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感情と生理的な反射との関係についての質問です。
鍼灸理論の陰陽五行図の情報によりますと、 「感情」と「経絡」との関係(縁)の存在が報告されておりますが、 それぞれの内臓の側で具体的にどの様な生理現象が起きているのかが、 未だに『十分に』分かりません。 西洋医学との照合が的外れになっている、と感じられる方もがいらっしゃるのでしょうが、 安易な判断は勿体無いですから、畏れ入りますが、見解の提供を御願い致します。
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『若し要素還元論の様に「視聴覚」に頼らなければ、「二重盲検法」を適用させられませんでしょうか?』 私見ですが、「二重盲検法」で起こった現象、そこからの効果判定はありうると思います。私も「赤色」でゆるみが出るのを見たり感じたりしたことがあります。 経絡の存在とはすぐに結びつかないかもしれませんが、そうしたデータを取っていくことは大事なのでしょうね。 それでも、そうやって臨床家の方が高い意識で臨まれていることが素晴らしいと思いました。 経絡図譜「潜象界からの診療」実践編 http://amzn.to/grT1Pm ご存知かもしれませんが、こんな本も出ています。 新しい時代は各分野で動いてきていると感じています。
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- CatwalkPoison
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五行図の各項目の組み合わせは、そのものの経絡の状態を調整しているのではないです。 相生相剋関係の矢印の先に向かって効果を提供していますので、 処置の手段に属している、という事情を見落とさない様に気をつけて下さい。 確かに、某マクロビオティックの教えでは五行の項目の組み合わせにも陰陽理論を強引に適用させまして、それ等の組み合わせの経絡への直接的な効果を訴えようと試みていますが、それはあくまでも桜沢如一氏の利己的な解釈であり、例えば「心経・小腸経の『火』」を弱めるべく、「苦味」が其処へ盛り込まれているのでは御座いません。 寧ろ、苦瓜の苦味の健胃効果が五行の矢印の向きの通りに機能している、という仕組みへの失念が御座いますと、他の項目の組み合わせの妥当性が損なわれます。 従いまして、そう考えますと、「中心の経絡から2対が例外化されて、それ等が5対の組み合わせに絞り込まれた」、という理由もが即座に明らかになり得ましょう。
お礼
私にとりましては、別段に構わないのですが、別ページ(http://okwave.jp/qa/q6807797.html)のベストアンサーへの反論の意図もが、その回答には盛り込まれているのでしょうか?
補足
それを見落としていますと、確かに二重盲検法型の調査が失敗し兼ねませんでしょうね。 詳しい解説を賜れまして非常に嬉しく思います。
- JidousyaGaisya
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感情は唯のエラー信号でして、 『「無心」の維持』こそが東洋哲学の目標になっています。
補足
有り難う御座います。 閃きが吸引(インスピレーション)される際には、経絡上の偏りを払拭させねばなりませんね。
- tanosimoulife
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詳しくはありませんが、感じたことを書きます。 感情はエネルギーです。各臓器との関連性もあるようです。 経絡も当然、エネルギーです。 それぞれ眼に見えないエネルギーの作用によって動いていると思います。 しかし分かりやすいのは、感情です。 感情は自律神経系、免疫、内分泌系を介して直接身体に働きかけます。 感情、あるいは感じている気分、イメージによって、 ドキドキする場面を想像したり、感じるだけで、実際に心拍数は上がりますし、 レモンの汁を口に含む想像をするだけで、唾液の分泌が促進されます。 見えないものを、見えるものと同様に観察するには制限があります。 十分に分からないところが出てくるのは、科学的アプローチの現在の限界によるところです。 そのため、個人的な感覚を磨いていく必要があると思います。 現在のところ、この分野に関しては客観的なデータや理論ではなく、 個人的な経験値、データを積み重ねていく必要があると思います。 その上で、分析、結論を導いていかれてはどうでしょうか。 臨床家には自分自身がデータを積み重ねていく、そうした態度も大事だと考えています。 私は鍼灸師ではないし、個人的な考えにすぎませんが、 お役に立てばと思います。
補足
有り難う御座います。 長く削除せずに御待ちしておりましたので、 送信を賜れまして非常に嬉しく思います。 但し此の問題は難し過ぎますでしょうか? 感情がどんな影響を経絡反射に及ぼせるのかを知りたい、 と願っておりました。 因みに折角の貴重な機会に恵まれましたので、 御存知の内容なのかも知れませんが、 東洋医学の臨床現場で検証された奇妙な現象を、 次に紹介させて頂きます。 其の技術は「筋診断」法と呼ばれています。 其の団体からの報告によりますと、 『色彩は目だけで認識されておらず、掌へ固有の色彩の媒体(色体)を握らせますと、其の色に関わった経絡の途上の筋肉の異常な緊張が解(ほぐ)れる』と言われておりまして、実際に私の経験でも其の通りに適切な色彩が選ばれますと、鍼が入りやすくなっていますので、 こういう風に「視聴覚」に依存しない経絡反射のことを 世間の方々にも知って頂ける展開にも繋がり得るのではあるまいか、 と期待しまして、此の質問を提出させて頂きました。 従いまして、此処で締め括らせて頂くのが勿体無く思われますから、 追加の質問をさせて下さい。 『若し要素還元論の様に「視聴覚」に頼らなければ、「二重盲検法」を適用させられませんでしょうか?』 勿論乍ら私見でも構いませんから、御意見を頂けませんでしょうか?
お礼
#4の方が指摘して下さっている内容と関わりますが、極端な某一説では、体内の飲食物通過経路と体外とをトーラスだと見做していまして、7色の塗り分けとの関係を見出そうと試みている様です。
補足
有り難う御座います。 「西洋近代的な二重盲検法が 時間的な継起から開放され得るのか否か」が、 東洋医学の進歩の為にも重要なのでしょう。