第一にビジネスはビジネスであり、金儲けだ。そこは絶対であり、どうしようもなく絶対である。
だからそこにいる人は金儲けをしてる人だ。カネ貰ってる以上、金儲けのプロであり、
子ども好きの優しいお姉さんも、女性差別的でひねた性格のおっさんも、業務に就いてる時は、
一切関係なく、数字で評価される。プロとしてね。
そこはシビアに見たほうがいいと思う。
第二に人間として新人の性格は気になる。当然だ。一緒に働くんだし、「あんまり仕事できないけどいい奴なんだよなあ」みたいな奴はいる。そこは間違いなく。
その場合「○○な人です」と100回言うよりもエピソードで評価されることが多い。
僕は昔、くだらない事なんだけどミスがあってかなり遅くにクレームの電話がかかってきた。実は僕のミスでもなかった(社内の別の人のミス。担当が僕)。
でも責任を感じて、そこは遠方だったんだけどすぐに謝りに行った。社に戻ったのは12時近かった。
そしたら「それ」が「こいつは信用に値する奴だ」評価されて取引が増えた。それまで何ヶ月もやり取りしてたし、僕はデカいミスしたわけだけど、それが逆に評価の対象になったわけ。
この手の「誠実さ」はマニュアルで習えるものでもない。
で、経験則で言えば、そいいう不測の事態の時ほど、他人の責任にしたり、動きがとろかったりする人が多い。自分的にはふつうのことでも、他人にはなかなかできないのだな、と。それを見て初めて「自分はこの分野では有利なのかもしれない」と思ったりするわけ。
また、もちろん僕はそんなもの狙ったわけでもなく、自分でも誠実だとも思っていない。
でもそういうエピソードを話せば誠実だ、と思われる可能性が未だにかなり高いわけ。
感受性はデザインや広告なら評価されやすい分野でもあるし(だからこそ志望したってのもあるだろうし)それは言ったらいいんじゃないのかな?
ただ「あえて言わない」のも手です。
こないだ35歳ぐらいの女性と話したんですけど、すごく感じがいいんですね。
明るくてはきはきとしてるし、はっきりモノを言うけど前向きな感じだから悪く聞こえない。その人は同世代の男性も「○○君」って言うんですね。これはちょっと珍しい。
たぶん「自分は○○だ」ってカテゴライズせずに生きて来たし、それで色々と得してきたと思うんですね。でも彼女が「自分は○○だ」って意識してたら、それによる損得も計算してるだろ、って勘繰ってしまいますよね。そうなるとそういうセルフプロデュースが結局は、彼女自身の首を絞めてる事になる。
君もそれをアピールするよりも
「漏れ伝わる」方がより強いアピールになるかも、ってのは思ったりもしますね。
お礼
参考になりました。 どうやってアピールするのかばかり考えてしまっていて、色んなことを見落としていた気がします。 ありがとうございました!