団生活の中で、様々な刺激がある環境を作りだし、痴呆の進行を遅らせ様とします。特別な薬等の治療はこの施設自体では行いません。 お母様のケースは、静止時振戦と、せん妄と思われます。この二つも痴呆の際によく見られます。静止時振戦はパーキンソン氏病という脳の変性疾患でみられます。この場合脳の変性がある場所も侵したためで、 パーキンソン症候群と呼ばれます。これはパーキンソ ン氏病とは症状が似ているだけで、全く別のものです。パーキンソン氏病は薬がありますが、残念ながら、症候群には効果ありません。ただしせん妄は改善する可能性があります。一番の方法は退院ですが、栄養状態不良、体調不良で退院されても、家ではとても 見切れないと思います。
お礼
ありがとうございます。 とても解かりやすく納得のいくお話です。 私達家族にとっても、もともと今回の入院は、 「痴呆の治療」が目的ではなく「摂食障害と低栄養に対しての治療」 が目的でした。 この点についてはと「私達家族の希望」と「病院の診療」は完全に 一致していました。(本日退院した為もう過去形になります) 問題は、 神経科管轄で投与していた、何種類かの薬なのです。 そしてそれらを使うに当たっての、「目的」や「期待できる効果」や 「予期される副作用」などについての説明不足なのです。 なぜ、説明してくれないのでしょうか? ましてや、こちらから聞いているのになぜ正直に答えてくれないのでしょうか? 理解に苦しみます。この「インフォームドコンセント」のご時世に。 当初の質問文にも書きましたが、 なぜ「震えてる」のに、「震えてない」と言うのでしょう? なぜ「投与している薬の種類が変わっている」のに「いつも通り」と 言うのでしょう? 今回の件については、「グラマリール」という薬が新たに投与されている 事が最終的に判明しました。当然、必要性があっての投与と理解しています。 「突然、静かで従順になり小刻みに震える」と言う症状は、まさに この薬が持つ「期待できる効果」と「予期される副作用」そのもの である事も本で確認できました。
- buran
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自信も確証もありませんが、躁病の治療に使う気分安定剤「炭酸リチウム」を投与されたのでは? 普通錠剤で投与されるものですが、中毒量と効果が最大になる量が接近している薬で、私自身躁うつ病の治療の途上で飲んでいますが、血中濃度が上がると手が震えたり身体が震えたりしました。この震えが典型的な炭酸リチウムの副作用です。(あと吐き気・嘔吐があります。) ただ、この薬は急に効果が現れるものではないので、違うかもしれません。鎮静剤などの可能性もあります。
お礼
ありがとうございます。 今のところ、吐き気や嘔吐の症状は出てないです。 但し、今日突然、血液検査が行われ、その結果、あす輸血が決定しました。 (既に土曜日の退院が決まっている今ごろになって突然!?) 看護婦の説明では、検査の結果、貧血状態であるとの判断から だそうです。 どう思われますか?
- Eivis
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痴呆の方は時々正気に戻ったり、狂気のようになってみたりと、陽気になったり沈んだり、周囲の人間を戸惑わす事が多いですね。 私も親父を見ていたとき、ちょうど電気の接触不良とよく似た感じを受け悲しい想いをしましたが、これは止むを得ないと思います。 多分いろいろな神経の接触先があって、その日その日で違う回路に繋がっているのかも知れません。
お礼
どうもありがとうございます。 やはり痴呆には陰陽の波があるという事ですね。 では、小刻みな震えについては、どう思われますか?
お礼
どうもありがとうございます。 痴呆に動と静の波がある点については、やはり周りいる痴呆老人介護経験者の 皆さんもおっしゃる所です。 では、小刻みな震えについては、どう思われますか?