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太陰周期(メトン周期)はなぜ19年なのか
ある本に、太陰周期(メトン周期)の説明として 「ある日のユリウス暦日と月の位相とが同一となる周期、19年」 と書いてありました。これは、 (経験的に19年らしいことが分かっていて、) 1.ユリウス暦では4年に1度うるう年があるので一年の長さを365.25日として、これと19の積である6939.75 2.平均朔望月29.530588と235の積6939.68818 1と2で求めた積の差が極めて小さいから、そう定めたのでしょうか。 上述した私の推測が正しいか、正しくなければその理由を教えて下さい。 よろしくお願いします。
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- tocoche
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回答No.1
メトンの周期は紀元前440年頃にメトンという人が発見したので、現在のような高精度の観測ができるわけもなく、「経験則」であることは間違いないでしょう。 月の軌道は長い年月で見ると地球から遠ざかっていっており、周期も長くなっていきます。 となると、メトンの周期が19年というのは、この時代だから発見された「偶然」ということになります。 また19太陽年を365.2422×19=6939.6018日とすると、すでに「ぴったり19年」から外れつつあることになります。
お礼
ありがとうございます。 「ぴたり19年か?」という事が引っかかっていましたが、考えてみると、 「ユリウス暦日と月の位相が同一となる周期は、19年に近い値で変動する。」 「メトン周期は、19年と定められている。」 と言うことですね。