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水は摩擦を大きくさせる?小さくさせる?

本のページをめくったり,スーパーのレジ袋を開くときに,指を少し水で濡らすと,簡単にできますよね.一方,床や道路が濡れていると,滑りやすくなります. 同じ水なのにどうして摩擦を大きくする場合と,小さくする場合があるのでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

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  • liar_adan
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回答No.1

水の分子と、紙やビニールの表面の分子は、 「ファン・デル・ワールスの力」や 「水素結合」で引き合っています。 物体の隙間が、分子程度の大きさだと、 これらの力が働いてくっつきます。 たとえば、数センチぐらいの小さな磁石が、多量にあると考えてください。 それを2枚の鉄板の間に適量挟むと、磁力で、鉄板が動かなくなるでしょう。 すごく大雑把なたとえですがそんな感じです。 隙間の幅が分子よりずっと大きくなると、 間は水なので、自由に滑ります。 まとめると、隙間の幅、それから物質の種類によって滑るか着くかが変わります。 道路などは凸凹しているから、分子程度の幅にはなりにくく、滑りやすくなります。

noname#32493
質問者

お礼

「ファン・デル・ワールス力」,「水素結合」・・・・ 昔,授業で習ったような記憶がありますが,いずれにしても,隙間が小さいと摩擦(というか結合力)が大きくなり,大きいと浮いて滑りやすくなるんですね. ご回答ありがとうございました.

その他の回答 (1)

  • First_Noel
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回答No.2

追記しますと,道路などで水があるとすべるのは, その物体が水の浮力で若干浮くので, 本来物体と道路との摩擦が働いていたものが, 垂直応力が小さくなるので,その摩擦が小さくなるのが原因です.

noname#32493
質問者

お礼

浮力も関係あるんですね. 自動車のように重いものでも,路面が濡れているとタイヤが路面に密着しないことをタイヤメーカーのカタログだったか,CMだったかで見た記憶がありますが,あれと同じなんですね. ご回答ありがとうございました.

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